日記・コラム・つぶやき

わびずまい

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きのうは、夜の回で「めがね」を見てきた。
じぶんのまわりで、ぽつぽつ話題になっていたため。

情景がきもちよさそうで。春の海をながめながら、黒ラベルを飲むシーンが、たびだびでてくる。
それがまた、おいしそうなんだな。

でてくる食べもの食べもの、撮影用にきれいなかんじ(CMにでてくるような)じゃなくて、実際にたべてもおいしいだろうなという映り。
朝ごはんなんか、そりゃもう豪勢で。

きっと、いそがしくて気持ちもからだもいっぱいで、という状態の人がみると、映画館からすっきりした気持ちででてくることができるのではなかろうか。

そういう点で、ざんねんなことに、しっかりひたってかえってくる、という話ではなかった。あくまでも、わたしにとっては、ですが。
現実生活で、ひねもすのたりのたり、しているからでしょうな。
なんだか、かすかにもやもやっとしたものを抱えて、映画館をでた。

それでも、DVDじゃなく、映画館で見ることができたのはよかったです。水のある風景でのごはんのシーンがおおくて、それにはとてもひかれるし。
人々の感想をきいてみたい。

そうそう、でてきた宿のキッチンが、とてもいいかんじでした。
うちとはおおちがい。ううむ、なんとかしなくては。(気概だけ)


帰り道、一日だれとも話をしていないことに、ちょっぴりうちのめされて、なんだかこれではいけないと思い(なぜだろう。よく考えたらべつにいけないことでもないですね)、おなじみのお店により道をする。
「めがね」の、なかまとのゆっくりしたごはん、そういう情景に刺激をうけたためか。

久しぶりに顔をあわせるお姐さんたちから武勇伝を聞き、元気をもらってから、うちにかえる。
かねてより、めっぽう色っぽいとおもっていた人々だったが、つくりからなにから、もう自分とはぜんぜんかけはなれていて、圧倒されてしまったことであった。

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わびずまい

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きのうは、夜の回で「めがね」を見てきた。
じぶんのまわりで、ぽつぽつ話題になっていたため。

情景がきもちよさそうで。春の海をながめながら、黒ラベルを飲むシーンが、たびだびでてくる。
それがまた、おいしそうなんだな。

でてくる食べもの食べもの、撮影用にきれいなかんじ(CMにでてくるような)じゃなくて、実際にたべてもおいしいだろうなという映り。
朝ごはんなんか、そりゃもう豪勢で。

きっと、いそがしくて気持ちもからだもいっぱいで、という状態の人がみると、映画館からすっきりした気持ちででてくることができるのではなかろうか。

そういう点で、ざんねんなことに、しっかりひたってかえってくる、という話ではなかった。あくまでも、わたしにとっては、ですが。
現実生活で、ひねもすのたりのたり、しているからでしょうな。
なんだか、かすかにもやもやっとしたものを抱えて、映画館をでた。

それでも、DVDじゃなく、映画館で見ることができたのはよかったです。水のある風景でのごはんのシーンがおおくて、それにはとてもひかれるし。
人々の感想をきいてみたい。

そうそう、でてきた宿のキッチンが、とてもいいかんじでした。
うちとはおおちがい。ううむ、なんとかしなくては。(気概だけ)


帰り道、一日だれとも話をしていないことに、ちょっぴりうちのめされて、なんだかこれではいけないと思い(なぜだろう。よく考えたらべつにいけないことでもないですね)、おなじみのお店により道をする。
「めがね」の、なかまとのゆっくりしたごはん、そういう情景に刺激をうけたためか。

久しぶりに顔をあわせるお姐さんたちから武勇伝を聞き、元気をもらってから、うちにかえる。
かねてより、めっぽう色っぽいとおもっていた人々だったが、つくりからなにから、もう自分とはぜんぜんかけはなれていて、圧倒されてしまったことであった。

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おきぬけに

きのうの木曜日、かねてから予定されていた、PET/CTの検査を受けてきた。

それなのに、その前日の水曜日に、とつぜんお酒の会になってしまったものだから。

いや、ごはんだけですませられなかった自分がよくないのですけどね。
(だって、ひらめのおつくりとか。しらこのてんぷらとか。あなごにこごりとか。さばの押し寿司とか。飲まずにすますのは、拷問だとおもう)

とんとんとお酒がすすんだおかげで、検査当日の朝は、まだばっちりお酒がのこっている状態だった。
朝のバスも異常にこんでいる。朝一の検査だったのだが、ぼーっとしたまま、病院にむかった。

絶食だけれど、水分はとってよい、というものだったので、たすかった。これで、水がのめないとなると、かなりきびしいと思う。
PETははじめて。かなり、わくわく。

薬剤をゆっくり注射でいれたあと、ペットボトルの水を渡され、実際の検査が始まるまで、1時間ほど別室で待機する。
案内をしてくれる看護師さんが、あまりにも応対がていねいなので、まるで病院ではないみたいである。

検査自体は、ぼおっとしているあいだに、あっというまにおわった。
からだを固定され、頭も固定するので、まるでミイラみたいです。
あと、あほのように高い、ときいていた検査だったけど、ふつうに点滴一本ぶんくらいですんだので、かなりひょうしぬけ。

病院から帰って、なんだかみょうにくたびれたので、夕方までねむってしまった。

そのあと、いつものようにお茶のお稽古。
新規ではじめられた方がやっている、略盆手前をみていると、それについてもさっぱりおぼえていないことに気づかされる。
このお手前は、ポットのお湯でもできるとかで、気さくなかんじで、すきだったのだがなあ。

きのうのお菓子は、ときどき登場する、みどりのもろもろの、冬バージョン。
みどりのかたまりの上に、赤い玉がぽんぽんと、ふたつ。
クリスマスか?

と思っていたら、まんりょうを模したものでした。冬やのう。

検査の結果はまた後日。
それまでは、そんなことはすっかりわすれて、のんびりすごしてしまうことでしょう。

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えねるぎー

結局、きのうはじわじわと吐き気がとまらず、また足のしびれもつづいて、夜はねつけず。ぼやぼやと明けがたまですごす。

明けがたになって、すこししびれもおちついたので、あたままでふとんにくるまって、ねむってしまった。
あたたかい。

おきたら、雨あがりの空気。

午後から、近辺をさんぽし、郵便局や銀行によって、またうちにもどってくる。
しばらく休憩したのち、だんだん体調がおだやかになってきたのが自覚されたので、ゆっくりと着物にきがえて、着付けのお稽古にいってきた。

きょうは、名古屋帯のかわりむすび。ふくらすずめなどを、よちよちとかたちづくる。
ほかの人をモデルにして、着付けていくんである。

うーん、これは、自分用にむすぶのは、至難の業だ、とおもった。
はなやかで、かわいらしいむすびかたなんだけど。

帰宅して、ゆっくり晩ごはん。
昼間にでかけたおりに、近所の魚屋さんで調達しておいた、つのぎ(肝たっぷり)と地元のかわいいしいたけでおなべ。みる貝のおさしみ。ブロッコリのおひたし。

かんたんであっても、なにかつくって食べよう、と思えると、もうだいじょうぶな気がする。

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うろたえる

きょうは病院。いつもの点滴コースのまえに、肝臓のエコー(というか腹部エコー)がある日だ。そのため、いつもより早めにしたくをして、でかけようとおもっていた。

朝、ぼーっとした、覚めきらないあたまのまま、したくをする。
冷蔵庫にあるもので適当におべんとうにして、そのついでに、ささっと朝ごはんをすます。

ここまで、ほとんど無意識の行動なんである。
その直後、はっと気づいたのだった。

きょうは絶飲食だったのだ・・・。

うーん、やってしまった、まあでも、やってしまったもんはしょうがない。
こういうの、前日までは覚えていたりするのに、当日になってすこんと抜け落ちることが、よくあるのだった。

リジェクトされるかもしれないなあ、でも延期になるとしたら、早めに行っておかないと、かわりの人の予定もいれられないだろうなあ、と。
しおしおとさらに予定より早くにでかけていく。←とてもめずらしい行動。

とりあえずさきに採血をすませ、とぼとぼエコーの検査の受付まであるく。去年うけたときから、改装されて、検査室が、とてもきれいになっていた。

というか、この病院、常に常に、改装しつづけているのだよねえ。改装工事をしていない時期を、いままで見たことがない。
年中、年度末の道路状態なんである。

あかるくなった検査受付にて、衆人環視のなか、「ご、ごはん、たべちゃったんですけど」「お、おかずもたべちゃったんですけど」としょぼしょぼ自己申告する。
ああもう、いいおとななのに、はずかしいです。

検査技師さんや主治医と連絡をとってくれたもようで、なんとかこのまま受けることになる。主要な目的は肝臓で、胃や腸ではないし。
ほっとするやら、なさけないやら。

たくさん待っていた人々の大部分は、予約診療の人ではなかったみたいで、「予約優先だから」と、そのまま早い時間から検査を受けることになった。
検査、胃の中のごはんもばっちり映っていました。そりゃそうだ。食べてたせいで、胆嚢もちぢんでいた。

本来の検査の予約時間にはもう終わっていた。つぎの診療まで、まとまった時間、ひまになる。気もぬけたことだし、お茶をしながら、のんびりすごした。

診察も、すぐによばれる。

先日の骨シンチの結果と、きょうの肝臓エコーの結果は、異常なし。
肝臓に血管腫があるみたいだけど、心配ない、とのことだった。これは去年も言われたし、まあ、ほっといていいんでしょうねえ。
いままさに治療している過程でもあるし、この段階で転移がみつかってたまるか、とおもっていたので、わりとのんきに結果をきくことができた。

おなか注射もずばっとすませ、点滴をうけに上の階へのぼっていった。

点滴、きょうはいつもより落ちがわるくて、たびたび看護師さんや医師が確認に来る。もれてない?もれてない?と、何度も聞かれるのだった。

そんな日もあるのでしょうね。右腕にばかりうっているので、きずのなおりがへんなかんじになってきていると、また指摘をうける。がんばれ皮膚。

おわって針をぬいたあと、その場でよそみをして、また腕をみてみたら、血がとまってなくて、机や血圧計まで血まみれにしてしまった。ワッテでいちおうおさえてあったんだけどねえ。
おどろいて、「わあ」とおおきい声をあげてしまう。
まわりですやすや眠っていたみなさん、すみません。
看護師さんが、ああこりゃあびっくりするねえ、ときれいにふいてくれる。

ちょっとやすんで、またいつものようにとろとろうちに帰る。
いまのところ、そんなに気持ちわるさもなく。このまま、さりげなく経過していってくれたらいいのだけど。

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いかにせん

今週末は、映画を三本。「ボーン・アルティメイタム」、「厨房で逢いましょう」、「グレン・グールド」。

ボーン・アルティメイタム、は。やっぱりというか、ハリウッドちっくな疾走感。
ばーっとびゅーっとはじまって、そのままのいきおいで、最後まですすむすすむ。
こういうのも、たまには、いいかも。
映像も、こまぎれになっていて、きれいだった。

厨房で逢いましょう、は。
ドイツ版アメリ、みたいなかんじだとおもったのだけど。どうでしょう。ほかの人の感想を聞いてみたい。

パンフレットなんかだと、天才シェフと平凡な主婦のあいだの恋愛感情、ってかんじだったけれど。
わたしにとっては、すごく不思議ちゃんな女性でした、その主婦は。ええ、これが平凡な人なん?って、何度もおもった。
さいごのあたりで、どんでんもあって、たまげる。
そういいつつ、なんだか変わった、いいものを見たな、という気持ちになったのも、おとぎばなしっぽくてよかったです。

グレン・グールド、は。
グレン・グールドの演奏と生活をとりまく、ドキュメンタリー。
これも、映画館で見て聴いて、よかったなとおもった。
あの超絶技巧な指づかい。
いそぎんちゃくのようである。
神様になにかとくべつなギフトをもらった人なのだなあと、しみじみ。

それぞれに、非凡な才能とか能力をもった人々が主人公だったわけで。
それだから、映画の題材になるのだろうけれど。

映画を見よう、見たい、という欲求からというより、映画館まで(あるいはほかのどこかまで)歩きたかった。

暮れの週末は、まちなかも、それなりににぎわっていた。
人々の買い物をするさまを、ついじっくりとながめてしまう。

そんな冬の日。

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あまんじる

きのうは、ひえる一日だった。木枯らしっぽい風がふいてて。

午後から、職場にでむいて、しばらくすごす。
ふだん、なかなか話すことのない方が、めずらしくたくさん話をしてくれた。
そういうのって、ちょっとうれしい。

夕方からは、お茶のお稽古だった。一週間は、はやいです。

今回のおかしは、「未開紅」というらしい。
なまえのように、とじた梅を模したもの。すこし、時期としてははやいのだけどね、とのことだった。
梅というより、折り紙でやっこさんを折るときの、製作過程のように見える。
スクエアで、きりっとしたかたち。

今回の茶杓の御銘は、「無事」。
一年を無事に終えられますね、ということが、なによりのごちそうなのだということだ。
なるほどねえ。

所作については、あいかわらず。はあ・・・(ためいき)。

先をいっているひとびとが、厳寒の時期だけの形式で、お茶をたてている。ちゃわんが、たてながなのだ。
そういうのも、あるのねえ。

いろいろ目新しいこともおもしろそうだけど、いまの手前のことが、せめてちゃんとできるようになればなあと、もう何度目かもわからないけど、今回もおもったことであった。

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わびずまい

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きのうは、夜の回で「めがね」を見てきた。
じぶんのまわりで、ぽつぽつ話題になっていたため。

情景がきもちよさそうで。春の海をながめながら、黒ラベルを飲むシーンが、たびだびでてくる。
それがまた、おいしそうなんだな。

でてくる食べもの食べもの、撮影用にきれいなかんじ(CMにでてくるような)じゃなくて、実際にたべてもおいしいだろうなという映り。
朝ごはんなんか、そりゃもう豪勢で。

きっと、いそがしくて気持ちもからだもいっぱいで、という状態の人がみると、映画館からすっきりした気持ちででてくることができるのではなかろうか。

そういう点で、ざんねんなことに、しっかりひたってかえってくる、という話ではなかった。あくまでも、わたしにとっては、ですが。
現実生活で、ひねもすのたりのたり、しているからでしょうな。
なんだか、かすかにもやもやっとしたものを抱えて、映画館をでた。

それでも、DVDじゃなく、映画館で見ることができたのはよかったです。水のある風景でのごはんのシーンがおおくて、それにはとてもひかれるし。
人々の感想をきいてみたい。

そうそう、でてきた宿のキッチンが、とてもいいかんじでした。
うちとはおおちがい。ううむ、なんとかしなくては。(気概だけ)


帰り道、一日だれとも話をしていないことに、ちょっぴりうちのめされて、なんだかこれではいけないと思い(なぜだろう。よく考えたらべつにいけないことでもないですね)、おなじみのお店により道をする。
「めがね」の、なかまとのゆっくりしたごはん、そういう情景に刺激をうけたためか。

久しぶりに顔をあわせるお姐さんたちから武勇伝を聞き、元気をもらってから、うちにかえる。
かねてより、めっぽう色っぽいとおもっていた人々だったが、つくりからなにから、もう自分とはぜんぜんかけはなれていて、圧倒されてしまったことであった。

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ろうせずに

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この週末は、たくさんの人と会ったように思う。

日曜日は、おともだちのお姉さんの結婚披露宴。
白無垢、きれいだった。ドレスもとても似合っていた。
旦那さんの羽織袴すがたもよかった。やはり、民族衣装は、似合うようにできているのだなあとおもったことである。

なごやかで、よい披露宴だった。
あんまりリラックスしすぎて、ふつうの宴会のきぶんで、くつろいでしまってごめんなさいねえ、みなさん。
親族席にまじる、ときいていたので、最初のころは緊張していたのだったけれど。いちおう。

あとできくと、あのテーブルだけ、なんかにぎやかでたのしそうだった、とのことで。あらあら。

やはり、おめでたいことは、気分もはなやぐ。

ウェルカムベアは妹さんのてづくりで・・・と司会のかたが紹介してくれたときには、ちょびっとじわっとした気分になった。

きのうの月曜日は病院。
今週は点滴は休み。かわりに、骨シンチである。
予約時間は朝一番だったので、ねむい頭をかかえて、よちよちとでかけていった。

この検査は絶飲食ではないので、とっても気がらく。
アイソトープ入りの注射をしてから、それが全身にまわるまで、しばらく待ち時間がかかる。
そのあいだは、どこにでかけていてもいいわけだし。ふらふらとさまよう。

検査自体も寝ているだけであっというまにすんでしまう。
去年もやったはずなのに、こまかいことはすっかり忘れていた。
便利な検査だ。




先週末、絶妙な返答をしてくれて、なごやかな気分にさせてくれた患者さん。
病院の帰り道、この週末のあいだ、アクシデントがあって亡くなったという報告を受ける。

ときどき体調不良はあっても、そのつど復活されていたし、なんとなく、しばらくはいまの状態がつづくのだとおもっていた。
ほんとうにたのしい方だった。頭の回転もはやくて。
まさか、という思いで、なんともいえない気持ちになる。
なにかができたわけではないけれど・・・

冬らしく、空気のつめたい一日。
世界も、ちゃんとその日一日分だけ、うごいている。

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れいとしょー

日中は日ざしがつよかったですね。
へやのなかにいると、暑くて、頭やひたいに汗をかくくらい。

午後から、職場をたずねる。
みなさん、それほどにおかわりなく。
患者さんと、ぼつぼつ話をする。
子供さんは何人?と、あいかわらずのように聞かれるので、子供はおらんのですよー、と笑ってこたえると、「ああ、男の人とは思わんかった、女の人と思っとった」と真顔で返された。
うーん。いつものことながら、予期せぬ飛躍ではある。

いったんうちに帰り、用事をすませてから、夜の回で、ひさしぶりに映画に出かける。

「題名のない子守唄」をみてきた。
スリルやサスペンスにあふれたものは、あんまり得意ではないけれど。
最後まで、はらはらしながら、時間いっぱい、あちらの世界にどっぷりひたる。

映画らしい映画を見たなあ、と手のうちに実感がある。
からだにちからが入っていたのだろう、外にでると、ぐったりしてしまった。

悲しい、不条理なところのある映画だったけれど、映像はうつくしかったな。イタリアのまちって、あんなに絵になるなんて、たいしたものだと、いつもほれぼれする。

星はみえないけれど、あたたかな夜。

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るーてぃんで

朝、きょうははやくからでかけよう、お昼用におべんとうもつくっておこう、とおもって、きのうのバケットでサンドイッチをつくる。
天然酵母ぱん、ねちねちしていて、たべごたえがある。

