わびずまい

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きのうは、夜の回で「めがね」を見てきた。
じぶんのまわりで、ぽつぽつ話題になっていたため。

情景がきもちよさそうで。春の海をながめながら、黒ラベルを飲むシーンが、たびだびでてくる。
それがまた、おいしそうなんだな。

でてくる食べもの食べもの、撮影用にきれいなかんじ(CMにでてくるような)じゃなくて、実際にたべてもおいしいだろうなという映り。
朝ごはんなんか、そりゃもう豪勢で。

きっと、いそがしくて気持ちもからだもいっぱいで、という状態の人がみると、映画館からすっきりした気持ちででてくることができるのではなかろうか。

そういう点で、ざんねんなことに、しっかりひたってかえってくる、という話ではなかった。あくまでも、わたしにとっては、ですが。
現実生活で、ひねもすのたりのたり、しているからでしょうな。
なんだか、かすかにもやもやっとしたものを抱えて、映画館をでた。

それでも、DVDじゃなく、映画館で見ることができたのはよかったです。水のある風景でのごはんのシーンがおおくて、それにはとてもひかれるし。
人々の感想をきいてみたい。

そうそう、でてきた宿のキッチンが、とてもいいかんじでした。
うちとはおおちがい。ううむ、なんとかしなくては。(気概だけ)


帰り道、一日だれとも話をしていないことに、ちょっぴりうちのめされて、なんだかこれではいけないと思い(なぜだろう。よく考えたらべつにいけないことでもないですね)、おなじみのお店により道をする。
「めがね」の、なかまとのゆっくりしたごはん、そういう情景に刺激をうけたためか。

久しぶりに顔をあわせるお姐さんたちから武勇伝を聞き、元気をもらってから、うちにかえる。
かねてより、めっぽう色っぽいとおもっていた人々だったが、つくりからなにから、もう自分とはぜんぜんかけはなれていて、圧倒されてしまったことであった。

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わびずまい

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きのうは、夜の回で「めがね」を見てきた。
じぶんのまわりで、ぽつぽつ話題になっていたため。

情景がきもちよさそうで。春の海をながめながら、黒ラベルを飲むシーンが、たびだびでてくる。
それがまた、おいしそうなんだな。

でてくる食べもの食べもの、撮影用にきれいなかんじ(CMにでてくるような)じゃなくて、実際にたべてもおいしいだろうなという映り。
朝ごはんなんか、そりゃもう豪勢で。

きっと、いそがしくて気持ちもからだもいっぱいで、という状態の人がみると、映画館からすっきりした気持ちででてくることができるのではなかろうか。

そういう点で、ざんねんなことに、しっかりひたってかえってくる、という話ではなかった。あくまでも、わたしにとっては、ですが。
現実生活で、ひねもすのたりのたり、しているからでしょうな。
なんだか、かすかにもやもやっとしたものを抱えて、映画館をでた。

それでも、DVDじゃなく、映画館で見ることができたのはよかったです。水のある風景でのごはんのシーンがおおくて、それにはとてもひかれるし。
人々の感想をきいてみたい。

そうそう、でてきた宿のキッチンが、とてもいいかんじでした。
うちとはおおちがい。ううむ、なんとかしなくては。(気概だけ)


帰り道、一日だれとも話をしていないことに、ちょっぴりうちのめされて、なんだかこれではいけないと思い(なぜだろう。よく考えたらべつにいけないことでもないですね)、おなじみのお店により道をする。
「めがね」の、なかまとのゆっくりしたごはん、そういう情景に刺激をうけたためか。

久しぶりに顔をあわせるお姐さんたちから武勇伝を聞き、元気をもらってから、うちにかえる。
かねてより、めっぽう色っぽいとおもっていた人々だったが、つくりからなにから、もう自分とはぜんぜんかけはなれていて、圧倒されてしまったことであった。

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おきぬけに

きのうの木曜日、かねてから予定されていた、PET/CTの検査を受けてきた。

それなのに、その前日の水曜日に、とつぜんお酒の会になってしまったものだから。

いや、ごはんだけですませられなかった自分がよくないのですけどね。
(だって、ひらめのおつくりとか。しらこのてんぷらとか。あなごにこごりとか。さばの押し寿司とか。飲まずにすますのは、拷問だとおもう)

とんとんとお酒がすすんだおかげで、検査当日の朝は、まだばっちりお酒がのこっている状態だった。
朝のバスも異常にこんでいる。朝一の検査だったのだが、ぼーっとしたまま、病院にむかった。

絶食だけれど、水分はとってよい、というものだったので、たすかった。これで、水がのめないとなると、かなりきびしいと思う。
PETははじめて。かなり、わくわく。

薬剤をゆっくり注射でいれたあと、ペットボトルの水を渡され、実際の検査が始まるまで、1時間ほど別室で待機する。
案内をしてくれる看護師さんが、あまりにも応対がていねいなので、まるで病院ではないみたいである。