お弁当をつくりながら、朝ごはんもついでにたべていたら、しばらくあっていないおともだちからとつぜん連絡があり、午後から仕事がやすみなので、お昼をいっしょにたべよう、ということになった。
そういうことなら、とあっさりとおべんとうは冷蔵庫にしまい、午前中はうちの用事をして、お昼ちかくにとろとろとでかけていった。

お昼から、中華ごはん。
たまには、いいかと。
もりもりとよくたべ、よく話した。検査のことについても、いろいろアドバイスや解説を受ける。

夕方からは、木曜日恒例の、お茶のお稽古。
もう、あぜんとするほど、さっぱりおぼえていない。
それについても、もうすっかり恒例である。

とんちんかんなタイミングで、とんちんかんなあいさつをしてしまうし。
こんな調子で、さいごまでいってしまうのでしょうな。(あきらめ)
お手前の本をもちあるいて、手が空いたときに復習しておこうとおもっていたけれど、結局ひらくことなくすごしてしまったし。

きょうのおかしは、寒牡丹を模したもの、らしい。
その正体が、お花だということはわかったけれど、種類までは先生にきくまでわからなかった。

寒牡丹・・・。冬の花にも、いろいろあるのですね。
とてもかわいらしいかたちをしていた。
あざやかなピンクいろのあんこの表面に、うすーくしろいコーティングがしてあって、うっとりするようなあわい色合い。
ぱっと見、おかしというより、焼き物のブローチかなにかに見えた。

きょうは、いろいろと人と話をしたことで、それなりに刺激をうけた一日だった。
社会は、そこかしこできちんとうごいているのだなあ。ひとびとは、社会の中できちんと機能をはたしながらすごしているのだなあ。

そういう感想ですら、すでに恒例になってきているきょうこのごろ、でもある。

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りあくしょん

いつのまにか、今月もあと三日ほど。
11月がおわると、いよいよ師走。

月末にちかいということで、とりあえず今月分の医療費の手続きのために、社会保険事務所までいってみた。

ここのところは、ためこまないで、毎月なんとか処理している。(実際に処理してくれているのは事務所のひとびとだけど)
それだけで、ちょっとした進歩気分。
ああ、なんて低レベルな。

道中、後楽園のぐるりを、あるいてみた。
修学旅行生がたくさん。
デジカメをてわたされ、まぶしいほどの彼女たちを、黒いお城とともに写真におさめる。

後楽園まわりは、赤や黄色の葉っぱたちで、あざやかだった。
あるくと、あしもとで葉っぱがかさかさと音をたてる。
それ以外には、音もなく。

とちゅうで、あやしげなバイクがぶるぶるっとちかづいてきた。
あら、とふりかえると、しりあいだった。偶然な。
どこのこどもがあるいとるかとおもったよー、といわれてしまう。
こどももなにも、もうすっかり三十路なんですけどー。
と、いいかえす間もなく、さわやかに去っていかれてしまった。

わかづくりなかっこうをしすぎなのだろうか。
というようなことを考えながら、てくてくと歩きつづける。

いつものように、社会保険事務所の手続きは5分で終了。
そして、いつものように、そのとなりのパン屋さんによる。
きょうは、えびかつぱん、天然酵母のバケット、天然酵母のいちじくぱんを買ってかえる。

きょうの晩ごはんは、じゃことレタスの炒飯、レタスときのこのスープ、肉じゃがののこり、青梗菜としいたけいため。
そろそろ使いきらないと、というレタスを、大量消費。

おだやかな夜。
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らちもない

きのうのつづきで、のたりのたりとゆるい吐き気がやってくる。
ぽーっとしたまま、夕方までをすごした。
薬も、やっぱりがまんせずにのむ。

夕方ちかくになると、するっとおちついた。
ぱたぱたっといいかげんな調子で着物にきがえ、着付けのお稽古にむかかう。

きょうは男帯の結び方。
手がつりそうになる。

かえりみち、岡山駅の西口付近で、クリスマスっぽい青いイルミネーションが、ビルをかざっていた。
もうそんな時期なのかー。

一年のうちで、いま時分が、いちばん好きな季節。
あるいていると、空気がひんやりしていて、うれしくなる。
調子にのって、うちまでてくてくとあるきつづける。

きょうの晩ごはんは、肉じゃが、ほうれんそうのじゃこおろしあえ、キャベツときのこをたくさんいれたスープ。
そしてめだまやき。朝ごはんでもないのに、なんだかきゅうにたべたくなったのですな。
白身のふちはちょっと茶色っぽく焼きあとがついていて、きみはとろっとしているのが、このみ。

そのあと、おやつにヨーグルトとみかん。きのうののどごしのきもちよさをおもいだして。

吐き気さえおさまってしまえば、なんてことない、いつもどおりのスローな一日だった。

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よいざめの

きょうは病院。
採血の予定時間が、そんなに早くなかったので、朝、一瞬だけ職場によって、用事をすます。ばたばたと。

朝から、もう、あらゆることがぼけぼけなんである。
ごみをだそうとして、ごみ袋をもたずにうちをでること3回。ねじがゆるみまくっているとしか、おもえない。

採血の結果、こんども貧血と白血球減少。またかい。
ああそうですかー、というくらいで、問題なく点滴をうけることにする。毎回採血の結果プリントを手渡してくれるので、ありがたい。

きょうは、3クールの3週目。来週は休薬し、あと1クール、3週間ほどこなすと、予定では抗がん剤は終了となるのだった。
うー、なんとか年内におわりそう。おわってほしい。がんばれ白血球。

来週から、点滴と並行させて、外来でどんどん検査をうけていくことになる。
肝臓・骨・PET/CTなど。
ようするに、転移しやすい典型的なとこを重点的にやるのらしいけれど、本来セットのようになっている肺のレントゲンをはぶいて、かわりにPETをうけることにしたのだった。
単に、PETやったことないから、どうせならと興味があって・・・。なんともミーハーな理由である。夏に親が提案するまでは、まったく興味をもっていなかったのだが。(検査はすくなくてラクなほうがいい、程度にしか思いがおよばず、興味の対象外だったのだ。)

典型的ではないとはいえ、よくわからないところに転移していることだって、まったくないことでもないらしいから。
一回全身像をとっておいてもよかろうという思いも、もちろんあったのだけど。これは、いかにもつけたしな理由。

なんにも見つからずに、ハレバレとお正月がむかえられるといいなとおもう。
だんだん、ひとまずの終わりに、ちかづいてきている。

きょうはひさびさに点滴のときにハリのさしなおしがある。刺しあとの治りもいまいちになってきているので、血管や皮膚にも喝をいれていきたいところだ。
おべんとうをたべながら、のんびりと点滴をうけ、いつものようにちょっと眠って、かえりじたく。やはり千鳥あしぎみで、ベッドの横でこけてしまった。は、はずかしい。

今回は、点滴終了時から気持ちわるかったので、病院で吐き気どめを追加で飲んでから、それからかえった。3週目だし、こんなもんでしょう。

帰宅後、くすりが効いているかんじはあるけれど、すっきりとしないので、横になってすごした。
もやもやと、あわい吐き気。あしたになれば、きっとおさまるし。二日酔いみたいなもんだとおもって、ごろごろすごすことにする。

晩ごはんはヨーグルトとみかん。こんなときにたべる冷たいヨーグルトや、みずみずしいくだものは、なんでこんなにやさしいのだろうか。

シャワーを浴びたあと、コンタクトレンズをはめているそのうえに、さらに重ねてもう1枚ずつ、レンズをのせてしまった(ワンデイ・使い捨て)。
われながら、どうかしている。
それも左右。どっちか片方のせたときに、気づかないものだろうか。
ひたすらぼけぼけ続きで、夜まで結局すごしたのだった。

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ゆくさくさ

きょうは、朝から、高知市内をちょっぴりあるいた。
はやおきして、うろうろ。朝ごはんのあとも、うろうろ。桂浜にいって、砂浜をうろうろ。
高知は、はじめてなので。ひとびとのことばなども、それぞれにおもしろい。

まちなかで、日曜市というのをやっている。
朝市なのかと、もともとはおもっていたけれど。
きのう夜にぬけだしたときに乗ったタクシーの運転手さんから、一日中やってる市だよ、とあらかじめレクチャーをうけていたので、ゆっくりとその通りにむかった。

ずーっとその通りいっぱいに、市がたっていた。
人も多くて、わやわやした雰囲気。近所だったら、毎週くるかも、っておもってしまった。
なつかしいかんじの、市。

そのちかくの、ひろめ市場、という建物のなかにはいる。
ちょっとのぞくだけのつもりだったのだけど。
魚屋さんや雑貨屋さんなどにまじって、たくさんの食べ物屋さんが。
郷土料理っぽいものもいっぱい。

両親とは別行動で、弟とそこでなんやかやと飲食していたのだったけれど。
これはおやつではすまないなあ、ここでお昼ごはんぶんくらいまで食べちゃうなあ、という意見が合致し、両親と合流することになる。

くじら(お刺身・たたき・さらしくじら)、まんぼうのからあげ、うつぼのたたき、なんとかいう小魚(名前忘れた)、なんとかいう小さい貝(これも忘れた)、焼きさばのごっついおすし、などなど、なんとなく郷土料理っぽいものをたべてみた。

ほうぼうで、お昼からわんわんと、みなさん、飲んでいる。
なんかちょっと・・・いいまちかもしれない。そういう雰囲気に、われながら、よわい。よわすぎる。

その後、大歩危・小歩危・祖谷などによる。
そこの川や山はだや紅葉のうつくしいこと。
川に浮かべたところは見られなかったけれど、カヤックが川沿いに何艇か、おかれていた。
こういう環境だと、ことさらにきもちがいいだろうとおもう。橋の上から、透きとおった水と、およぐ魚がみてとれる。

帰りみちは、瀬戸大橋をわたった。
そのころには、ぽっかりと丸い赤い月が浮かんでいた。

移動ばかりしていて、けれどあんまり歩くことなくて、これはわたしのふだんの旅のペースとはずいぶんちがうかたちなのだったけれど。
ああ四国ってばでかいんだな、と。実感。

父の還暦・退職、の旅の企画だったのだった。
それにすっかりのっかったかたち。ひとまかせの旅は、新鮮なものもおおかったように思う。
3日間、お天気にめぐまれたことも、ありがたかったのだった。

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やまをこえ

きょうは、大洲市内から、高知まで。延々と、海沿いを移動した。

宇和島では、かまぼこやさんによってみる。
たくさんの、ほたるじゃこという魚を加工して、目の前であげているのだった。
あつあつのじゃこ天を、はふはふとかじりつく。おやつに、よかった。

道中、たくさんのおへんろさんたちを見かけた。
彼ら彼女らは、あるきながら、なにを考えているのだろう…
道にまよって、おそろしくくねくねしたへんろ道に入りこんだけれど、そこにもやっぱり律義におへんろさんたちが歩いているのだった。

まるい月が、太平洋の向こうの空にうかんで、なおかつ月の光が海にうつりこんでいた。
映画のオープニングのような波。あるいは、火曜サスペンス劇場。

高知県が、思っていたよりも東西にながいながい県だということも、よく、わかった。
移動ばかりしていた一日だったと思う。
観光らしい観光はとくにもりこまず、太陽やら月やら、海や山ばかりみていた。

そうそう、皿鉢料理には、うわさどおり、ひとつのお皿に、おかずと甘味(ようかんだった)が同居していました。やるな…。
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もにゅめんと

きょうは、まず、朝に新尾道まででかけていった。こだまで。

もちろん、あんまり長距離になると、さすがにきびしいと感じるけれど、近隣の県への移動については、こだまが、だんぜんこのみだ。
なんといっても、ゆったりと、すいているし。

新尾道で家族の車にピックアップされ、しまなみ海道をわたる。
どこまでも、快晴。ありがたいこと。

しょっちゅういろんなところにたちよっては、買い食いをする。
観光は、まるでなし。
移動すること自体が、観光なのらしい。なるほど。

車中、めいめいてんでんばらばらなことを話して、会話もかみあわず。
ここらへんも、あいかわらずなことである。

車中、母が、晩ごはんの時間がちかいから、もうおやつ食べるのやめておく、と宣言した。
そのことばを聞いてすぐ、右をみて、左をみたら、すでにみかんの皮をむいて食べていた。
その間、2分くらい。

なんか、そういうとこって、認めたくないけれど、ばっちり遺伝している…。
絶句したと同時に、自分のルーツというものについて、考えさせられた瞬間だった。

どの山を見ても、オレンジの水玉もよう。
あたり一面のみかん畑に、きもちもなごまされる。

橋や海や、船や自転車たちや。
とおりすぎる風景も、なんともなしになつかしく。
なにを見ても、なにかを思いだす。

海岸沿いをずっと走って、大洲というところについた。
きょうはここで一泊。
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めにはとが

きょうは、お昼すぎに一件予定がある以外は、とくになにもない、スケジュールすかすかの一日。
なんだか、ほんとうに、ぐだぐだとした毎日だ。

おまけに、そのお昼すぎの予定も、とつぜんながれてしまった。
まあ、そんなこともありますね。

そんなときこそ、なにか生産的なことができるといいのだけど。
不慣れなことは、なかなかできんもんです。
以前の勉強会のときの課題をやったり、本をよんだり、おとなしくのどかにすごした午後。

ゆうがたからは、お茶のお稽古。

きょうのお菓子は、ゆずを模した、じょうよまんじゅう。
やわらかでしずかな、あまさ。
見た目は、メロンのかたちのシャーベット、ときどき見かけるでしょう、あれがちいさくなってゆずのかたちになってる、といった風情。

中身、てっきりふつうのあんこだとおもって、手でぱっくりといきおいよくわりひらいてみたら、しろいあんこだったので、ややおどろく。
ゆず風味あんだった。

炉からしゅんしゅんとわきたつ湯気も、みためにあたたかく。
しずかななかに、ときおり、柄杓を置く音や、茶碗にそそぐお湯の音がきこえる。
季節は、みるみるうちに、冬である。

あすは、早起きして、新尾道で家族とあうことになっている。
手術直後のころに会って以来、いくらか間があいていた。
おだやかな時間になればいいけど。どうなることやら。はらはら。

かんたんな旅じたくをしなくては、とおもいながらも。
眠たくなってきたので、きっとこのまま寝てしまうことでしょう。

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むしおさえ

けさは、やはりいつものように、あけがたごろ吐き気で目がさめる。

不快というより、ああまたかあ、っていうていどで、それすらもルーティンなおもむき。
いちいち動じていてもしかたがないんだよねえ・・・。

さっさと吐き気どめをのんで、ごろごろねっころがって午前中はすごした。まったり。

そうしたら、午後から、すとんとおちついた。
先週もそうだったような気がする。からだが、だんだんなれていっているのでしょうかねえ。
らくにすむのは、ありがたいこと。

うちにいると、つい、だらだらとなにかを食べすぎてしまう。
昼間に炊いた、とりのポトフとか。いただきもののカレーとか。
いかんいかん。
際限なしだ。

夕方から、図書館に、予約の本をうけとりにいった。

でかけるとき、ふとちかごろ自前の傘がみあたらないことにきづいて、このごろの行動範囲をはんすうしてみて、道中におもいつきで近所の郵便局によって、きいてみた。
わすれもので、傘はありませんでしたか。

はたして、そこに忘れられていたのだった。
みつかって、よかった。
傘、いったんなくすと、ないならないですごせるこの地域、なかなかつぎが買えないんです。
(晴れの日がおおいから)

いったん、傘をうちにおきにかえり、図書館で本をうけとる。
とちゅう、あるいていたらたまたま知り合いにであい、たまたまもっていたというワインを一本いただいた。なんでまた、たまたま?
ありがたく、いただく。

ワインをさげて、そのままふらふらとあるき続ける。

おなかがすいたので、なじみのお店によって、あみ大根、かきフライ、トマトソースの具だくさんなパスタ、なまこ酢を食べてかえる。

食べることでなりたっているような一日。
あしたは、もっと生産的な日にしたいものです。

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みずのつき

すっかり冬の気配。
夜中は、しんしんと冷えこんだ。

朝はすがすがしく快晴。
そんななか、いつもの病院、いつもの点滴。電車でことこととむかう。

採血も待ち時間はまったくなかったし、待合室もすいていた。30分ほどまっただけで、さっさとよばれる。
ここのところの、この人のすき具合はいったいなんなのでしょう。
検診シーズンがおわったからだろうか。

とくになにも問題はなく。いつもどおりに診察のあと、これまたいつもどおりに点滴をうける。

いつものベッドで。
いぜんはリクライニングのソファで受けていたのだけど、ベッドのほうが、つかえる机が大きいのでね、ついベッドにこしかけるほうを、選んでしまうのだった。

点滴がはじまってすぐ、おべんとうを食べはじめる。ちょうど、お昼のチャイムが、大きい音でなりひびくので、ごはん気分ももりあがる。

食べていると、きもちわるさも、おちつかなさも、解消されるのだった。
おべんとうのひやごはん、むかしはあんまり得意ではなく、できるかぎりあたためなおして食べていたものだったが。
このごろは、ひえたごはんも、それはそれでおいしい、と思うようになった。

だんだん好みがかわっていくのだなあ。
味覚が、こどもだったのだろうとおもう。
むかしは、味付けごはんはすきだったけれど(たきこみごはんとか)、白いごはんはあんまり食べなかったし。
いまは、白いごはんもすきだし、だれかとめてー、ってくらいひとりのときに食べてしまう。いやはや。

点滴がおわりにちかづくにつれて、やっぱり暴力的に眠たくなってくる。いつのまにかうとうととしていて、気づいたときには点滴はおわっていた。
まっすぐかえるには、あまりにも足どりがあやしいので、これまたいつものように、そこで本格的に眠ってから、かえる。

かえるころには、ほとんど日がくれていた。
西の空のほうに、かすかにかすかに、明るいところが見える。この、夕方から夜にかわるときの夜の空の色が、とってもこのみだ。

晩ごはんは、やわらかく炊いた野菜と、大根おろしが食べたかったので、野菜ととりのスープ、ほうれんそうとキャベツごまあえ。ぶたをちょっとしゃぶしゃぶっとして、おろしあえ。のこりのおだしで、おじや。

風邪をひいたときの献立みたい。
まったく食欲が落ちないのは、いいのかわるいのか。ありがたいことですね。

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まいあがる

この週末は、建具やさんがきてくれていた。
うちのなかの、かべやふすまを、やっとなおしたのだった。
こちらのつごうと、建具やさんとのつごうがなかなかつかなかったり、とちゅうで素材の変更をしたり、そんなこんなで、ひとまずの完成まで、ひとつきちかく、かかったのだった。

ふつうなら、おそらく、2日くらいですむものなのだとおもう。
おたがいに、のんびりしていました・・・。

建具やさんに、いま働いていないからいえにいるんだ、という話から、いまの状況についての話をしたりした。
なんせ、屋内でずーっと作業をされているので。
おたがいにいろいろと手を動かしながら、くちもよくうごくのだった。

そうしたら、くるまえに神社でおがんできたよ、なんていわれたりした。
そういう、きもちが、うれしいじゃありませんか。

日にやけ、ぼろぼろだったふすまたちが、ぱりっとあたらしくなって、ずいぶん気分もさっぱりしました。
一部、きれいなところができると、ほかのちらかっているところが、たいへんにめだつのう・・・

それ以外にも、週末はそれぞれに、ひさしぶりにあうひとびとと、うちあげがあったり、ちょっとした宴会があったり、お茶をしたり。
人にもたくさんあって、おいしいものもたくさんたべて、はあもう、あっぱらぱあなかんじで、舞い上がってしまった。

あとから、われにかえるとはずかしいものがある。

でも、こりないのだよねえ・・・。
あいかわらずなんである。

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ほろにがい

きのうからのつづきの気分で、なんだか冬眠的にからだがおもくてしたかがない。
とろとろとろ。
ねむいなかを、朝、念願かなって、粗大ごみをだしてみた。

念願とはいいましても。たんに、てつづきのめんどうくささに、あとまわしにしつづけていただけのこと。
 
だしてみたら、一階までおろすのがたいへんだったというだけのことで、あとは、たいした手間もなかったのであった。
そんなものかもしれん。それでも、なかなか、あとまわしの最重要事項であったことよ。
(たんなる、めんどうくさがり)

昼間は、建具やさんがうちのなかのこまごまとしたしごとをしにきてくれた。

その、職人的な道具さばきにみとれてしまう。
それぞれのしぐさが、興業的におもしろい。
ご夫婦でされているところなので、そのかけあいも、まんざい的だった。

ずいぶん、へやのなかが、さっぱりした。

夕方からは、お茶のお稽古。
相変わらず。ふう。

きょうのおなまは、冬木立、というなまえのものだった。
お菓子のなまえも、そのときどきのご銘も、季節感たっぷりで、おもしろい。へえええ、と、ただただ口をあけて、感心するばかり。

気がついたら、いつのまにか一日が終わっている。

きょうはきょうで、月がうつくしかったな。
きのうとはちがうかたち。
天体ものの、みごとさ。

つい、なにもかもわすれて、ただただ、みとれてしまう。いい、現実逃避になる。すっかり、すべてをわすれる。
むかしのひとも、おなじように、みとれていたんじゃないかなあ。

かたちは毎日かわっていくし、天候によっては見られない日だってあるけれど、それでもちゃんとそこにありつづけてくれる、ありがたさ、こうごうしさ。

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へったくれ

なにをしたわけでもないのに、ややくたびれぎみな一日。
すこしうごいて、休憩して、をくりかえす。
とろーんと、すぐに目がとじるのだった。

おなかがすいていても、じぶんがなにをたべたいのかわからず。
夜ごはんは、かんたんにアラビアータをつくって、お茶をにごす。

きょうの月は、三日月がたの、とてもこのみなかたちをしていた。
あんまり空気がつめたいので、今シーズン初の、暖房をいれてみた。
あたたまるまでしばらくかかるので、つい、てっとりばやくベッドにもぐりこんでしまう。

そして、つい、うとうと。
冬眠前の、くまかなにかのようです。

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ふるぎつね

きのうはよるにすこんと眠れたのだったが。
明けがた、3時くらいに、やはり吐き気でめがさめる。

さむいので、吐き気どめをのんだあと、ふとんのなかでじっとしていた。
ここらへんが、夏とちがうとこだなあ、とおもう。じりじりと。

だんだんときもちわるいのがおさまってきたので、7時くらいから、1時間ほど眠る。
おきてから、小松菜をうかべたにゅうめんをたべたり、お茶をのんだり、おだやかなごはんをおなかにいれながら、時間がたつのをまった。

そうしたら。とつぜん14時ごろから、するっと吐き気がおさまった。
顔が紅潮しているのと、かるい頭痛があるほかは、もうすっかり元気である。
このまま、さわやかに、おさまったままでいてほしいもんだ。

夕方は、着付けのお稽古。
とりあえずてきとうにうちで着ていって、顔をぽーっとさせながら、きょうの帯結びをならう。
教材まくらをつかった、吉弥結び。

はっきりいって、これは手結びでやったほうがかんたんなんでは・・・
というくらい、さっぱりさっぱりだった。

よくやることなのだが、鏡像のように、先生と逆向きにできあがってしまう。なぜだろう。
帯締めなんかも、逆むきのへんなくせがついてしまっている。
なおすのに、ひと苦労。
最初っから、ちゃんとならっておけばよかったのだろうなあ、と、いまさらながらにおもう。

点滴あけの火曜日のわりに、調子がいい。
前回、ライブに行ったときの火曜日も、そういえば調子がよかったようにおもう。
からだが、なれていっているのかしらね。

調子にのって、なじみのおみせでカレーとサラダをたべてからうちにかえる。まんぷく。

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ひとねむり

きょうは病院。

朝の空気がきもちがいいので、いつもよりちょっとはやめにうちをでて、散歩しながら駅にむかった。
落葉樹の葉が風にふかれて、からからと音がする。

採血のあと、診察まで時間があるので、病院敷地内にある教育博物館というところによってみた。

パネル展示が主なものになるが、正常な内臓と病変をもつもの(がんとか、肝硬変とか・・・)もたくさん対比して展示してあって、見入ってしまった。
サナダムシの展示なんかもある。すごくりっぱなサナダムシだった。
ほかにも、栄養指導展示とか、医療圏の展示とか、いかにも、な内容だったが、それなりにのんびりとたのしむ。

正常腎臓の展示(実物)を、熱心にスケッチしている人がいた。
学生さんなのだろうか。
ほかにも、若者が血圧測定をしていたり、口臭チェックをしていたり。

時間が来たので、外来にもどる。
きょうはおなかの注射と点滴、りょうほうだった。おなか注射のことは、すっかり忘れていて、注射に関してわすれていたのは、じつははじめてだったので、やや、おどろく。
診察が終わるまえに、確認してみて、よかった。

ついこのあいだ、注射したばっかりだとおもっていたのになあ。こうして、ルーティン化していって、すこんとわすれてしまうのでしょうね。
気をつけよう。

きょうは、朝、おべんとうをつめて水筒も用意してみた。
いつも、とちゅうで食料を買い込んで点滴にむかうけれど。
おべんとうだけではたりなかったとしても、買い足せばいいかな、とおもったのだった。
ピクニックか?というイキオイの量になってしまった。大にもつ。

結局おべんとうだけでは、もの足りなかったし。
でも、なにかを買い足すにしても、ちょっとですむ。口もあきないし。
いつもいつもやっていく根性はないけれど、余力のある通院の日は、またやってみようかとおもう。(気概だけ)

点滴中、となりのブースの人が、気持ちがわるいようで、お気の毒だった。点滴も、機械で滴数などを管理されるものをつかわれているらしい。
とちゅうで、連れの人に外来の処方の副作用どめをとりにいってもらったりしていたようすで。
わたしも、前回、看護師さんにとりにいってもらったなあと、ぼんやり思い出す。今回はどうかなーと。

点滴をはじめて、ふわっと気持ちわるくなってきたけれど、それよりも眠たさのほうが勝った。
ごはんをたべながら吐き気どめの点滴がおわって、抗がん剤が開始されると、直後から寝入ってしまう。
点滴が終わったのもわからないくらい、よく寝ていた。となりの人も、いつのまにか帰っていた。

針をぬいたあと、トイレまであるいてみたが、千鳥足だし(よっぱらいでもないのに)、会話もろれつがまわっていないのがよくわかったので、しばらくまた寝てからかえった。

さっき吐き気どめをのんだけれど、前回にくらべたら、とってもらくに感じる。
このままさわやかにおわってほしいもんです。

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ばけのかわ

きょうは、風が強くて、なかなかに冷える一日だった。
いっぽいっぽ、冬にちかづいている。

ときには雨もぱらりとやってきて、いっそうさむざむしい。
この、冷たい空気のなかをあるいていると、気持ちがしんとして、おちついてくる。

まえの日、夜中までずるずると食べていたわりに、朝はいつもどおりおなかがすいて、すっきりと目が覚めた。
もう、胃腸はすっかりだいじょうぶ。
だいじょうぶもなにも、日本酒なんかもふつうに飲んでいたからねえ・・・たいしたことはまったくなかったのだが。

きょうは日中は研修。眠くてしょうがなかった。毎回のことである。
当分は、日曜日の日中に、そういう用事がつづく予定。

夕方からは、そのまま、お買い物にでかけてみた。

まゆげ・まつげが、またちゃくちゃくとさびしくなってきたので。
まゆげ補強用品(とれにくいまゆペンとか)を投入することにした。

それから、冬っぽい色のくちべになんかも。
ああ、こういう買い物はひさしぶり。
それこそ、自分へのお誕生日プレゼント~、と合理化してしまう。

カウンターでいろいろぺたぺたつけてもらうとき、以前は、前髪をピンでとめてもらったりすると、緊張したもんです。

カウンターのおねえさんたちは、いろいろなお客さんをみてきているだろうから、特別どうということもないだろうけどねえ。
でも、たまに、一瞬手がとまるおねえさんもいたりする。

最近は、そういうのすら、気にならなくなってきた。だんだんずぶとくなるもんだ。
なにしろ、背に腹はかえられない。まゆげがないと、人相がまるっきりちがうんです。

夜は、きのうのおしゃべりに影響をうけて、ふろふき大根・ポテトサラダ・小松菜ごまあえ・里芋のにっころがし。ほたて炊き込みごはん(ちょっとまえに炊いて冷凍していたもの。)

はふはふとつつくものが、うれしい季節。

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のびやかに

きょうも、きれいさっぱり晴れわたっている。
一年のうちで、いちばん好きな季節だ。毎年、しみじみといまの季節を味わうのだった。

日中の暖かさもいいし。朝晩のきりっと冷えた空気もよい。
ただ、なかなか朝なんか、ふとんからでられないのだけどねー。
いちいち、えいやっと気合をいれないと、起きられない。

いつまでも、くるまれていたくなる。
そのまま、再び眠ることもしばしば。

一回おきてしまえば、なんてことないのだけどね。
いっつも、ふとんのなかで、起動摩擦抵抗・・・最大静止摩擦力・・・なんてことをぼやぼやと思い浮かべる。
(思い浮かべるだけ。物理はまるっきり、強烈に、できなかったので)

きょうは午前中は建具やさんがやってきた。
ねこ対策のふすま紙の相談。
なかなか、うまいこといかない。へたに小細工して上からなにか貼るよりは、たびたびふすま自体を張り替えるべきなのだろうか。

午後からは職場にでむいてみた。
いろいろな人と話をしたような、そんな錯覚におちいる。

きょうの夜ごはんは、麻婆なす、小松菜とぶたの煮びたし、だいこんととり手羽もとのおでん風、なすの焼きづけ・ねぎいっぱい版。
週のあたまあたりにとどいた野菜たちを、必死こいて食べている。

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ぬるまゆで

きょうも、こんこんと眠る。
おなかがすかなくて、朝ごはんはとばし、お昼ごはんも、とちゅうでのこしてしまった。
しゃきっとしていないなあ。

お昼から、図書館にいってみた。
ふとおもいついて、お茶についての本をさがしてみる。

きれいさっぱり、炉の単元の本はのこっていなかった。
ひそかに人気なのか、単にシーズンに突入したからなのだろうか。
あきらめて、ぜんぜん関係のない本をかりてから、かえる。

映画「ミルコのひかり」をみてきた。

70年代のイタリアが舞台。イタリアって、うつくしい国なのだな、とおもう。
アクシデントから視力をなくした少年が、全寮制の学校で、まわりの人々となじんでいって、いきる力をとりもどす。
ユニークな少年と、彼をとりまく少年たちの物語。
ちょっと、ドラえもんぽかった。ちゃんと、しずかちゃんもでてきた。

夕方からは、お茶のお稽古。
きょうも、あいかわらずやっぱりぐにゃぐにゃだ。

きょうのお菓子は、くるみのつぶつぶのはいった、粒あんの大福。
大福って、ようじでたべるの、むずかしいのだなあ。

お茶ですっきりしたのか、日中ののんびりが効いたのか、胃のおもいかんじも、夜にはずいぶんましになっていた。

立冬にはいったというのに、あたたかなあかるい昼間。あたたかな夜。

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にえきらず

きのう、ピラティス体験のあと、なーんとなく不調だったので、きのうからきょうまで、ほとんどベッドですごしてみた。
こんこんとねむりつづける。

なんだったのかなあ。(ピラティスのせいではないとおもう。きもちよかったし)
そのまえの日に、たくさんのんだからなのかもしれない。
睡眠不足とか、土日にばたばたしたりとか、いろいろかさなったからか。

たくさんねて、すっきりした。重かったからだも、ずいぶんと荷物がおろせたような感覚。

ゆうがたには、かなりひさしぶりとなるお店に、おともだちとごはんをたべにいってきた。

そこは、サービスしてくれるかたが、麗人で、いつもみとれてしまうのである。
かゆいところに手がとどき、気さくで、声もうつくしい。
おまけにおないどし。

そうそう、むかしイメージしていた、このくらいの年齢の人、っていうのにふさわしいかんじ。
自分の、幼児っぷりをふりかえって、やれやれとおもう。

でもごはんもおいしかったし、ま、いっか。
これで、向上しないのかもしれないなあ。

きょうはあたたか。気持ちよく晴れていた。
もうすぐ立冬ですねえ。日々がすぎるのははやいものよ。

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なにごとか

きょうは病院。
形成外科受診と、インフルエンザの予防接種のみで、点滴は今週はおやすみである。

まえの日に、おそい時間まで出かけていたので、眠たくてしかたがない。
待合室でも、油断すると、うとうととしてしまいそうになる。

きょうはなぜだか、それなりに人も多くて、形成の受付で、まち時間がずいぶんかかるだろうから、予防接種をさきにしてきてください、といわれる。

それぞれの科を受診し、お昼にはかえる。

かえりみち、途中下車して、ピラティス、というもののお試し体験によってみた。
運動らしい運動は、ふだんまったくしていない。どうなることやら。

きのうごはんをいっしょに食べたおともだちが、ずっとピラティスを習っていて、ちょうどきょうもいく予定、と聞いていたのだった。
そこに、まぜてもらった。

マットやボールなどはそこでお借りし、忘れていってたあたまにかぶる手ぬぐいなども、おともだちに借りた。
ヅラで運動はきもちよくなさそうだなあともおもったので。

ゆるーい音楽のかかるなか、からだのいろんなところをのばしてみたりひねってみたり。
はげしい運動ではないけれど、おなかがぷるぷるするのが、よくわかる。

呼吸も独特。油断すると、ふつうの呼吸をしてしまいそうなので、先生の指示する呼吸を、ずーっとまねしてやってみた。
まるまって、マットのうえでごろんごろんところがって。おもしろかった。

からだをうごかすのもきもちがいい。また、人と競争しないで、ゆーっくり時間がすごせるのあたりも、わるくないもんだとおもった。

とちゅうで寝そうになったけど。
なかなか、新鮮な体験でございました。

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とりあえず

午後からはしとしとと雨も降り出し、底冷えのする月曜日。
例年なみの気温なのかもしれないけれど、ことさらに寒く感じる。

いま、部屋のなかにはふすまがないのだった。
部屋の、間仕切りという間仕切りが、すべてない状態なのだ。
建具やさんに、あずけてなおしてもらっているところで。

見た目もさむざむしいし、ふすま復活の日が楽しみだ。
きょうのところは、部屋のなかでマフラーをまいてすごしてみた。
あたまが、つるつるになったのも、冷える一因かもしれないなあ。

夜の回で、「シッコ」をみてきた。

医療費話については、まったくもって人ごとではないし、と。いつのまにか、からだにとっても力が入っていた。
へたなお涙ちょうだいものより、ぐらぐらとゆさぶりをかけられる。
見たひとびとと、飲みながら、ゆっくり話をしたくなる。

さて、きょうは、誕生日。たまたま今週は月曜日に病院もなく、平穏な一日。

季節の海の幸をつつきながら、時間がふかぶかと、すぎてゆく。
メッセージやメールをくださったみなさま、ありがとうございました。

わたしは、しあわせものでございます。

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てくにっく

きもちのよい秋晴れ。気分もさっぱりする。

やっとはげどまったかんじがする。
ちまちまぬけはするが、うすーく毛ののこったオランウータンというか大五郎というか。そんな状態で推移しているきょうこのごろ。

もう、ばらばら勢いよくぬけてめんどくさい、というほどでもなく。ひとやすみ、みたい。
そろそろいっかな、と、刈ってみた。バリカンで。

散髪やさんでやってもらったほうが、きれいにできるのは、それはもうたしかなことだけど。
思い立ったが吉日、というやつです。

ときどきやってもらってた散髪やさんは、病院内にある。
なので、ボウズに、というリクエストにもするりとこたえてくれる。よくあることなのだ。
脳や周辺の手術のために剃る場合もあるとかで。
つるーりと、何かうつりこみそうなくらいに、剃ってくれるときもあった。

まあ、もちろん自分では、そこまできれいにはできんですけれど。
ああもう、さっぱりさっぱり。
きょうのお天気のように。

見た目にも、こちらのほうが、ずいぶんしっくりくる。

これまで、あまりにも貧相なあたまだったもんでね…。
あの毛の量でかわいらしく見せるには、それこそオランウータンばりの目のでっかさとか、なにかひとわざもふたわざも必要な気がする。

うしろのほうはよく見えないので、さぞかしな虎刈りぐあいであろう。
そのうち、そいつらもゆっくり抜けていってくれるだろうから。きっとこのまま放置してしまうのでしょう。

じつはボウズあたまやハゲあたまにも、愛着がでてきていたりして。
ほんま、こんなことでもないと、芸能人でもなし、出家の予定もとくになく、なかなかトライすることはなかったと思うのです。

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つくねんと

きょうは、職場にでむいてみた。
なんでも、スタッフが少なめらしくて。

いったって、ひとりぶんの仕事ができるわけではないけれど、まあいないよりは、ということで。

ちょっと間があいただけでも、ずいぶん雰囲気がかわっていたりして、おどろく。
ぬるま湯になれた体からしてみたら、まあ、それなりにいそがしい一日だった。

かえりに、ちょっとはなれた市内の大学病院まで、お見舞いに行く。
知人が、部位はちがうけれど、やはり腫瘍で。手術をしたのだった。

これから、抗がん剤治療をしてすごしていくとのこと。
ぜんぶ告知してくれる病院でよかった、と笑顔をみせてくれた。

最初にきいたときは、なんでまた・・・と絶句したけれど。
まあ、そのへんはおたがいさまだったな、と。ふたりで笑う。

なんにもできないけれど。
がっつりと目に見えないようなやつらまでやっつけて、すっかりげんきになって、またあほな話をしてくれるといいなあとおもう。
そして、副作用は最小限で、効果は最大であってほしいと、こころのそこから願う。