検査自体は、ぼおっとしているあいだに、あっというまにおわった。
からだを固定され、頭も固定するので、まるでミイラみたいです。
あと、あほのように高い、ときいていた検査だったけど、ふつうに点滴一本ぶんくらいですんだので、かなりひょうしぬけ。

病院から帰って、なんだかみょうにくたびれたので、夕方までねむってしまった。

そのあと、いつものようにお茶のお稽古。
新規ではじめられた方がやっている、略盆手前をみていると、それについてもさっぱりおぼえていないことに気づかされる。
このお手前は、ポットのお湯でもできるとかで、気さくなかんじで、すきだったのだがなあ。

きのうのお菓子は、ときどき登場する、みどりのもろもろの、冬バージョン。
みどりのかたまりの上に、赤い玉がぽんぽんと、ふたつ。
クリスマスか?

と思っていたら、まんりょうを模したものでした。冬やのう。

検査の結果はまた後日。
それまでは、そんなことはすっかりわすれて、のんびりすごしてしまうことでしょう。

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えねるぎー

結局、きのうはじわじわと吐き気がとまらず、また足のしびれもつづいて、夜はねつけず。ぼやぼやと明けがたまですごす。

明けがたになって、すこししびれもおちついたので、あたままでふとんにくるまって、ねむってしまった。
あたたかい。

おきたら、雨あがりの空気。

午後から、近辺をさんぽし、郵便局や銀行によって、またうちにもどってくる。
しばらく休憩したのち、だんだん体調がおだやかになってきたのが自覚されたので、ゆっくりと着物にきがえて、着付けのお稽古にいってきた。

きょうは、名古屋帯のかわりむすび。ふくらすずめなどを、よちよちとかたちづくる。
ほかの人をモデルにして、着付けていくんである。

うーん、これは、自分用にむすぶのは、至難の業だ、とおもった。
はなやかで、かわいらしいむすびかたなんだけど。

帰宅して、ゆっくり晩ごはん。
昼間にでかけたおりに、近所の魚屋さんで調達しておいた、つのぎ(肝たっぷり)と地元のかわいいしいたけでおなべ。みる貝のおさしみ。ブロッコリのおひたし。

かんたんであっても、なにかつくって食べよう、と思えると、もうだいじょうぶな気がする。

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うろたえる

きょうは病院。いつもの点滴コースのまえに、肝臓のエコー(というか腹部エコー)がある日だ。そのため、いつもより早めにしたくをして、でかけようとおもっていた。

朝、ぼーっとした、覚めきらないあたまのまま、したくをする。
冷蔵庫にあるもので適当におべんとうにして、そのついでに、ささっと朝ごはんをすます。

ここまで、ほとんど無意識の行動なんである。
その直後、はっと気づいたのだった。

きょうは絶飲食だったのだ・・・。

うーん、やってしまった、まあでも、やってしまったもんはしょうがない。
こういうの、前日までは覚えていたりするのに、当日になってすこんと抜け落ちることが、よくあるのだった。

リジェクトされるかもしれないなあ、でも延期になるとしたら、早めに行っておかないと、かわりの人の予定もいれられないだろうなあ、と。
しおしおとさらに予定より早くにでかけていく。←とてもめずらしい行動。

とりあえずさきに採血をすませ、とぼとぼエコーの検査の受付まであるく。去年うけたときから、改装されて、検査室が、とてもきれいになっていた。

というか、この病院、常に常に、改装しつづけているのだよねえ。改装工事をしていない時期を、いままで見たことがない。
年中、年度末の道路状態なんである。

あかるくなった検査受付にて、衆人環視のなか、「ご、ごはん、たべちゃったんですけど」「お、おかずもたべちゃったんですけど」としょぼしょぼ自己申告する。
ああもう、いいおとななのに、はずかしいです。

検査技師さんや主治医と連絡をとってくれたもようで、なんとかこのまま受けることになる。主要な目的は肝臓で、胃や腸ではないし。
ほっとするやら、なさけないやら。

たくさん待っていた人々の大部分は、予約診療の人ではなかったみたいで、「予約優先だから」と、そのまま早い時間から検査を受けることになった。
検査、胃の中のごはんもばっちり映っていました。そりゃそうだ。食べてたせいで、胆嚢もちぢんでいた。