かえってきてから、ゆっくりと晩ごはん。
きのこととりのしゃぶしゃぶ。いろいろ野菜のコールスローサラダ。あげと小松菜の煮びたし。

どうってことのないごはんだが、こういうおだやかなものを、ちまちまとつくるすずしい夜は、なんともおちつく。

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ちゃをたてる

きょうから11月。

午後から、社会保険事務所へでむく。
からだがしゃきっとしないので、運動がてらあるいていってみた。

道中で旭川をながめたり、後楽園のぐるりをあるいてみたり。

きょうの旭川は、魚がぴちぴちとはねていました。
橋のうえからながめると、交通渋滞か、というほどに、川のなかでは魚がうじゃうじゃしていた。ときどき、きらきらとひかる。

社会保険事務所はすいていて、用事も一瞬ですんだ。
そのあとはよりみちをしながら、てくてくとお茶のお稽古にむかった。

先日までの風炉がおわって、きょうからは、炉のお稽古。
ああー、先月までのも、ものにならないうちに、またあたらしい単元にはいってしまったー。

もう、てんてこまい。

きょうのおかしは、マーブルもみじ。ころっとしたかたち。
夏のあいだはとくに関心が向かわなかった、釜からのゆげにも、親しみをかんじる。
気持ちが、あたたかいものをもとめているのか。

晩ごはんには、大根のスープ煮。キャベツとねぎとをいためたもの。キャベツやなすの浅漬け。小松菜やさつまいものお味噌汁。

すっかり秋らしく、しんみりと、しずかな一日。

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たくましく

きのうは、おひるまでゆるい吐き気。
遠慮せず、ずばっと吐き気どめをのみ、じっとしていたら、すとんとおさまる。
薬って、すごいんだわん。

はやくおちついてくれてほんとうによかった。
夕方からは、大塚まさじさんのライブの予定だったのだ。

用事をすませたり、勉強会ででた課題なんかをちょっと解いてみたり、ぽっちりあるいたりしてみて、日中をすごす。

夕方になって、気候もいいことだし、と着物に着替え、ライブの場所までバスでむかうことにする。
暑くもなく寒くもなく、いい季節になったことだ。まだ、夜でも羽織なしできもちよくすごせる。

道ばたのきんもくせいが、まだ香っている。ことしは、花がながいような気がします。
ふんふんふん、と鼻歌をうたいながら、バスをまった。

ひさしぶりのライブで、のんびりじんわり。
なまの音や声は、いいなあ。

そのあとは、ごはんももりもりとたいらげ、ミュージシャンのかたがたやお客さんたちのおしゃべりにまぜてもらい、ああ、いろんな人がいるものだと感嘆し。

ゆるゆると夜がふけていったのでありました。

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そっちのけ

きょうは病院。
ごみをだしたり、今週の予定を確認したり、月曜日の朝らしくすごして、いつもの電車で病院へかよう。
もうすっかり、ルーティンワーク。

きょうもあまりこんでいなくて、採血にはすぐよばれ、また診察も予約時間枠内ですんでしまう。
いったい、ここのところのスムースさは、どうしたことか。ハリのさしなおしもなかったし。
うれしいけれど。どきどき。

白血球減少・やや貧血、といったところ。
でも、あいかわらず自覚症状はないので、問題なく、点滴をうけることにする。

診察時、医師から、あと何回くらい点滴する?ときかれ、やや、のけぞる。
あれー?術後に4クールくらい、って聞いたような気がするけれど。(きょうは2クール3回目)

ようすをみて、2年くらいつづけてもかまわない薬なんだよ、といわれてしまう。
お、なるほどねー。
でも、自分のなかでは4クールで、もういいんでは、という気持ちでいっぱいなので。とりあえずはそれだけでいいとおもっている、という気持ちを伝える。
そのあとのことは、検査などして、それからかんがえよう。

来週は点滴が一週おやすみなので、そのタイミングでインフルエンザの予防接種をうけることにし、いまのんでいるホルモン治療の薬について、ジェネリックの相談をし(この病院では扱っていなかった)、診察は5分でおわる。
これも、いつもどおり。

たんまりと食料を買い込み、点滴をうけにいった。
いつでも、食べきれないほどの飲みもの・食べものを調達してしまう。

なんにもないよう願いながらも、どっかに多少は不安などがあるのだろうな、それで買い込んでしまうのだろうな、といつもおもう。
お弁当をもっていっても、結局は追加してたべてしまうので、おんなじことだったのだ。

いつになく、血圧が低かった。
看護師さんが、医師に確認しに行く。医師と話をし(「気分はどうですか」「げんきですー」)、「若いからじゃろ」といわれて、結局点滴遂行。

ふだん、日常的に「若い」なんていわれることは激減しましたが。
病院では、そしてこのビョーキのなかでは、若い部類にカテゴライズされてしまうのが常で。
それも、いちいち、おもしろい。

ひさしぶりに、点滴の最中に調子悪くなった。術後では、はじめて。

最初は、眠たくなってきたのだなーとおもったのだったが。
寝ようにも、右を向いても左を向いても、足をのばしてもおりまげても、違和感がある。
どうも、そこにじっとしていられない。なにも、手につかない。
なんか、へんです・・・

あ、これって吐き気だわ、とまわらないあたまで考え、手足のしびれをもてあましながら、看護師さんに報告。
点滴はいったん中止し、吐き気どめの薬を追加して、じっと待つ。

のう盆も、もってきてもらったが、つかわずにすんだ。
しばらくしたら、吐き気はおちつく。すごいな、薬って。ほれぼれ。

あとはすっかりのんきな気分になった。
点滴を再開し、ちゃっちゃとおわらせて、しばらくそこで眠ってから、いつものように夕方、電車に乗ってかえった。

いまの、このぼんやり気分も、とっても月曜日らしいのだった。

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せつなくも

まぶしいほどの見事な月が、空たかいところにでている。
風がつよい。

昼間、そとにでてしばらくあるく。
風のあまりのつよさに、ひるみそうになる。
ヅラがとびそうなんであるー。ぴゅう。

カツラはなんとかとぶこともなく。
わしゃわしゃになったのを手でささっとととのえてみながら、午後からは勉強会に参加。

とにかくとにかく眠かった…。
この緊張感のなさは、問題だなあ。

ひとまずおえたあと、ふらっとよりみちして、飲んでいます。
しんみりと、お酒のおいしい夜。
しあわせなこと。

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すごすごと

きょうはどしゃぶり。
お昼くらいには、かみなりまでごろごろいっている。
空がくらい。

正午あたりで、雨も小降りになった。

午後から職場に顔をだし、夕方まですごす。
とちゅうで、ああ、へばっているなーと実感する。あたまが、くるくるしてくるのだった。

患者さんのひとりに、おいでおいでとよばれ、しばらくゆっくりと話をする。
ぼっちゃんは何年生になったの、ときかれる。

こどもさんはおいくつ?ときかれることはしばしばあるけれど。
かつて、お孫さんは何人?と聞かれることもあったなあ・・・

あんまり寒いので、夜は、鯛のちりにする。
すこし身をとりわけて、あしたの朝用に、潮汁。

終日気温あがらず。このまま冬へまっしぐらなのだろうか。

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じめいのり

きょうも、きのうと同様、調子がよいので、職場に顔をだす。
近日中の、人手が足りなさそうな日をピックアップしてもらい、その日は補填要員として重点的にお手伝いにいくことになった。

ゆうがたからはお茶のお稽古。

きょうのお菓子は、黄色いカステラっぽい生地と、羊羹とがくっついたもの。
ほんのりシナモンのかおり。
秋らしい。わりと、おなかにたまる。

毎週毎週しつこく書いているが、きょうもきょうとて、きれいさっぱりできない。

あまりのできなさに、かなり失笑をかう。
また、お稽古終了後、ほかの生徒さん(ベテランの方)が見るに見かねた、といったようすで、あそこはこう、とおしえてくれたりする。
そこで、たくさんの入力ミスも発覚。最初のところから、ぜんぶまるっとやりなおしたいもんだ。

そうとう、ひどいのだろうなあ。
そういう、自覚はしっかりある。

きょうはゆうがたには、ことさらあたまもくるくるで、自分が今なにをしているのかもわからないくらいの状態だった。
直前に自分がやった動作すら、おぼえていない。

要努力、といったところだろう。
しょんぼり。
ただ、ここでしょんぼりついでに一念発起したらよいのだろうけれど。きっとこのまま、復習なしにのんべんだらりと来週まで過ごしてしまうにちがいない。
いつもどおりに。

進歩がないのもあたりまえだったりして。

帰宅後、あまりのあたまくるくるさかげんに、がまんできず、すぐに寝てしまう。
寝ておきたら、しょんぼり気分はずいぶんましになっていました。
これで、進歩がないのかも・・・

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さしあたり

きょうは朝からばっちり調子がいい。
眠りもふかく、きぶんもさわやか。

午後から職場に顔をだす。
今後のことなど相談をしてみたり。

仕事関係のあせりについて、ここにずいぶん書いてきた。

実際、週の最初をのぞけば、だいぶ調子がいいのだものー。
むしろ、風邪をひいたくらいでは仕事や家事をやすんだりしない、世間のひとたちのほうが、きっといまのわたしよりはしんどい体調だとおもう。
賭けてもいい。(体調のよい日は、強気)

勤務形態をかえて、復帰したほうがいいのかなーと、おもっていたのだ。(パートタイマーでやるとか)

けれど、いろいろオトナの事情で、いまの休職状態を継続することとなった。

これまでどおり、ときには職場をのぞきにいくことにする。
すきなときにきたらいい、でも、なんだかんだいってあんたは病み上がりなんだから無理はしないように、といわれてしまう。

そうか・・・。ありがたいことではあります。しんみり。
まあ、つぎに追加の手術をするようなとき(形成とか)、そのときのことをおもうと、いま、あんまりのんびりしていてもいかんかのー、ともおもうのだけど。

仕事はやすんでいるのに、あのう、研修とかにはいってるんですけど、と申告してみたら、すきなようにしたらよい、とのことだった。
さきのことはさきになってから考えよう、といわれてしまう。

なかなか、じっくり話をできる機会がなかったので、きょうはまあ、ひとつそれができただけで、よしとする。

それから、ふと気づいたのだけど、術前あれだけ気になっていたひざ関節の痛みが、このごろはまったくない。
ホットフラッシュも、ずいぶんましに。
ここらへんの副作用も、でなくなってきているのかな。なんにせよ、うれしいことにはちがいない。

きょうの夜ごはんは鯛めしではなく、タイカレー。
米欲増進中。

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こころする

071023_170642 きのうから、夜じゅう、吐き気がゆるゆるとつづき、眠れず。
そうはいっても、病院や、帰宅後すぐのうたた寝時間をいれたら、さほどのふしぎも問題もない。

水の底にしずんでいるようなきもち。
(なるべく、きれいな映像を想像してみた。そこらへんが、想像力の限界。とぼしい・・・)

たまたま読んでいた本や、先日の研修の影響もあり、じぶんの状況について、あいもかわらずちんたらと考える。(研修では、さまざまな困難事例について、相談援助のロールプレイをしたのです)

不調とか、なにかやだれかをなくすとか、なにかができなくなるとか、道がとざされるとか。
そういった経験はおおかれすくなかれ、だれにでも起こりうること。めずらしいことじゃない。自然な過程だと心底おもう。人生のうえで。

そのなかで、どうふるまえるか、どうかんじるか、それが自分そのものなんじゃないだろうか、とか。そこに、価値がある。
あたりまえっちゃあたりまえのことですがね。

そんなふうなことを、漠然とかんがえるうち、薬もきいてきて、だんだんとおちついてくる。
夕方には、なんだか、いつもどおりなじぶんなのだった。

かわいい連子鯛で、鯛めしを炊いてみた。
鯛ってば、さすが王様。さすがなおだし。

きょうは十三夜。

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けおされる

きょうは病院。いつもの、点滴の日。
なんでだかさほど病院もこんでいなくて、するすると採血によばれる。

点滴まえに採血が毎回あるのだが、それがおわってからふらふらあるいていると、うでがぬるぬるしてきた。
なぜだか、血がなかなかとまらなかったのですな。
採血室にひきかえして、腕をふく。

どうも、採血した側のうでで荷物をもつと、そうなりがちなのだそうな。
しかし、左は採血もできんし、荷物もなるべくもつなといわれているわけで。
こりゃ、来週からいつものななめがけバッグだなー、ななめがけってばえらいやつだったんだな、と考える。

白血球やヘモグロビンが、いきなりもりかえしていた。
うーん、この結果にむすびついた要因がわかれば、それを重点的にやってみるけれど、わからない。たまたまなのだろうか。
きのうおとついの酒か。(ちがうとおもう)

点滴は順調で、やはりいつもどおり、おわってからしばらくやすんでから、かえる。

点滴の最中、となりのブースの女性が、連れの人に「カレーパン買ってきてー」といってるのがきこえてからというもの、カレーパンがたべたくなってしかたがない。
(きもちわるそうにしているのに、きゅうに食べたくなったもよう。そんなことってある・・・)

かえりみちで、パン屋さんによって、解決。

帰宅後、いきなりへんなかんじに。
かんたんなごはんを胃にいれたあと、よこになってずっとすごす。
うしになる・・・

いつのまにか、眠っていた。

まだ、もやもやはつづいている。
これからまた寝ます。

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くだをまく

071020_220330 きのうの土曜日は、みっちりしごと関係の研修。

休職中なのに、そんなのには出向いていっているじぶん。ほとほと勝手なやつだとおもう。
講義のなかで、「はたらける人ははたらきましょう」という文言がでてきて、ああそうね・・・としんみり。(そういう講義内容なのです)
机についてなにかやってるぶんには、そんなにこたえないのも事実だし。

午後からはロールプレイ。
なかなか、じぶんの話しかたのくせを指摘される機会って、日常にはないものだから、ありがたい機会だった。
声が小さい、といわれてしまう。ふだんでは、ありえないこと。内弁慶なのであるなあ。

研修がおわると、おおあわてでばたばたと電車に乗ってかえり、夜は川原での宴会に参加。
つぎの日が、カヌーの会の日なわけで。前夜祭みたいなかんじでしょうか。

はだか火をみつめながら、もくもくと食べた。
お酒も注入し、あせりのきもちなどを、まわりの人にこぼしていたことが、いまもなさけなくおもいだされる。

さて、夜は川原に泊まることもなく、うちにかえって眠り、一夜明けたきょうも、川原にいってみる。
カヌー会なのに、カヌーにはのらずじまい。

そういえば、去年のいまごろのカヌー会は、初めての抗がん剤のあとで、やっと吐き気がおさまって、毛はぬけはじめていたけどまだまだ自毛でだいじょうぶ、というころだった。
その日の、青い空を、よく覚えている。

一年たってもこんなていたらくで・・・とじぶんがなさけないと同時に、かわらずだらだらと接してくれる周囲のひとびとが、ありがたいとおもう。

いいお天気だった。きのうほどの冷えもなく。
石のうえにすわって、話をしながら、とおくをぼおっとみていた。
なんにもお手伝いせず、みなさますみませんでした。(いつもながら)

うっかりというか、いつもどおりというか、調子にのってしまったことであった。

おかげで、いまはずきずき痛むが、まあ、みっちりと詰まっていた週末だったので。
なにかを充電できたようなきもち。なんにもしてないのに、ここちよい疲れ。
あしたの病院、寝坊しないようにしないといかんです。

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きはこころ

ここのところまた、髪の毛バナシがおおいですね。わずらわしいことはわずらわしいけれど、それもたんなるぼやきというところで。

それはそれで、人間ができてなくてなさけないですけども。
とくに、くらくなったりおちこんだりはしていませんので、みなさまご心配なく。
もともとの性根が、めんどうくさがりでできあがっている、というだけのはなしなのでございます。

だいたいが調子がよかった今週だけれど、なんとなく出不精になっていて、いけなかった。
きょうは、午前中は図書館により(しばらく蔵書整理で閉まっていたので、ひさしぶり)、午後からは職場に顔をだしてみた。

勝手がわからないまま、であることにはかわりがないけれど、まあ、いってよかったかなと。

気がかりなことはいくつかあるけれど、また来週行って考えることにする。(あとまわしにしてばかり)
ぼつぼつ近況をきいてから、帰る。
焦りもあるが、あきらめもあり。

朝、ひさしぶりに雨がふって、終日からっとしなかったせいか、気温があまりあがらない。いかにも、風邪ひきさんがふえそうな気候だ。

月がまたふくらみはじめている。
あたたかくして寝ようとおもう。

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かごしょうね

しつこくしつこく、髪の毛がおちつづけるのである。
子オランウータンになったいまでも、わさわさと抜けていく。

もともとが毛がおおいだけに。
じゃまくさいので、へやの中でもずっとかぶりものをしているのだが、それでもそのすきをぬって、ぱらぱらと落ちていくのだ。
かぶりものの布のすきまからも、ぴんぴんとつきささった毛たちが、抜けていく。どこまで剛毛なんだか・・・

よく眠れるし、体調もよいし。なのに、おでかけしようとおもっても、ふと気がつくと肩や首まわりが髪の毛だらけ。
ころころをかけまくってでかけるが、出先でふたたび髪の毛だらけになっているのを見つけて、あらまあとひきかえす。
ヅラのすきまからもおちていっているのかな。

濃い色の服でてきとうに対策。
そのうちぜんぶ抜けきるまでの期間の問題だし、こりゃしょうがない。

さすがに、おなべの、炊いたごはんのなかからも髪の毛がでてくるのをみたら、げんなりしました・・・。
気をつけてごはんをたべていても、お皿の中に毛がおちたりしているし。
不便なことこのうえなし。

さっさと剃ってしまえば多少はちがってくるはなしなんだけれど、短くなったあとでも結局は抜けるので。
短いやつらが、ちりちりと首にはいってきてかゆかったこともあるし・・・どうしようかな。

紺色の服をきて、いちおう肩あたりの毛をチェックしたのち、お茶のお稽古に参加。
きょうのおかしは、いなすずめ、というのらしかったです。
ほうぼうで、「いのしし?」といわれ、なかなか正体がわからなかったおかしでした。

ふっくらとした茶色のかたまりで。なかみはつぶあん。
すずめって、年中ちゅんちゅん鳴いている気がするけれど、秋の鳥なのですね。

きょうから、なつめや茶杓の拝見という新しい単元にはいったのらしいけれど、よくわからないままに時間がすぎてしまった。
毎回そんなものですが。

もう、習っていることは、だれよりもだれよりも遅れているのだけど、まあ二ヶ月ブランクあったわけだし、いまさらあせることもなく、のほほんとその場にいる、というかんじなのだった。

きょうは、うるめいわしを焼いてかぼすで。ごーやのおひたし。きゅうりの酢の物。なすとあげのおみそしる。
きのうの日記のコメントに、ばっちり影響を受けて、たきこみごはん(じゃこ・しいたけ・あげなど)。
おばあさんみたいな献立。全体的に茶色い。

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えんやらや

きょうは、病院の日。
今週は、前回の受診のときにくらべて、ずいぶんと患者がすくなかった。

採血も、前回の点滴の日にくらべたら、雲泥の差で。5分ほどでよばれる。
診察自体も、予約時間の枠内でよばれてしまった。こんなことは、はじめてかもしれない。
なにかこわいことがおこらないといいなあ・・・

そんなふうにおもっていたら、あらまあ、診察中にそこのコンピュータがフリーズ。
それも2回。

来週の予約や、きょうの点滴のオーダーなども、それでおこなっている(らしい。わたしにとってはブラックボックス)ので、こいつがかたまってしまうと、そこらへんがなんにもできないようなのだ。

医師が、そのつど、どこかに電話をかけて、それですぐに解決する。よかったよかった。

おなかの注射と、点滴とを、ダブルですませてきた。
きょうも、点滴の針、どれだけうごいてもいたくないところにさしてあったので、べんりなことこのうえなかった。
自由にうごけるのって、いい。

例によって、点滴がおわったあとすこし眠って、どろどろとおきて、会計でうううとうなって、電車で帰る。いつもどおり。

電車にのる直前に、いきなりどおんと気持ちわるくなったけれど、うちまではもってくれた。
帰ってから、しばらくやすんでいたら、気持ち悪いのはおちついた。

先週は点滴がやすみだったので、ここのところ続いている白血球減少、それが改善されているだろうとおもっていたけれど、さほどでもなく。またわずかに貧血気味、ということだった。
なんか、ほんのりとくやしいような。がんばれ血!

まあ、自覚症状はないから、とくべつ問題はないのだった。
医師からは、ちゃんとごはんたべてる?と聞かれてしまうが、もりもりふつうにたべていることだしなあ。

それから、毛の抜けはじめを自覚してから、しばらくたったのだが。
先日までは、ぱらぱらとぬけるていどで、なんとなくはげどまっていたのだった。

もともと、毛がおおいほうなので、少々へったくらいでは、そんなに概観の変化もなく、ただ落ちる毛がじゃまくさいので、ヅラをかぶってでかけたりしていたのだ。

それが、きのうあたりから、一気にやってきた。ばさーっとおちる。
まえもそうだったなー。わすれていたなー。
圧倒的なまでの忘却力。

あしたあたりには、オランウータンちっくになっていることだろう。
そして、むだなところの毛も、のびなくなりました。これはべんり。

きょうは、病院や治療のことだけでおわった一日。
それでも、まち時間が少ないと疲労もそれほどでもない、ということがわかる。
そんな日は貴重だ。

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うかぶせも

以前書いたことのあるエアコン、やっとこさ、やつがとどいた。
うれしいなあ、大物家電がとどくと、こころときめきます。

ただ、気候がとってもよいいま時分であるので、活躍の機会は、まだまださきのことになりそう。
いつでも、なんとなく時代からおくれている、そんなわたしの人生。とほほ。

ためしに、冷房をいれてみたら、あまりのパワフルさとしずかさに、衝撃をうけた。いまどき家電って・・・!
これまでのやつも、がんばってくれていたのだがなあ・・・


いつのまにか、痛みもいいかんじに消えてくれて、気分もずいぶんとなごやかだ。
痛みと精神状態は直結する。なさけないことだけど。

こればっかりは自分にとっては事実なんで、自覚してやりくりしていくしかないというもんだ。
ただ、とうぶん、注入の予定ははいっていないので、痛みについてはしばらくは楽観しているのだった。

きょうは、すずしいこともあり、夕方に鮭とほたてとねぎで、クリームシチュー。そして、水菜とじゃこのサラダ。

シチューは、いいかげんなんちゃってホワイトソースをぐるぐるつくってほうりこんだのだが、量が不適切でとろみかげんが、さらさらとしたものになった。
じぶんがたべるぶんだし、ま、いっか、とそのままにする。(そういうこと、かなり多い。完璧主義からはほど遠く)

食べた直後から、いつのまにかうたた寝していた。
牛乳っぽいものをおなかにいれると、眠くなる、気がする。とくに、あたたかくした状態で。
自己暗示なのかもしれないけれど。ほかの人はどうなのかなあ。

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いきとどく

まさに秋晴れ、といった空。
きれいさっぱり、晴れわたっている。朝、近所の郵便局まで散歩し、切手を買ってかえる。

北海道あざらし切手と、以前売り切れていたのが再入荷していたらしい民営化切手。
民営化切手は、郵政の歴史ものと、日本画もの、2種類あって、どちらも好みの絵柄だった。がんがんつかうつもり。

午後から、図書館に本をかえしにいく。
自転車でよちよちと。
たどりついたころには、こりゃまた、さすがに痛いねえ。
気候がいいのが救いだ。

しばらく、図書館併設のカフェでお茶をのんで、からだをおちつけてから図書館内にはいることにする。
平日は米粉ぱん、土日はフレンチトーストが名物らしい。ほう。
米粉ぱん、もっちりとしていました。

夕方からは、お茶のお稽古。
きょうのお菓子はじょうよまんじゅう秋バージョン。表面にもみじもようだった。
ここのあんこは、しっとりとしてやさしい味がする。・・・ような気がする。
あたまががーんとくるような、そんな甘さではなくて。

以前同期にはじめた人のうちのひとりが、継続もうしこみをしていなかったらしいのだけど、やっぱりつづけたい、とやってきていた。
なじみの人がふえるのはうれしいことだ。

けれど、お菓子がたりないかも、ということになった。急なことだし。

そんなとき、先生はあわてずさわがす。
となりの教室にいって、一個わけてもらってきて、と指示をだす。
となりの教室・・・きょうは、和菓子教室だったのでした。

和菓子教室のできたてのフレッシュな生菓子は、マーブルな色で、もみじのかたち。
これも愛らしい。
おかげで、みんなでわきあいあいと、お稽古がつづけられたのだった。

あたまのなかが、麻婆なす一色になっていたので、帰宅したあとばたばたと作り始める。
なんだかいろいろ材料がたりなくて、かぎりなく、なすの赤い味噌いためといった出来だったが、それなりに満足。

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あきのよの

さすがにきのうのきょうといったかんじで、終日じりじりと患部まわりが痛む。

といっても、生理食塩水の注入をはじめたばかりのころの痛みにくらべたら、くらべものにならないくらい、らくなもの。
痛すぎて眠れない、なんてこともなく、ぐうぐうと眠れるし。

ひふがのびるのは、なんとなくわかるような気がするけれど。(体重がふえるときなんかも、同じことがおこるわけだし)
内部では筋肉も、ぐーっとのびていっているのらしい。
胸筋のしたに、エキスパンダーがしのばせてあるので。
これが、ふしぎでしょうがない。イメージできない。

うちでちょっとうごいたりするぶんには問題ないけれど、ずっとうごいていると、ややきびしい。
そのため、終日うちにとじこもってすごした。

机についてできる作業をしたり、かりものの本を読んだり、痛くなったら横になってみたり。
なんとまあ、のんきな生活だ。

ずいぶんすずしくなってきて、うちのなかですごすにはもったいないような、そんな気候。
特別予定はないけれど、おでかけにそなえて、夜は着物をひっぱりだしてきて、ながめてみた。

たたみかたがわるくて、しわしわになったものとか。
なんじゃこりゃ、というものがでてくる。きゃああ・・・

夜ご飯は、塩ぶり焼き(塩をしておいて、2日くらいラップなしで冷蔵庫で干物みたいにする)、なすとトマトの辛いスパゲティ、ちくわとなすとじゃがいもの煮物。

ひとりあそびのたのしさ。
秋の夜長というところ。

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わんだふる

しばらく更新がとどこおっておりました。
この週末、おともだちが遠方よりきたりて、ほかの同級生もまじえて、わいわいとすごしていたのだった。

ひとりからは、おうちのお掃除をしてもらったり、マッサージをしてもらったり。
もうひとりからは、きのう着付けをしてもらって、はれておともだちの
結婚のパーティに参加することができた。

彼女たちの能力をみるにつけ、くらくらとほれなおす。
どんどん差がひらくばっかりである。

生活に有効な能力は、もっているにこしたことはない。
日々をきもちよくすごせる技能。

というか、そういうちからの足りなさをつくづくかんじた3日間。
まあ、いつものことだけれどねえ・・・

連休最終日のきのうは、泊まっていた彼女たちのうちのひとりが、新幹線でかえっていったあと、うちにUターンして上記のようにもうひとりに着付けをしてもらい、パーティへ。

ばらの花が会場にあふれ、あたたかでうつくしい、くつろげる宴でした。
おみやげもばら。

新婦が、とんでもなくべらぼうにかわいくなっていておどろいた。
もともと、かわいらしいかんじの子ではあるけれど、つやつやぴかぴかと、金の粉でもふりかけたみたいに見えた。
あるいは、うちがわからじわっとひかりがすけているような。

新郎新婦が、和装でふたりがけのソファにすわっているのをみると、おひなさまみたいだった。
二次会っぽくながれていったお店で、何度も何度も反芻して、おめでたい気分にひたった。
こんな、非日常感もよい。

ゆっくりとお酒をのんで、気がつくと夜はふけていって。
充実した連休とはこういうものだなあ。

きょうからはまたいつもの日々で病院にいった。
点滴のない週なので、気分はとってもらくだ。

きょうはエキスパンダーに生理食塩水を注入する日。
ついでに、気になっていたことをきいてみた。

あのう、わきのしたに手術のときの糸がのこっているような気がするのですが、これは注入のときのめじるしかなにかでしょうか・・・。

あっさりと、糸をとりさってくれた。抜糸のとき、わすれられていたらしい。
そういうものなのか・・・。
なんとなく、いい先生なのかもしれないけれど、形成については不安になってくるじゃあないですか・・・。

まあ、もうこういうのもいまさらなんで、いいですけども・・・
もう、あのスパイラルにおちいるのはごめんだし。

ふったりやんだり、きょうのお天気のような、そんなややもやっとした気分で、うちにもどったのだった。

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ろくでなし

資源ごみの日は、このあたりでは、月に一回。
それをのがすと、あとがたいへんなのです。

朝、せっせとダンボールやびん・缶なんかをまとめていた。
いっつも、まえの日にやっとけばいいのにねえええ、とじぶんをのろう。

なのに、いつも資源ごみの日にかならずきこえてくる、びんや缶のかちゃかちゃいう音が、周辺からきこえてこないのだ。

玄関前に、ごみをまとめおいてみて、ふと気づく。
ああ、資源ごみの日は、来週でした。
かなり、気がぬけた。

きょうは、午前中から職場をのぞいて、終日そこですごしてみた。
ちょっとトラブルある人がくるので、1時くらいにきてくれない?とまえの日にいわれていたため。

そういう、トラブルとか人間関係とかよくわからない自分は、なるほど、潤滑油としてせめていくらか機能できればよいかな、なんておもったのだった。どうかな。空気よめないけど。

さほど貢献はできないけれど、じぶんのためにはなる。
気分もずいぶんもちなおしたし。
きずのことなんかに関心をむける時間も余裕もなく。

左手でつい重たいものを持ってしまうのだった。
うでのだるさと、エキスパンダーまわりやわきのしたの痛みが、ぶりかえす。うぬー。
いいかげん、気をつけないと。

たいしたことをしたわけでもないのに、もう、くたくた。
今週は気分が、あがったりさがったり、からだより、そっちにひきずられるかんじだった。

しかし、このドレーンをぬいた、わき腹にのこった痕。
6箇所の穴のなれのはて。
いつかきえてくれるものなのだろうか。このままなのかな。

胸のきずもインパクトとしてはなかなかなものだが、この穴のあとも、それなりにまぬけな気がします。
(本人としては。どちらも、周囲の人にとっては、さほどのものでもないような気がする・・・そう願いたい。)

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れいのやつ

暗い暗い。
きもちが、きのうからの延長でふさいでしかたがない。
髪の毛がぱらぱらおちるのも、暗い、めんどうくさい気分に拍車をかける。これが、昼間のこと。

いかーん。
合理的な理由もないのに、むやみに悲しくなってしまうんである。
ひとりでいるときに、じわっと胸がつまるような気分になってばかり。
めそめそ。

手術後はとくに気にならなかった、胸の辻斬りのような傷をみて、なぜだかとつぜんやりきれなくなった。
いままでは、傷口が順調にふさがってくれてよかった、なんて思えていたのだが。

自分の、いまできていないこと、これからできないことばかり、頭にうかぶ。
そんなの思いうかべたってしょうがないやん、というのも、ちゃんとわかっているのだ。
なのに、とまらない。あらー?

認知をかえないと。

髪の毛ぱらぱらがきっかけか?
秋だからか?
退院後、あるいは手術後しばらく時間があいて、気がぬけたか?
去年のいまごろのげろげろ状態を思い出したせいで、トラウマティックな気分になっているとか?うーん。

そこで、ふと思いあたったのは、いままでも、ホルモン療法の注射をしてしばらくの期間、ホットフラッシュとともにそんな気分になることがあったなあということです。
もしかしたら、あたらしく追加したホルモン療法の影響もあるのかもしれないなあ、と思ったら、ちょっとおちついた。(ちがうのかもしれないけれど)
あんまりつづくようなら、ちゃんと副作用対策をしよう、とおもえるし。

自分の性格からいって、社会的な、いやらしい部分があるので、人と接していればそんなどろどろな顔つきでいることもなかろう、とおもって、職場をのぞいてみた。ふふん。みえはりか。
また、夕方はひさびさにお茶のお稽古にいってみた。

職場に行くと、やはりついうっかりばっちり左手をつかってしまうので、気をつけないとなあ、と苦笑してしまう。

お稽古では、さっぱり身についていないのはあいかわらずなので、所作がどうとかいうより、無責任にその場にいて、たのしませていただく方向でやらせてもらった。
またいちから教えてもらって。

ひとびとと話をして、お茶の所作をみていて、きもちがしゅうっとおちつくのがわかった。ふしぎなもんですなあ。まったく。

そして、ひとつひとつの感謝のこころをわすれているなあ、感謝を表現することをおろそかにしているなあ、と強烈にかんじた。
できないことをわあわあかんがえるより、自分にはさきに身につけるべき基本的なものがあるだろう、と冷静に思えてくる。

お茶をいただくとき、お菓子をいただくとき、感謝や一期一会のきもちが自然にわきあがって、それがうごきに結びつくようになれればなあ、とか(そういう所作があるのです)。
それでもって、そのきもちや表現が、日常生活にもちゃんと敷衍されるようになればなあ、とぼんやりかんがえながら、帰路につく。

きょうのお菓子は、錦秋というのらしい。
まるで、赤や黄色やにいろづいた、ぼやぼやっとした山はだをみるような、あまくやわらかい、生菓子でした。

自転車でねりねり移動したからか、適度にからだはくたびれて、胸の痛みや手のだるさはぶりかえしぎみで。
とほほほ、となさけないのだけど、気分としてはきのうの夜よりはいくらか浮上。

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るいじれい

きのう、もしや、とおもっていたことだったが。
やっぱり、気のせいではなかったみたいだ。
今朝になって、一気にやってきた。

ええ、また髪が抜けはじめたんですねー。

おきて枕カバーをみて、そのまま現実逃避的に、ふたたび寝てしまった。

わかっていたことだったから、まあ、ショックというわけでもないんだけどー。
というか、術前ケモ時にぬけたときも、衝撃とか悲しみとかいうかんじでもなかったしねえ。
(たしか、術前の最初の脱毛時は、長く続いた頭痛と吐き気がひとまずおさまったころだったので、髪のことよりそれがおさまったことのほうに関心がいっていたのだ)

ただ、ひたすら不便だったのは記憶にある・・・

ここしばらく、短髪くるくるあたま(ほとんどさるー)ですずやかに気持ちよくすごさせてもらったものだから。
またあの灼熱のヅラ生活に逆戻りなのか、とそのことについてはしょんぼり。
ホットフラッシュがいまはわりとおちついているから、そこのところは、以前のヅラ生活よりはらくかな、なんて想像するけれど。どうなることやら。

といっても、化学療法がおわったら、あっとゆーまに生えるのはよくわかったので、まあ、いいか、とも思う。

特記すべきは髪のことくらいで、きょうは痛みも意識されないし、胃のもやもやはひとまずおちついてきたかんじだし、体調はよかったのだ。
髪が抜けても痛くもかゆくもないし。(首まわりにぱらぱらしてくるのはちょっとかゆいけれどね。)

なのに、よせばいいのにネットでまたいろいろ調べものなんかしちゃったものだから、気分がややどんよりして(5年生存率とかー。つい、みちゃうのだよねえ。あほだったわー)、結局ひきこもった一日をすごしてしまった。
からだは元気なのに。
考えてもしかたのないことを考えるのって、合理的じゃない。

その前に、家族と電話ではなしたが、じぶんのふがいなさを感じるばかりで、なさけなかった。そういうこともある。

去年のいまごろは、ちょうど初めての術前ケモで、入院していた。
そのときの、あの赤い液体とか赤いおしっことか、点滴直後のやたらハイなかんじとか、10日くらい吐き気と頭痛でげんなりしたこととか、一気に思い出した一日だった。

気分もにゃもにゃついでに、むしょーにジャンクなものがたべたくなって、夜にふらっとマックによってテイクアウトしてきちゃったりして。
ああ。

ていねいに生きていない日だった。
反省。
あしたはせめて、ちょっとくらいはおでかけしようとおもいます。

いまみたら、マグカップのなかにまで髪の毛が!!
キーボードにも!わさっと。
こういうのも不便といえば不便ですねえ。

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りらっくす

きのうの点滴の影響でなのだろう、きょうは終日ねむいねむい。
顔も、紅潮していて、なにかによっぱらっているみたいだ。
ぽーっとする。

術前にウィークリーでパクリをやっていたときは、白血球がさがることなんて、ほとんどなかったのに、今回・前回と、やや減少ぎみ。
なんででしょう。

へっててもとくに自覚はないし、点滴をうつには問題ない程度だったから、まあよしとする。来週は点滴が一回やすみなので、そのあいだに自然に上昇することを祈ろう。

白血球をふやす注射もあるからねー、と以前に聞かされていたけれど、できることなら、それなしでやっていけたらなあ、なんて思っている。
なんでも、とっても痛いらしいんです。

きょうは、近所の郵便局にいってみたら、窓口のまわりの雰囲気がかわっていた。民営化というやつなのですね。

ためしに、民営化切手なんかはありますか?ときいてみたら、きのうでぜんぶ売り切れたとのこと。あらまあ。ほんとにあったんだ。
かわりに、タイランド切手を購入。
ぞうもようだったりして、愛らしいのだ。