本来の検査の予約時間にはもう終わっていた。つぎの診療まで、まとまった時間、ひまになる。気もぬけたことだし、お茶をしながら、のんびりすごした。

診察も、すぐによばれる。

先日の骨シンチの結果と、きょうの肝臓エコーの結果は、異常なし。
肝臓に血管腫があるみたいだけど、心配ない、とのことだった。これは去年も言われたし、まあ、ほっといていいんでしょうねえ。
いままさに治療している過程でもあるし、この段階で転移がみつかってたまるか、とおもっていたので、わりとのんきに結果をきくことができた。

おなか注射もずばっとすませ、点滴をうけに上の階へのぼっていった。

点滴、きょうはいつもより落ちがわるくて、たびたび看護師さんや医師が確認に来る。もれてない?もれてない?と、何度も聞かれるのだった。

そんな日もあるのでしょうね。右腕にばかりうっているので、きずのなおりがへんなかんじになってきていると、また指摘をうける。がんばれ皮膚。

おわって針をぬいたあと、その場でよそみをして、また腕をみてみたら、血がとまってなくて、机や血圧計まで血まみれにしてしまった。ワッテでいちおうおさえてあったんだけどねえ。
おどろいて、「わあ」とおおきい声をあげてしまう。
まわりですやすや眠っていたみなさん、すみません。
看護師さんが、ああこりゃあびっくりするねえ、ときれいにふいてくれる。

ちょっとやすんで、またいつものようにとろとろうちに帰る。
いまのところ、そんなに気持ちわるさもなく。このまま、さりげなく経過していってくれたらいいのだけど。

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いかにせん

今週末は、映画を三本。「ボーン・アルティメイタム」、「厨房で逢いましょう」、「グレン・グールド」。

ボーン・アルティメイタム、は。やっぱりというか、ハリウッドちっくな疾走感。
ばーっとびゅーっとはじまって、そのままのいきおいで、最後まですすむすすむ。
こういうのも、たまには、いいかも。
映像も、こまぎれになっていて、きれいだった。

厨房で逢いましょう、は。
ドイツ版アメリ、みたいなかんじだとおもったのだけど。どうでしょう。ほかの人の感想を聞いてみたい。

パンフレットなんかだと、天才シェフと平凡な主婦のあいだの恋愛感情、ってかんじだったけれど。
わたしにとっては、すごく不思議ちゃんな女性でした、その主婦は。ええ、これが平凡な人なん?って、何度もおもった。
さいごのあたりで、どんでんもあって、たまげる。
そういいつつ、なんだか変わった、いいものを見たな、という気持ちになったのも、おとぎばなしっぽくてよかったです。

グレン・グールド、は。
グレン・グールドの演奏と生活をとりまく、ドキュメンタリー。
これも、映画館で見て聴いて、よかったなとおもった。
あの超絶技巧な指づかい。
いそぎんちゃくのようである。
神様になにかとくべつなギフトをもらった人なのだなあと、しみじみ。

それぞれに、非凡な才能とか能力をもった人々が主人公だったわけで。
それだから、映画の題材になるのだろうけれど。

映画を見よう、見たい、という欲求からというより、映画館まで(あるいはほかのどこかまで)歩きたかった。

暮れの週末は、まちなかも、それなりににぎわっていた。
人々の買い物をするさまを、ついじっくりとながめてしまう。

そんな冬の日。

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あまんじる

きのうは、ひえる一日だった。木枯らしっぽい風がふいてて。

午後から、職場にでむいて、しばらくすごす。
ふだん、なかなか話すことのない方が、めずらしくたくさん話をしてくれた。
そういうのって、ちょっとうれしい。

夕方からは、お茶のお稽古だった。一週間は、はやいです。

今回のおかしは、「未開紅」というらしい。
なまえのように、とじた梅を模したもの。すこし、時期としてははやいのだけどね、とのことだった。
梅というより、折り紙でやっこさんを折るときの、製作過程のように見える。
スクエアで、きりっとしたかたち。

今回の茶杓の御銘は、「無事」。
一年を無事に終えられますね、ということが、なによりのごちそうなのだということだ。
なるほどねえ。

所作については、あいかわらず。はあ・・・(ためいき)。

先をいっているひとびとが、厳寒の時期だけの形式で、お茶をたてている。ちゃわんが、たてながなのだ。
そういうのも、あるのねえ。

いろいろ目新しいこともおもしろそうだけど、いまの手前のことが、せめてちゃんとできるようになればなあと、もう何度目かもわからないけど、今回もおもったことであった。

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わびずまい

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きのうは、夜の回で「めがね」を見てきた。
じぶんのまわりで、ぽつぽつ話題になっていたため。

情景がきもちよさそうで。春の海をながめながら、黒ラベルを飲むシーンが、たびだびでてくる。
それがまた、おいしそうなんだな。

でてくる食べもの食べもの、撮影用にきれいなかんじ(CMにでてくるような)じゃなくて、実際にたべてもおいしいだろうなという映り。
朝ごはんなんか、そりゃもう豪勢で。