すこし買出しをしたていどで、あとはうちにかえって、ゆっくりすごす。
ぼつぼつおさまっていってくれるとよいがなあ。

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らくてんか

きのうは、このところの懸案事項だった大物の買い物を、やっとすますことができた。
エアコンを買ったのでした。
夏はおわったのに!という正直な感想も、大歓迎です。自分でも、そうおもうもの・・・
いつも、世の中のながれから、ちょっとおくれている。

たくさん商品がならんでいるなかで、なにをみても、それなりにちゃんとしているので、じゃあどれをを選んだらよいのかといわれても、さっぱりわからない。
一生買えないかとおもったよ。

たぶん、うちに来た人々の、あのエアコンは効いていない、という発言がなかったら、こんなもんだろうなーと思ったまま、買い換えることもなかったことでしょう。
ことしは、いちばん暑いときに、病院ですごしてしまったしねえ。

ひとつすっきりしたので、まるでガンコな便秘が解消したかのようなハレバレとしたきもちで、かなり遅れて宴の席にまじる。
沖縄ごはんだったのでした。ゴーヤ天やミミガーピーナツ和えや、ラフテーなどなど。
のんびりぼわぼわと、三線のBGMがながれるなか、からだをふにゃふにゃゆすりながら、おいしくたいらげた。

きのうゆっくりと充実した時間をすごせたおかげで、きょうの病院いきは、それなりに心もかるく。
ひさしぶりの月曜日受診だったのだけれど、まあ、えらくこんでいました。心がかるくなっていてよかった。ええ。しみじみ。

いつも、診察予定の1時間まえくらいに採血をすませておくのだけれど、行った時点ですでにずらりとならんでいて、採血室まえの待合は、もうわさわさしている。
採血が終わったのは、結局診察予定時刻の5分前というていたらく。けれど、診察時間自体もこんでておしていくので、たとえそれが5分前だったとしても、まあそんなもんかー、というものなのだ。

診察は、結局2時間待ちだし。こんなもんですねえ。
外科の他科の診察室から、ハッピーマンデーなんて、ぜんぜんハッピーじゃないよー、というドクターの声がきこえてきた。
このところ、月曜日がなかったものだから。きょうのこみかたは、診る側にとっても、かんべんしてよという状態なのでしょう。

きょうは採血も点滴も、ハリのさしなおしはなし。こんなの、もうどれくらいぶりでしょう・・・(涙)
おまけに、いい具合に、うごいても痛くない場所にさしてもらったので、右手が自由に使えて大変べんり。書き物をしたり、お昼をたべたりしているあいだ、とんとんと液はおちていく。

点滴をすませ、おわったあとどろーんとしているので、ちょっと休憩してから、かえりじたく。

先週も忘れられていたが、今週は診察のときにいちおう念をおしていた薬の処方が、また忘れられていた。
そのままかえっちゃおうかなーとおもったけれど、そういうわけにもいかんかな、気づかなければよかったな、とおもいなおし、あらためて外科に出向き、処方をまた延々待って、薬をうけとって、会計もあらためてすませて、それから病院をでる。

帰宅するころには、あざやかな夕日。
すっかりすっかり、秋の空気ですね。

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よるのそこ

ゆうがた、外出していると、きゅうに連絡があって。
おともだちとごはんをたべよう、ということになったのだった。
ひとりで、ふらりふらりとあるいていたときだった。

ここのところ、どよどよと視野が狭いというか、顔がうえのほうをむいていないというか。
痛いときは、思考もネガティブ。わかりやすすぎて、ほんまにのう・・・。
痛くない時間でも、考えてもしかたがないのに、点滴をうつ日のことを思い浮かべてしまったりとかさ。

あれまあ、と自分でもおもいつつ、そのまんまの状態がつづいていたので、ここらでちょいと、気分もかわるかと。

あっさりとした中華をたべて、そのあとはしごして、あげた栗などをかじりながら、すこしだけワインをのんだ。
人といっしょのごはんのちからはたいしたものであることよ、とおもった夜。
単純なだけなのかもしれないが、ずいぶんときもちがまぎれる。

痛くなってきたのと眠くなってきたのが、おなじくらいだったので、こしをあげて、おうちにかえる。

きゅうに気温が下がって、すごしやすいことこのうえない。
油断をしてきのうまでのようなかっこうをしていたら、寒ささえかんじるのではなかろうか。
やっと、長そでを着ていても、からだもきもちもおちつくような気候になってくれた。

ちゃんとくるくるまわってくれている地球に感謝しながら、きょうは寝ようと思います。
このままいつまでも夏だったらどうしようかと思っていたもんだから。
ビバ秋。

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ゆくかたの

きのうの夕方あたりから、だんだん胃のあたりがいいかんじになってきた。
調子にのって、自転車にのって図書館にいってみたり、用事をすませてみたり。

いごいごとうごいたからか、夜は胸のエキスパンダーのあたりがちょっと痛む。
でも、以前イタイイタイとそればっかりいっていたときのような、痛みどめが手ばなせない感じではないので、そのままほうって、眠ってしまった。

きょうは、午後から社会保険事務所にいってみたり、職場に顔をすこしだしてみたり。
左手のだるさやしびれも、いつのまにか、たいしたことなくなっていた。

調子がいいと、いままで痛かったところなんかについても、気のせいだったんじゃあ、って思えてくる。
痛いと(気持ち悪いと・うごきにくいと・寝返りができないと)おもっていたのは、思いこみによるものだったのではー。
自分をどんどんうたがう。

まあ、順調に回復していっているのでしょう。(魔法の呪文)

北村薫 編「北村薫のミステリー館」
岸本佐知子 「気になる部分」
を読む。
ここのところ、しんねりむっつり辛気くさかったので。
こういう、ほのぼのときてれつなものを読むと、ぐっすりとよく眠れる。

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やるせなく

きのうは、月齢としては、満月ではなかったらしいですね。
きのうもでしたが、きょうもうつくしい月が、ぽかっと浮かんでいます。

朝は4時くらいに、きもちわるくて目が覚める。
吐き気どめをのんで、月をみていたら、だんだんとおさまってきた。

それでも、終日あわい吐き気がつづく。
以前はどうだったのかなあ。よくおもいだせない。こうだったような気もするし、そうでもなかったかのような気もするし。

だいたい、のどもとをすぎれば、たいがいのことは忘れてしまうのだった。
きょうのことも、たぶん、あとになったら忘れていることでしょう。賭けてもいい。ふふん。

結局、朝ごみをだしたていどで、うちからほとんど一歩もでない一日をすごしてしまった。

空腹時がしんどいので、一日中たべつづけている。かんたんなものばかり。
ごはんとか、そうめんとか、くだものとか・・・。
三食どころか、だらだらとたべつづけ、昼寝つき。(おなか周りについては、このさいかんがえない)
ぜいたくな身分だ。

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もちのつき

きょうは朝から病院。

採血→形成受診→外科受診→抗がん剤、とこなしていく。
連休あけだったこともあり、どこの待ち合い室も、わさわさとひとでいっぱい。

きょうは、ハリのさしなおしも一回しかなく、ラッキーだった。
そういうめぐりあわせの日もある。

いろんなことをわすれていて、うっかりの連続である。

薬を処方してもらうのをわすれた。(こちらから言わないと自動的にでるものでもないので)
うでをまくりにくいシャツをきていってしまい、結局下に着ていたキャミで点滴をうけることになったり。

それ以外にも、いろいろと時間がかかる。

あんまりならぶ習慣がない地域だからか、わりこみなんかもほほえましいくらいしょっちゅうである。
いちいちそういうのにもかまっていられず、のほほんとまちつづけることになる。
いそいでいるわけでもなし。

終わって、最寄り駅に着いたら、夕方6時だった。まる一日がかり。
点滴が終わってから、ちょっと休んで帰るというせいもあるけれど。

いまの自分の仕事みたいなもんかな。というのは甘いかな。受身だし。

ぼやーんとした吐き気と眠気がつづいているが、ああ、こんなだったなーわすれていたなーとひとり納得する。

クリアに晴れた、名月鑑賞にふさわしい夜。

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めぶんりょう

070924_130242
今朝は、実家から新米と季節の野菜たちがとどいた!
さっそく、うれしくなって、炊いてみた。

いつもより、きもちすくなめの水分量にしたのに、それでももっちり。
一杯目は、おかずなしで、そのままいただく。
ああ、うちに秋がきました。

ゆうがた、買い出しにいったついでに、ついひとめぼれして、帯揚げと足袋と半襟と下駄を買ってしまう。
大物の買い物について考えめぐらしていた、ちょうどそのときだったので、たががはずれていたのだろう。きっと。

そんなときは、今年の夏は服などなんにも買ってないし、とか。
今月はぜんぜん飲まなかったし、とか。
一瞬にしていいわけを100くらい思いつく。そんで、買ってしまうんである。

めかしたいきもちが、多少でてくるあたり、まあ、経過は順調なのでしょうな。

晩ごはんは、かりかりに焼いたぶりをかぼすで。ちぎりピーマン焼き。レタスもり。ごぼうとなめこ煮。
ごはんがすすむすすむ。

しずかな夜。

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むいとしょく

070922_105729 きのう、午前中に、ばらの巨大な花束をいただいた。
ボックスをあけると、とじこめられていたばらのかおりが、一瞬でときはなたれる。
ぜいたくな瞬間だ。

花のたまの、中心のところが、目がつんでいたり、やわらかくかさなってひらいていたり。
こまかいところまで見ていると、いろいろなことをわすれていられる。とりこまれそうになる。
すごいね、花!

そのまま、友人宅にたずねていった。
新生児をだかせてもらう。
あたたかくて、ぐんにゃりとしたおもみ。こまかいところまで、よくできている。
まゆげもふんわりと、かわいらしいかおだちをされていました。
自分の井戸に、小さい石をなげこまれたような、そんなきもちがした。いまも、じーっとおもいだしている。

その後、買い物をしたのち、ゆうがたからごはんをたべにいく。
お酒を、一ヶ月ぶりに解禁してみました。

おいしくて、ついつい。これはいつものことですが・・・。
量としては、たいしたことはないはずなのに、くるくるとよくまわった。
痛みどめをつかっていたとはいえ、ふしぎなほど痛みをかんじることもなかったし。勝手なことだとわれながらおもう。

帰宅し、アルコールがきれてきたあたりから、強烈に、痛みだしたのだった。結局。
アルコールで、どっかまひしていたのでしょうなあ。
アルコールって便利だね!←ちがう。

きょうは、大物の買い物の検討をしたり。

きのうきょうと、生産的ではないけれど、気分は、あがったりさがったり、あがったりまた考えたり、そんな時間をすごした。
きのうからの左腕のだるさが、不吉な感じ。このままなにごともなく去ってくれればよいが。

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みるからに

きょうは病院。さくさくと受診し、さくさくと終えて帰る。

退院したときの忘れ物も、病棟によって回収してきた。
顔なじみの看護助手さんやドクターから、あらきょうから入院?ときかれてしまう。ちがいますともー。

きょうも50cc食塩水を注入してきた。
注入後は、さらにのびんといかんのね、とひふがうったえてるようだ。ぱんぱんになっている。
一見して、ぷりっと不自然にはっているのがわかる。

おちちの、天国的なやわらかさからははるかとおく、たとえていえば、臨月の妊婦さんのおなかをさわらせてもらったときのよう・・・(といってもわが身をもって知っているわけではないので、ちがうかも)
あ、そのおなかに、さらに犬の帯をまいたよう?

ちょっとよりみちをしたのみで、へばってしまって、てきぱきとうちにかえる。

しばらく、うちですごしたのち、夜の回で、映画をみてきました。
きょうまで、ということだったので、泥のようにぐったりおもいからだをおこして、のろのろとでかけていったのだった。

「それでも生きる子供たちへ」
ドキュメンタリーではないけれど、これも世界のどこかの現実にあることなのだろう。
過酷な環境でくらすこどもたち。
その、生活や友情やおとなとの関係、あそびや学校にあこがれるきもちを、オムニバスでえがいたもの。

名だたる監督たちがよせているだけあって、映画の技をこんなふうにつかってみました、ときらきらしく感じられる映像だった。
きもちをえぐろうとするには、こういうふうに撮るのか、と。
ひとつひとつ、その例をてづかみで提示されたような。

これは、みてみて、自分にとって、よかった。
自分のなかの、こどもの部分が、ぐらぐらゆれた。

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まがぬける

きょうは一日痛みどめなしですごせた。
たぶん、前回の生理食塩水の注入から、じかんがたっていることも関係あるのだとおもう。

皮膚や筋肉が、のびてきているのではなかろうか。
あしたはまた、注入する日だけどね・・・。とほほ。

さて、それでもおんなじ格好をつづけていると痛むので、朝は早くに目が覚める。イタイイタイといってばかりで、なさけない。

おきて、朝ごはんをたべ(大根とこぶの炊き込みご飯とじゃがいもやねぎのお味噌汁)、晩ごはんの仕込みをし(とりてばとじゃが煮)ごみだしついでに近所を散歩。

すごくさわやかな人間になれたかのような錯覚におちいる。

午前中にいろいろ用事をすませ、ひさしぶりに、お昼の回で映画を一本見た。

「殯の森」。冷静にみられない・・・という部分もあったが。
(おそらくは)つくるがわのひとびとのもっていたであろう、濃密な空気が、映画館にみちてくるような。
そんな映画。

見終わったあと、あーだこーだとことばにして、自分のなかでぐるぐる考えてしまうのがいつもなのだけれど、これについては、ぴたっと説明できる文章が自分のなかにできあがらない。
すぐにことばになるのじゃなくて。じっくり時間がかかりそうな。
それっぽいことばでなにか言ってみても、それは一見かっこよくみえても、それだけでしかないような気がする。

さて、充電したきもちで、その後は予約しておいた本をかりに、図書館によってみた。
そうしたら、さすがに朝からとばしすぎたか、ぐるんぐるんと地球が回る。

しばらく休んで、うちにかえり、またあらためて休んでいると、おちついた。
けれど、結局予定していたお茶のお稽古の復活は、きょうはおあずけとなってしまった。こころのこり。

おちついたあと、食料の買出しに行き、もどりがつおのさくをかってくる。朝の煮物と、お刺身のサラダで、晩ごはん。
とちゅうでなんじゃくなことになったけれど、最近のなかでは、よくうごいた日だった。

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ほのぐらく

きょうも青いそら。気温上昇。

用事をすませたり、図書館にいったり。きのうおとついとさしてかわらない一日をすごす。

ヅラなしででかけてみたら、これがもう、ほんとうにらくで。
あたまがのぼせることもなく、汗をかいたらそのままふけるし。じつに具合がいい。
錯視で、小顔効果もねらえないだろうか。

痛くなってくると、胸のあたりが熱をもってくる。
じっとしていると、だんだんしゅーっとふつうの体温とおなじになってくる。
ふしぎなもんだ。からくりは、どうなっているのかな。

図書館にいるうち、くらくらとしてきたので、ああこれはなつかしい低血糖、とかえりにカレーやさんによってみた。
ちかごろは、食べる量にくらべて運動量がすくないのだろう、おなかがすいてくらくらする、ということがへっていたのだった。

QVのカレーは入院時にデリバリーしてもらって以来。

夏野菜カレー。手のひらにばさっとのるくらいの見た目量の野菜が、投入されている。
大盛りにしてもよかった、とかんがえているうちにぺろりとおなかにはいってしまう。満足。

ここしばらく河合隼雄の著作集を読んでいた。
むかし読んでいたものだけど、きれいさっぱり内容をおぼえていないので、ちょうどいい。
(わすれっぽいと、得をすることもあるというもの。)
ここのところ痛いのの影響もあってか、なんとなくしんねりしたおもいがうずまいていて、そんなじぶんをもてあましていたのだが。

読んでいるうち、ぼんやりと解決のてだすけをもらったような気分になってきた。
気のせいかもしれん。安直といわれれば、まったくそうだし。
ははは。
そういう気分と、しんねりなきもちを、いったりきたりしながら、すごしていくようにできているのでしょう。

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へあからー

きょうもへろへろ。
なんだかしゃっきりしない日々がつづくなあ。
日中、すこしでかけてみたが、やはりとちゅうで患部が痛くなって帰ってしまう。

うちでじっとしていると、いたみどめを常用しなくてもよい、そんな程度にはなってきているのだけれど。

エキスパンダーをいれたところ、皮膚をじぶんでさわってみると、もこもこ、べこべこしている。へんな感触だ。
痛いので、ついさわってしまう。

気分をかえたいなーとおもって、自宅で髪をカラーリング。
自力でやったのなんて、おぼえていないくらいひさしぶりなことだ。

くるくると巻き毛かげんの毛が生えてきていた。
それも、ちかぢか、抜けてしまうのだろうし。
そんなら、抜けるまでに、やったことない色にしてみようかとおもって、ピンク系の色にしてみたのだった。

実際に染まった色は、ふつうのあわい茶色系。あかるい色になって、ええとこれは、まるで。

ええ、まるっきりの、さるあたまでございました。

ちょっとのあいだくらいは、ヅラなしでうろうろできるかなあ、なんて考えています。

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ふかくじつ

うちでこもっていてもしかたがないので、ふらりとさんぽにでてみた。
風が、むしあつい。はだにうすく熱の膜がはるような。

図書館によって、数冊本をかりてかえる。

夕方の回で映画をみようとおもっていたけれど、やはりからだがきびしく。あきらめる。
そういうのは、もうちょっと回復してからにしようとおもう。
なんというか、精神的にもうちょっときりっとしているときではないと、2時間あちらの世界にいってくることは、ハードルがたかいのだなあ。

しんきくさいはなしだが、からだが痛むときは、考えもうわむきにならない。
いまは、今後のことをなるべく考えないようにするのが、時間をすごすこつだろうか。うーんうーん。

帰りは、バスにのった。あるく動きにあわせて、うでやせなかがつっぱる。
左手が、他人のものように、だるい。でもじっとしているとおさまる。

もよりのバス停についたころから、雨がふりだす。大粒の。
ぎりぎりなんとか、ぬれずにすんだ。
そういうちょっとしたことが、うれしく感じられる。
ねっとりとした夜。

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ひとはいさ

きのうは、岡山ジャズフェスティバルの日。
どんなかなとおもって、ルネスホールをのぞきにいったら、盛況のようだった。
ボランティアスタッフの人と、ちょぼちょぼ話しをして、すぐにかえる。

きょうも、ジャズフェスティバルのイベントごとをやっている場所にむけて、雨のなか、でかけてみた。
けれど、しんどくなってやっぱりかえってしまう。しょんぼり。

なにをしたというわけでもないのに、ただ荷物をもって、ちょっとあるいただけなのに、からだが、みしみしいうのがわかる。
ただあるくだけでも、からだのパーツはつながってうごいているんだなあ。

残念だったけれど、こりゃまあ、しょうがない。
病院ではもうだいじょうぶー、とおもっていたけれど、日常のうごきが、まだちゃんとできていないかんじ。

それでも、それぞれのイベントごとが、もりあがってたようでなによりでした。
峠でせいろをいちまい食べてからかえった。

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はざかいき

退院に際して、おめでとうのことばを、みなさまありがとうございました。

きのうは、帰ってから、しばらく荷ほどきや洗濯をしたのち、食料の買出しにいった。

室温に放置しておいたものが、いたんでいたりして、しょんぼり。冷蔵庫にわすれさられていた野菜の残骸に罪悪感をかんじたり。
台所にだしっぱなしにしておいた、玄米が、かびていた。そんなこともあるのですね。もったいなかった。

お店は、しなぞろえも、すっかり秋らしくなっていて、ビールも秋味なんかが並んじゃってて。

じぶんで選んで買い物のできるたのしみ。つやつやの野菜や、おいしい豆腐やあげなどを買ってかえる。
夏野菜と、秋野菜の、ちょうど中間くらいの時期。なにをたべようか、おおいにまよった。

きのこや野菜をまとめて蒸し、塩で。
たくさんのねぎやきのこをくわえてさばのみそ煮。ゆでおくら。
たくさん白米をたき、かつおだしであげのはいった具だくさんのおつゆをつくる。

どうってことない献立だけれど、そういうものがたべたかったのだろう。
まだ、胃がおもいのでたくさんは食べられないけれど。

帰宅後からばたばたとしたので、夜にはすっかりくたびれる。
まだ、本調子ではないのだろうとおもう。
このくたびれも、きもちがいい。じぶんで、なにかできることのたのしみ。

うではいまいちあがらないし、不便はぼつぼつあるけれど、これもちょっとずつ改善していくことをねがおう。

調子にのって、つい薬をのみわすれそうになる。いかん。

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のわきだつ

ところが、昨夜にちょっとした騒動があったのだな。

夜、もやもやとあわい吐き気があるので、いままでのように副作用どめをのみ、そのもやもやが気になってなかなか寝つけずにいた。
ひるま、あれだけ寝たから当然だね!とおもいながら。

夜半に、ゆるゆるとおなかが痛みだす。
むむむ?もやもやの延長?とようすをみているあいだに、どんどん痛みがきつくなってきた。

30分ほどトイレとベッドをいったりきたり(きれいさっぱりかけらも出ない)、からだをベッドの上で、ちょっとうずくまらせてみたり横向きにしてみたり(あおむけしかできないときでなくてよかった)。

そのうち、ベッドにもどるのもきびしくなってきた。おなかが痛くて、ベッドにあがれない。

逡巡したのち、入院してからはじめての、ナースコール。うう・・・。
ゆたんぽのようなものをもってきてもらい、しばらくあたためてみるが、改善されず。
ふたたび、看護師さんを呼んで、ブスコパンの筋肉注射をうってもらう。

ブスコパンかあ、ちぇ、とちょっとなさけないきもちになりながら。
1時間弱ほどで、おなかがぐるぐるっと音をさせて、うごきはじめた感じがした。(そのあいだ、じぶんでずっとのの字にもんでいた)そのあと、また、トイレに行く。
痛みも、だんだんとひいていく。

朝は、おなかの痛みはなく、ただの胃のもやもやと、顔の紅潮ていど。(これはいままでどおり)
氷のうで顔を冷やす。

聞いてみると、夜半のはどうも、副作用どめの副作用(ややこしい)による、かるい腸閉塞状態、だったのらしい。

渦中では、おなかが痛みつつも、「退院がのびたら、さきにもってかえってもらった荷物のなかの、洗濯物がやばい・・・」とおもっていた。

きょうの退院をのばすかどうか、お昼までようすをみてみるか、話がでたけれど。
相談すると、おそらくきのうのような腹痛は、帰宅後はおこらないでしょう、とのこと。
それなら、このもやもやや紅潮はいつものことだし、というわけでやっぱり帰ることにした。

なにはともあれ、退院がきまってよかった。
これから、いろいろ手続きをして、LANケーブルなどを返して、帰ります。
帰ったら、こころおきなく洗濯ができるでしょう・・・。

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ねとぼける

きょうは回診のあと、予定どおりパクリタキセル再開1回目。
点滴でゆっくりいれていく。

見た目には、よく浮いているいい血管だと、一見思われるのらしい。でも、ハリをさすと、にげる、とのこと。
(じぶんではもちろんわかりません)
いろんな人に、何回もこれまでもおなじようなことをいわれたけれど、きょうもそういわれて、3回さしなおす。

副作用どめものんでいるし、点滴終了後、さほど吐き気などはなく、このあたりはいままでどおり。
暴力的なねむけで、午後からほとんどねてすごした。これも、これまでとかわらず。

あす退院なのだが、足がないので、きょう、友人親子が、荷物をひきとりにきてくれた。
荷物だけ、さきにうちにとどいていれば、あとはふつうの一泊旅行程度の量だけをさげて、ふらふらとかえることができるでしょう。感謝。

しかし、そのときなにをしゃべったのかが、記憶があいまい。
とちゅうでのんだ痛みどめの服用時間を看護師さんにつたえたときも、あれ、さっき聞いたよ?といわれる。

きれいさっぱり記憶がぬけおちている。
ねむいねむい。

あとは、関節可動域を測ったり、外来スケジュールの確認や検査の予約、退院時処方の薬の確認などなど。
こうなってくると、残務整理っぽく。

入院中はみなさまお世話になりました。(気が早い)

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ぬけさくな

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管が抜けてみると、ほんとうに快適。
痛みどめはやっぱりのんでしまうけれど、それでも肩関節のリハビリなど、やってみようかというきもちになる。

これまでも、しょうがないねえとぼつぼつやってはいたのだが、体のうごきにあわせて、体内の管もぐりぐりとうごいて・・・なんともいえない不快感だったのだ。

きょうは午後からリハビリの時間があった。
ビデオでは、手術直後からベッドの上でおこないましょう、などとあったりして、いまごろ見てもねえ、と苦笑してみたり。

集団でわいわいやるのかとおもっていただけに、研修室っぽいところで、ひとりビデオをみる形式でだったので、ほっとする。

イタ気持ちいいので、ついやりすぎてしまう。
やはり、健側にくらべると、可動域の制限がおおきくてなさけない。
なけなしの負けず嫌いぢからを発揮して、よちよちとリハビリにはげんでいくことにしようかな。

あしたさっそく抗がん剤の復活初回をやって、なにごともなければあさってに退院、という予定になった。

来週以降の外来スケジュールのうちあわせもする。
まかせておいたら、なぞな日時の予定がきまってしまいがちなので(機械的にやるのでそんなこともおこる)、これこれこういう日程でいきたいのだが、とこちらから提案する。
このへんも、だんだん勝手がわかってくる。
もう、ちゃっちゃとすすめてしまいたい。

8月ぶんの請求書が病室に届く。
限度額適用のてつづきをしていたので、さほどびっくりする額でもなく。
それでも、なんとなく、こころもち、お値段がへんなような・・・しっくりしない。いやわたしのかんちがいかもしれないけど・・・。

窓口で相談してみる。
窓口のお姉さんの説明で、いったんはわかったようなきもちになったけれど、やっぱりようわからん、とふたたび相談すると、なかからほかの人もでてきた。
過去のわたしの記録なんかもだしてきて、かんかんがくがく。

結局、4万円くらいやすくなった。
いそがしいときにごねる客だ、とおもわれたかもしれない。でも、納得できてよかった(お値段もだけど)。
いっこいっこ、制度の勉強になるし。
9月分と、今月予定される外来とのくみあわせの相談などもし、すっきりして病室に戻る。

ゆうがたにはいつものおなかの注射。
だんだん、日常の治療にもどっていくのだね。ばすっとうってくる。
去年のいまごろもそうだったけれど、今回も、うったことなさそうなドクターが見学をしていた。(去年のは、初めてうつらしいドクターの手によるものだった。実験台的でしょう)

3週間ぶりに全身にシャワーをあび、あたまを自力で洗った。こういう、ふつうのことがなんともありがたい。上半身はずっと清拭だけだったので、これでかなり、さっぱりした。

写真は、さしいれにもらった、ぱんだぱんなど。かわいらしい。

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にがおりる

朝になって、とつぜん浸出液の量がへった。横ばいがしばらくつづくのかと、多少あきらめがはいっていただけに、うれしいおどろき。きゃー。

浸出液の量をはかってもらって、そのあとはまず形成外科を受診。
きょうも50cc生理食塩水を注入する。

気のせいか・・・?といぶかる程度には、腋に注射針がはいるのがかんじられるようになった。
それよりも、うでをあげておかないとますますあがらなくなるよ、といわれてひらいてみた腋が、なかなかに痛むのだなあ。

それでもって、病室に戻ると、時間差で注入による痛みがやってくる。さっさと鎮痛剤をのんで、ベッドで回診をまつことにする。白い巨塔的な、あれである。

今回の回診は、人数少なめでアットホームなかんじだった。
浸出液の量をつたえると、どこかに電話をして確認し、やっと管がぬけることになった。

2週間、わき腹からはえていた管がぬける。どこへいくにも浸出液のバッグをつれていき、管もぶらぶらしてさげていたし、ずいぶんわずらわしかった。
手術したとこのまわりで、管が通っているあたりが、つねになにかを圧迫しているように、違和感や痛みもあったし。
これがとうとうとれるなんて。

体からでているところで、管をみじかく切り、それをはさみのようなピンセットのようなものでつまんで、ぐーっとひっぱって抜くのである。
痛いのだろうか、とみがまえてみたけれど、そんなことはちっともなかった。わずかな抵抗をかんじさせながら、ちゅるうっと、さわやかに管は抜けていった。

ひっぱるとき、管がひらたくつぶれていたので、「サナダムシみたいですね」とつたえると、いまどきサナダムシなんていう人はあんまりいない、といわれた。サナダムシはいまどきではないのか・・・。

管が抜けて、管がはいっていたところの不快感はなくなった。ずいぶんらくなものです。
この2週間の、体内の管がはえている部分に沿ってあった、こりこりとした痛み。
もはや、抜けてしまったあとでは、それももうあんまりおもいだせない。

ゆうがた、ばらの花とともになごやかなお見舞いあり。花のたまが、まるくてデカイ。すばらしい。

あとは、はやくうつぶせや横向きの姿勢で、ねむりたいものだ。一歩一歩。
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ならたーじゅ

きょうから、経口薬のホルモン療法が開始。
毎朝、ノルバデックス(タモキシフェン)の錠剤をのむのだ。
さっそく、のみわすれそうになった。(看護師さんのチェックがはいった)
こんなずぼらな性格で、5年間、きっちりのめるのかどうか、心配なところ。

そして、ノルバデックスとゾラデックスの作用のちがいを、あらためて医師に相談し、なっとく。
ホルモン療法とひとくちにいっても、それぞれ機能がちがうのだなあと。

きょうは、朝昼晩の鎮痛剤をのんだていどで、頓服の鎮痛剤は必要ないくらいの痛み。ブラボー。
せっかく、つよい鎮痛剤(頓服)をだしてもらったけれど、効果は、そんなわけでよくわからないのだった。

もちろん、痛くないほうがいいにきまっているので、わからなくてもぜんぜん問題ない。
どっちにしろ、あしたにはいたくなるのだろうしさ。(予想)

とんぷく、ってひらがなで書くと、字面がかわいらしい。

あすの注入以降、また痛くなるかもしれないし、そうしたらあんまり出歩けないかも、とおもって、夕方からすこしさんぽにでてみた。
昼間は気温がたかいのだろうが、夕方の風には、すこし秋がまざっていた。

ついでなので、すこし足をのばして、電車にのってうちまでもどってみる。
郵便物を確認し、ねこをすこしかまい、すぐに病院へもどる。
なんせ、片道30分~1時間弱かかるんで、あんまり悠長にはしていられない。

気温や気候もそうだが、まちのひとびとの服装も、じょじょに秋にシフトしていっているのが感じられた。
はだしにサンダルばき(入院したときの格好のまま)のじぶんが、ちょっとなさけなくもあり。

いつのまにか、入院して3週間たった。
なのに、いまだに管もぬけていないし、なんてこった。
たったそれだけの期間なのに、まちの風景もかわってみえる。
そういう目でみているからかもしれないけれど。
新装開店したお店なんかも、電車の待ち時間にのぞいてみたり。

世間からのおいてけぼり感をかんじ、ぼんやりとこれまでの治療経過をふりかえりながら、病院最寄の駅から、てくてくとあるいてかえった。

おいてけぼり感は、ゆだんすると、ふととなりにやってくる。
てくてくと歩くペースで、それをゆっくりと反芻し(だってないことにはできないから)、適度にからだをくたびれさせて、またふつうの病室での生活にもどっていくのだった。

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とどまって

きのうは、気分的にもりだくさんだったような気がしたぶん、夜は熟睡できた。
鎮痛剤が、強めになったこともあるのかもしれないけれど、以前ほど、痛みも、たえがたいというほどではないし。

前回、生理食塩水をいれてから、ずいぶんたつ、ということも理由なのかもしれない。
あさっての火曜日にはまた注入の予定だけれど、なるたけそのときのことはかんがえないでおこうとおもう。

朝、病理検査の結果報告書を、解読・・・。
なんでこんなにわけわからん単語をならべてるんだ~、としろうととしては思うけれど、業界内では、そのほうが話がはやいのだろうな。
書いてあることはわかったけど、その理由はなんで?という点がいくつかあるので、これらはあした、直接質問することにする。

浸出液の量も、ゆるゆるとへってきていたのが、きょうは横ばいの量だった。うーん。
かといって、なにか努力して実るというもんでもなさそうだし、ようすをみるしかないような気もする。

日曜日ということもあり、終日ゲストあり。
あほな話ばかりしていたようにおもう。

とくに治療のスケジュールもはいっておらず、シャンプーをしてもらったり、浸出液をすてたりする以外は、ただのんびりしていた一日。
おやつ(とうもろこし、ぶたまん、などなど)は、ちゃくちゃくとたべていたりして、おなかまわりがこわいことになっている。あああー。

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ていっぱい

きょうは病理検査の結果の説明があった。
やっと、というか。
はるばる親族もやってくる。

どうも、結果は手ばなしでよろこべる内容ではなかったみたい。
とりあえず、見える範囲ではがんはとりきれている、ということだったが(断端陰性ってことかな)。
これは、よいニュース。たぶん。

ER(++)、PgR(++)←これは術前では(-)といわれていた。
HER2は陰性。
がんの性質は、おとなしくない。
リンパ節15個中15個に転移あり(術前のケモでは消えてなかった・・・。これは残念)

おとなしくない、というのが、いやはや。
開口一番で、「きびしいですね」といわれたのも、印象的。

同病の人か、あるいは同病の人を親族に持つ人以外には、なんかの呪文みたいなひびきの羅列かもしれない。
あとは、報告書にはいろいろ書いてあるけれど、これから判読していこうと思う。
(必殺あとまわし)

あー、術語にかぎらず、全般的に単語とかしらないんで。とほほ。
ブレインがほしいとこではある。

家族の提案で、PETの検査を追加することになった。
(わたしは、してもしなくてもいいとおもっていたが。)
バカ高なんで、入院中にできそうでしょうか?と提案してみたら(包括医療なんで。われながらみみっちいなあ)、バカ高ゆえに、入院中にはできないことになっているんだ、というお答えだった。

そりゃあそうか、となっとく。経営する側からしたら、そりゃあ、かなわんことでしょう。

それから、いままでのおなか注射に加え、来週から経口薬(タモキシフェン)のホルモン治療を併用することになった。

そして、抗がん剤も結局追加することに。おそらく、4クールくらい。
こちらは、管がぬけないことには、開始はできないんであるが。
また毎週点滴にかようことになるのだなあ。

ここらへんは、術後の会話のなかで、すでに出てきていた提案だったので、おさらい、というか再確認、といった風情でふんふんときいていた。

きりとった患部の写真もみせてもらう。(以下、グロいのが苦手なかたは、てきとうに読みとばしてください)

これは、術前から、つよく希望していたのだった。
まるのままのやつと、スライスしたやつ。
一部には、皮膚や乳頭もついたまま。それらもこみで、薄切りにされているんである。

まるのままのやつは、おもったより、肉のかたまり感がなかった。乳腺や脂肪って、こんなふうにつまっているのか・・・。
スライスのは、断面が、それぞれ変わった色をしていた。
ところどころ、これががん細胞だよー、とゆびをさしてもらう。
がんの部位がわかる加工をした写真では、もののみごとに、よくもまあ、というほどに、ちらばりまくりだ。

総じて、フォアグラみたい・・・
と、素直な感想を口に出すと不謹慎な気がしたので(なんでか。親の手前か。)鶏肉みたいですね!といってお茶をにごした。
(そのあとのお昼ごはんはからあげだった。)

説明のあとは、まあ起こってしまったことはしょうがないしねー、と家族でごはんをたべたり、おやつをたべたり。
院内の売店で、アイスの実をかってきて病室で開けたら、いちど溶けたのちに再凍結したらしく、マーブルなアイスバーが箱から出てきた。
そんなこともあるのねえ。(お店で交換してもらった)

それから、きょうから鎮痛剤がミリ数のおおきいものに変更になった。
これはすなおにありがたいです。たすかる。

ここのところ、ガーゼ交換くらいしか山場がなかったので、きょうはもりだくさんな一日のように感じた。
このへんからも、いかにふだん、ゆるみっぱなしで日々をすごしているかが、よくわかろうというものである。

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つつましく

きょうはシーツ交換の日。
看護師さんがふたりきて、てきぱきととりかえてくれる。そのあまりの手際のよさに、みとれてしまう。
組み体操みたいだ。笛の音がきこえてきそうなくらい。

「看護学校でいちばんさいしょに習うのよー」「たいがいのことはわすれたけどねー」とのこと。ほがらか。
学会で関東方面にいった、となりの病棟の看護師さんが、台風のためにかえってこれず、日勤の人数がたりなくてたいへんらしい、という話もしていた。こんなところにも、ひっそりと台風の影響があるのだなあ。

浸出液のいまの量と、理想量までへるのにはどれくらいかかるか、それぞれを医師にきいてみる。これからが、なかなか、へるのに時間がかかるのだということ。そんなあ。

午後からは、ぼおっと本をながめたり、いつのまにかうとうとしたり、痛みどめがきれてきて目がさめたり。
あたまのなかが、本格的にさびついてきているのが、よくわかる。

晩ごはんのまえに、おやつ(オムライスなど)をたらふくたべた。
ゆるいたまごののったごはんが、ちょっとまえから食べたかったのだった。満足。

あしたは病理の結果をきく日。
いちおう、きりとったものの写真もみせてもらう予定。
どんなものなのだろうか。と、いまさら考えてもしかたがないので、ぼやぼやとその時間をまつことにしようとおもう。