きっと、いそがしくて気持ちもからだもいっぱいで、という状態の人がみると、映画館からすっきりした気持ちででてくることができるのではなかろうか。

そういう点で、ざんねんなことに、しっかりひたってかえってくる、という話ではなかった。あくまでも、わたしにとっては、ですが。
現実生活で、ひねもすのたりのたり、しているからでしょうな。
なんだか、かすかにもやもやっとしたものを抱えて、映画館をでた。

それでも、DVDじゃなく、映画館で見ることができたのはよかったです。水のある風景でのごはんのシーンがおおくて、それにはとてもひかれるし。
人々の感想をきいてみたい。

そうそう、でてきた宿のキッチンが、とてもいいかんじでした。
うちとはおおちがい。ううむ、なんとかしなくては。(気概だけ)


帰り道、一日だれとも話をしていないことに、ちょっぴりうちのめされて、なんだかこれではいけないと思い(なぜだろう。よく考えたらべつにいけないことでもないですね)、おなじみのお店により道をする。
「めがね」の、なかまとのゆっくりしたごはん、そういう情景に刺激をうけたためか。

久しぶりに顔をあわせるお姐さんたちから武勇伝を聞き、元気をもらってから、うちにかえる。
かねてより、めっぽう色っぽいとおもっていた人々だったが、つくりからなにから、もう自分とはぜんぜんかけはなれていて、圧倒されてしまったことであった。

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ろうせずに

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この週末は、たくさんの人と会ったように思う。

日曜日は、おともだちのお姉さんの結婚披露宴。
白無垢、きれいだった。ドレスもとても似合っていた。
旦那さんの羽織袴すがたもよかった。やはり、民族衣装は、似合うようにできているのだなあとおもったことである。

なごやかで、よい披露宴だった。
あんまりリラックスしすぎて、ふつうの宴会のきぶんで、くつろいでしまってごめんなさいねえ、みなさん。
親族席にまじる、ときいていたので、最初のころは緊張していたのだったけれど。いちおう。

あとできくと、あのテーブルだけ、なんかにぎやかでたのしそうだった、とのことで。あらあら。

やはり、おめでたいことは、気分もはなやぐ。

ウェルカムベアは妹さんのてづくりで・・・と司会のかたが紹介してくれたときには、ちょびっとじわっとした気分になった。

きのうの月曜日は病院。
今週は点滴は休み。かわりに、骨シンチである。
予約時間は朝一番だったので、ねむい頭をかかえて、よちよちとでかけていった。

この検査は絶飲食ではないので、とっても気がらく。
アイソトープ入りの注射をしてから、それが全身にまわるまで、しばらく待ち時間がかかる。
そのあいだは、どこにでかけていてもいいわけだし。ふらふらとさまよう。

検査自体も寝ているだけであっというまにすんでしまう。
去年もやったはずなのに、こまかいことはすっかり忘れていた。
便利な検査だ。




先週末、絶妙な返答をしてくれて、なごやかな気分にさせてくれた患者さん。
病院の帰り道、この週末のあいだ、アクシデントがあって亡くなったという報告を受ける。

ときどき体調不良はあっても、そのつど復活されていたし、なんとなく、しばらくはいまの状態がつづくのだとおもっていた。
ほんとうにたのしい方だった。頭の回転もはやくて。
まさか、という思いで、なんともいえない気持ちになる。
なにかができたわけではないけれど・・・

冬らしく、空気のつめたい一日。
世界も、ちゃんとその日一日分だけ、うごいている。

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れいとしょー

日中は日ざしがつよかったですね。
へやのなかにいると、暑くて、頭やひたいに汗をかくくらい。

午後から、職場をたずねる。
みなさん、それほどにおかわりなく。
患者さんと、ぼつぼつ話をする。
子供さんは何人?と、あいかわらずのように聞かれるので、子供はおらんのですよー、と笑ってこたえると、「ああ、男の人とは思わんかった、女の人と思っとった」と真顔で返された。
うーん。いつものことながら、予期せぬ飛躍ではある。

いったんうちに帰り、用事をすませてから、夜の回で、ひさしぶりに映画に出かける。

「題名のない子守唄」をみてきた。
スリルやサスペンスにあふれたものは、あんまり得意ではないけれど。
最後まで、はらはらしながら、時間いっぱい、あちらの世界にどっぷりひたる。

映画らしい映画を見たなあ、と手のうちに実感がある。
からだにちからが入っていたのだろう、外にでると、ぐったりしてしまった。

悲しい、不条理なところのある映画だったけれど、映像はうつくしかったな。イタリアのまちって、あんなに絵になるなんて、たいしたものだと、いつもほれぼれする。

星はみえないけれど、あたたかな夜。

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«るーてぃんで