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ちゅうにうく

きょうもぼつぼつと痛む。もう、毎日おんなじ話題で、いやになっちゃうわん。

きょうは、朝は回診。
どわっと学生さんをひきつれ、ドクターの一団がやってくる。

ゆっくりと右肩さがりで、浸出液の量はへってきているらしいけれど、それでもドレーンをぬくためには、もうすこしへらないといけない、とのこと。
ああ、これも、何回聞いたことか。

一度、はやめに抜いてしまって、成績がよくなかった事例があるとのことで、それでよけいに慎重にしているのだということだった。
まあ、そんなことならば、しかたないのかもねえええ。
エキスパンダーをいれる場合と入れない場合で、そこらへんの基準量や期間や痛みがかわってくるのだそうな。
へえ。

午後になって、病理の結果が出たから、説明の日には親族をよぶように、といわれる。
ひとりで、先に聞くことはできないのか、たずねてみたが、家族といっしょにきくべきものらしい。

どういう結果が出てもいまさらなことでもあるし(粛々と治療を継続していくしかないし)、先に聞いておきたいのが人情というもの。
わざわざ、説明のためだけにはるばるよびつけるっちゅうのもねえ、とも思うのだ。

しかし、そういうわけにもいかんのだそうな。今後の方針などもそこできめるのだろうし。
あとになって、見たこともない親族が出てきて、話がちがう、とねじこまれるケースもあるらしいから(これも医師から聞いた)、その対策のためでもあるのだろうか。

何回もおんなじ話をするのが手間だ、というのもとうぜんあるでしょうねー。

しかし、ひっぱるなあ、というのが率直なきもち。
もやもやっとしそうではないですかー。
でも、いまさら結果がうごかせるわけでもなし、なにかできることがあるわけでもないしな、というあっさりした思いもある。

痛いけれど、食欲はばっちりあるので、そして食べてるあいだは気がまぎれるので(危険だなあ)、もりもりと間食。

いま、病室はジャンクでデンジャラスなかおりにあふれています。
ついさきほど、モスチキンやオニポテ、フレッシュバーガーなどをいただきました。
とうぜん、晩ごはんぺろり、のあとです。

伊坂幸太郎「終末のフール」をよむ。
ファンタジーなんだけど、さわやかー。むかしの萩尾望都とか、ブラッドベリみたいな。
こんなにいい人ばっかり出てきて。
弱っているときには、こういうきもちよく読めるものって、だいじですね!
これも借り物。

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たすけられ

きょうもあいかわらず痛みはあるけれど、きのうほどではないかなあ。
とりあえず、きょうからはボルタレンとロキソニンのダブル使いで鎮痛していくことになる。
だめなときは、また座薬(これもボルタレン)だ。

きょうも院外にふらふらでかけていくほどの根性はないが、病室にずっといるのも気がふさぐので、足だけシャワーをあびたり、院内のドトールでお茶を買ってきたりした。
散歩というほどの距離でもないけれど。まあ、きのうよりは。

いろんなドクターや看護師さんがでいりするので、誰に何をいったのか、わすれてしまう。へろへろへろ。
(きっと、相手がたも、多少はそうであろう)
あいまに、えっちらおっちら腕をあげてみたりして、プチリハビリ。
腕があがらなくなるのも、困るし。

宮部みゆきの「楽園」をよむ。
よんではおき、よんではおき、していたら、はいってきた医師の一人から「それなかなかよかったよねー」といわれる。
医師は、「模倣犯」についてもすこし言及し、風のように去っていった。
新聞連載だったらしいけれど、とても、宮部みゆきらしい話になっていた。

あとは、太田垣晴子の「キリンビール大学・ビールでいただきます!」をながめては、煩悶する。
やきとりとか。スペイン料理とか。おでんとか。ああ・・・。
それにでてくるたべものたちが、とっても魅力的で。

借り物などばかり。
人々の供給してくれる本でもって、入院生活がささえられているのだった。感謝。

ぼやぼやとすごした一日。

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そこばなれ

今朝は、またまた、エキスパンダーに生理食塩水を注入する日。
よちよちとでかけていく。

朝の4時くらいに痛みで目が覚め、詰め所で痛みどめをもらって飲んだりしていたのだった。(ストックがきれていた。またまたうっかり。)
目覚めもよくないまま、ぼへーっと形成外科までおりていく。

きょうは40cc注入。50ccじゃないのは、「きつくなってきているから」とのこと。スムースにはいりにくくなっているのかな。
腋からの注射は、あいかわらず感覚がない。注射針をぬいて、そこをガーゼでふきとると、血がそれなりについているのに、それでも無感覚。ふしぎ。

それから、きょうは抜糸。やっと、というか。
裁縫道具の、ニッパーみたいなので、ぴりぴりと切っていく。
そのあと、テープで傷をおおった。
抜糸をしたあと水を注入したりして、ぺりぺりっとそこからはがれてきませんか?と聞いて、失笑をかう。

いっつも、あほなことばっかり聞いて、苦笑されたり、あきれられたり、そんなことのくりかえしな気がする。
「こんなに皮膚をのばして、皮膚が妊娠線みたいにわれてきたりしませんか?」とか。

ところで、最近は、何ハリ縫う、という単位ではかぞえないらしいと聞いたのだけれど・・・いちおう、質問してみた。
そうしたら、やはり、何ハリ、という言い方はしないのだそうだ。正確ではないので。
なので、傷のサイズはふつうにcmでおしえてもらった。
17cm、ということでした。そんなもんなのかー。

午後から、もう、なにをしても痛い。
いつもは、昼間はパジャマでいるのはいやなので、着替えてすごしているけれど、それもできず。それどころか、病室からも、まったくでない。
ベッドのうえで一日過ごす。
あたまに、枕を差し入れるだけでも痛かったのだ。
なんとまあ・・・。もう、あきれかえる。人ごとのように。

寄り道した医師にその旨をつたえ、きょうは座薬でいきたいんだけど、とリクエスト。
もう、背に腹はかえられないのだ。
座薬は、経口のにくらべ、看護師さんの手をかりるから、もうしわけないのだけれど。

さすが、ミリ数はおおいし、効くのも早い。
痛みはいくらかはそこにはあるけど、ふつうに起き上がれるし、こうやってキーを打つことだってできる。

しかし、10年ほどまえだったら、(座薬をおねがいすること自体には躊躇はしなかっただろうが、)こうやって臆面もなく書いてしまうことはできんかったように思う。
こうやって、人はおばちゃん化していくんかもしれんですねえ。うう。

いまは快適。

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せるふけあ

世間は新学期だったようですね。
ガーゼ交換やバイタル測定をしてもらい、薬をのむくらいで、とくにへんてつもない一日をすごす。
たいがいの時間は、ねちねちと本をよんだり。

週末、まったく院外にでていなかったので、こりゃあいかんわな、と午後から一時間ほど病院のまわりをさんぽしてみた。
日ざしがつよい。
せなかに汗をたくさんかいた。
まだまだ、夏のなごり。

さて、(むだな部分の)脱毛問題。
相談してみましたところ、刃物(かみそりとか)、毛抜き、電気シェーバー、どれもよくはないしすすめないけれど、年齢のこともあるし(高齢の方は、あんまり処理しないのかな。時代背景的に?)、電気ので処理するぶんには、病院からはなにもいわない・・・みたいな返答がありました。
毛抜きは、いかんらしい。ほう。

当面は、それでなんとかしのいでみようか。
それよりもまえに、早くうでがあげられるようになりたいけれど。

午前中、ドアがすーっとあいたので、来客かな?とおもったら。
どうもとなりの人が部屋をまちがえたらしくて、そのままはいってきたのだった。
その人は、すぐにまちがいに気づき、ものすごくうろたえ、声が出せないようなのに(甲状腺関連の手術か治療をされたもよう)、なんとか弁解しようとされていた。

むしろ、こっちが恐縮してしまうくらい。
似たようなへやがならんでいるし、そういうのはしょうがないのだ。

日が落ちるすこしてまえに、ゆうだち。
さあさあと、音がきこえるほどの大粒の雨。

あしたは、また、例の、生理食塩水を追加する日。はやいものだ。

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すきかって

きょうも、ゆだんすると、じりじりと痛む。
しかし、痛もうが痛まなかろうが、かわらず一日がすぎていくもので。
痛みどめを駆使しながら、なるたけわすれるようにして、のほほんだらだらと、すごす。

からだから生えているドレーンから、浸出液がすこしもれるようになっていた。
いつのまにか、あてているガーゼがしめってきている。
ガーゼを交換し、油紙をあて(このへんは古風だなーと思った)、そのうえから防水のふにゃふにゃのフィルムを貼る。
ドレーンの出口(入り口?)が見た目にも変化がないことから、そのまま様子かんさつ。

痛みがきつくなってきてから、ここ3日くらい、じつは病院外にでていない。
それまで、あれだけふらふらしていたのに。
つねに、病室にいないといわれていたのに。
なんとまあ、非力なことであるよ。

そとは、暑いのかしら。涼しいのかしら。
たずねてきてくれる人々の格好からおしはかると、それなりに蒸し暑かったのだろうなあ。

でも、痛みどめがきいているあいだは、あいかわらずあほーな話をしたり。
ごはんももちろん完食で、おやつまでたべてしまうし。
あ、そうそう、ベッドも、フラットにしてねむることができました。
薬がききはじめなころに寝入るように図るのが、こつらしい。

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しげしげと

070901_120556 きょうは、ガーゼ交換やシャンプーの日。
それ以外はとくに予定もなく。

ガーゼ交換では、看護師の人が、わたしのへやのスピーカーのスイッチを押しわすれたらしく、よばれないままですごした。
そのうち、直接呼びにきてくれたので、交換せずじまい、ということはなかったけれど。

からだの側面にある、管のはいっている穴をじっとながめる。
いつみても、ふしぎ。こんなところからでてくる液を、いまは袋にためているわけで。

シャンプーのあと、タオルをあたまにまいて、しばらくすごした。
タオルをはずしてみると、髪の毛がソフトにパンクなかんじでたっていた。
ねぐせみたい、ともいう。
ちょっと気に入ったので、一日そのままですごした。
ぼうず刈りくらいの短さだけれど、アレンジのしようもあるのかもしれん、ともおもった。

さて、お昼は、防災の日こんだて。
主食が、おにぎりで。備蓄用のパン(レーズンパン)、というのもついてきた。
ダブル主食は、なかなかヘビーだ。
ほかには、かれいのしょうゆバターソテー、とろろ、きゅうりのあえものなど。

きょうも、痛みどめがきれると、痛い。
けれど、痛みどめがきいてくると、ついうとうとうたたねしてしまった。
夜もよくねむれるといいけれど。
はやく、ベッドをフラットにした状態で、眠りたいものです。

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さらぬてい

夜、痛みが気になって、うとうとしたり、目が覚めたりをくりかえす。ベッドをフラットにしていると、痛むので、ギャッジアップした状態で朝までをすごした。

そうはいっても、ベッドに入る時間ははやいし、昼間、ねむければそのときに睡眠もとれるしなーという思いもあって、さほど睡眠不足感はない。
寝返りっぽくからだを動かせるようになったこともあって、それなりに快適。

朝、形成外科を受診して、エキスパンダーに生理食塩水を50cc追加する。
痛みについて、ちょろーっと相談してみたけれど、こればっかりはしかたないみたいだった。結局、追加の量も、減ることはなく。
形成の医師によると、いまのうちにできるだけ皮膚をのばしておきたいんだ、とのこと。
適切な時期とか、なんかそういうのがあるみたいで。ほう。

ついでに、美容形成的な、気になっていることも聞いてみる。
ええと、注射やかみそりなどがつかえなくなっている患側について、レーザー脱毛は可能なのでしょうか?
こたえは、可能だけれど、痛みなどの感覚がもどってくるまで、たとえば年明けくらいまでは、やめといたほうがいいでしょうね、とのことだった。
なるほどー。( 感覚、もどってくるのか!)

でも、それまでの期間は、どうやってすごしたらいいのだろうね?
考えてもしかたがないので、これもあとまわしな問題とする。
手術前に、かたづけておくべき問題だったのかもしれんですね。
こいつはうっかりだ。

たしかに、いまも痛覚がうまくはたらいていないかんじだし。きょうも、腋からの注射は、ちっとも痛くなかった。
なのに腕をあげると腋の傷(というか縫い目?)が痛い。なんじゃそりゃ。

あすは、ガーゼ交換の日らしいけれど、どうも近県で学会があって、フロアの医師がほとんどいなくなるらしい。たぶんしてもらえるとおもうけどねー、と医師1は軽快にいって、去っていった。
まあ、しょっちゅう交換しているんで、一回くらいとばしても、問題ない気もするんですがね。

それから、しばらくぶりの医師(たぶんボス)と話す。
今後の治療方針について。ホルモン療法では、注射をつづけるか、それと経口の薬を併用するか、全面的に経口薬に切り替えるか、そして抗がん剤はどうするか。
今後、子どもをつくれるかどうかも。
生殖機能の復活=うんでもいいよー、ではないのだね。

生殖機能はもどってきても、妊娠することでホルモンバランスがかわるから、かつては禁忌といわれていたのだそうな。ホルモンが影響するがん。へんなの。(悪態をついてみた)

現在では、初期の患者さんなら、だいじょうぶだといわれるけれど、とのこと。そして、さまざまなケースを提示される。のんきな人のケースとか、慎重な人のケースとか。
ただ、進行している人の場合は、安易なことはいえない、ということだった。ちょっと悲しいケースについても話がある。

だいたい、治療が終わるころに、妊娠可能年齢かどうかも、ビミョウだし。
べつに、予定はさっぱりないけれど、とりあえずホルモン治療に関連することなので聞いときたかったのだった。しかし、きょうの話は、まあしょうがないかな、と思えるまでには、ちょっとかかるかもしれん。

しばらくは、人の子をかわいがる方向で無責任にすごそうかとぼんやり思いめぐらす。
ぼーっとしていて、お昼のおかず(豚野菜みそいため・回鍋肉がちょっとしゃばしゃばしたかんじ)を服や床にひっくりかえしてしまった。
とほほほ。ちょうど、洗濯しようと思ってたとこだから、いいけど。負け惜しみー。

でも、これらも、いま考えてもしょうもないことなんで、あとまわしの箱にいれておこう。
とりあえず、痛みがどうにかならんことには、なにを考えても不健全な方向にいきがち。
あとまわしに、全身全霊をかけるのだ。←そんな、おおげさな。

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こんでぃしょん

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きょうは朝に回診、ガーゼ交換。
それ以外は、のんびりとすごす。

痛みが、日につれて、じわじわと強くなってきている気がする。
しょうがないことだし、痛みどめをのんで、じりじりと時間がたつのをまつ。

ききはじめると、ほやほやと、ちからいっぱいのんびりできるのです。
痛みはそこにありつづけるけれど、あんたちょっとそこでじっとしときなさいよー、と言える状態になるのだ。

あんまり痛むようなら、先日注入した生理食塩水を、いったんすこしぬきとるという選択肢もある、ときかされる。
よくわからんが、あすまた、追加注入の予定になっているので、そのときに相談することにきめて、きょうはその問題は、いったんおいておく。あとまわし。

看護師さんにきくと、やはりおなじように痛みをうったえる人はおおいのだということ。
そう聞くと安心する。
ひとり、いたいいたいとさわいでいるのだったら、情けないなとおもっていたので。

先日から、さらさらのカレーがたべたいな、とくに表町のQVのやつ、とほんのりおもっていた。
ここのカレーは、不調なときでもいけるので、これまでもたまに、病院帰りなどに、よって食べたりしていたのだった。

それを、午後からデリバリーしてもらう。
正確には、テイクアウトしたものを、車でもってきてもらったのだった。
目がハートになるとは、このことね!

お店から、車でも30分くらいかかるとおもうのだけど、まだじゅうぶんにあたたかかった。

あんまりうれしくて、カレーのかおりただよう病室で、写真をぱちぱちとっていたら、主治医1があらわれた。
げんきやね、よっしゃよっしゃ、といわれる。
いっつも、間食中・間食まえに遭遇するので、ちょっとはずかしいものがある。
(それだけ間食の頻度が高い、ともいえるー)

スパイシーだけれど、滋味あふれる、やさしいカレー。
そのあと、晩ごはんのハンバーグも、ぺろりとたべてしまった。
痛かろうがなんだろうが、食欲はしっかり。ありがたいことだ。

退院までに、とんでもないことになりそうな、そんな予感のするおなか。

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けいそつな

ちりちりと痛みがつづく。

なにかしているとわすれていられる、そんな程度だけれど、いたみどめは手ばなせない。
管が抜けるまでは、いくらかしかたのない部分があるみたいです。
痛いところと、感覚がまったくないところと、極端だ。
全か無か、みたいな。

きょうは、朝から採血。
その後、お昼前に、看護学生さんやその指導教官のかたの、インタビューをうける。

卒業研究なのだそうな。
脱線してばかりで、もうしわけなかったな。
テープ起こしが、たいへんなことだろう。

うごくと痛いけれど(からだの振動にあわせてうずく)、うごかないでいるのもつまらないので、散歩したり、そのあとお見舞いのゲストとしゃべったり。
痛みに意識がむきすぎないようにする。
間食なんかもいっぱいする。

ひさしぶりに、足のつめなんかも、塗ってみる。
手術前に、とらないといけなかったので、つめはすべて素にしていたが、抗がん剤で色が変わったとことか、そのままにしてさらしているのは、なんとなくおちつかなかったのだった。
からだをかがめると、やっぱり痛いのだけど、こんなときはむきになってでも塗ってやる。

ついうっかり、ふらふらあるきまわっているから、痛くなってしまうのかしら。
どうも、わたしの生活には、うっかりがおおすぎる気がする。
いまさらですが。

くもっていた時間がおおかったせいか、外に出ても秋らしい雰囲気がしていなくもなかった。
気のせいかもしれんですけど。

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くもとなり

きょうは、朝から形成外科受診。
入院している病棟の回診のまえに、すきまをぬっていってきた。

エキスパンダーに生理食塩水を注入するのです。
イメージ的には、かえるのおしりから空気をいれて、おなかをふくらませる、そんなかんじ?

とりあえず、きょうは50cc。ちょっとずついれていくのだそうな。
わきのしたに、おそらく弁のようなもののついた(逆流しないというから、そうなんでしょう)注入口がうめこまれているので、そこに注射針をさして、液をいれていくのだ。

わきの下に針。うう、ゆううつ、と一瞬はおもった。うでにさすより、痛そうな予感、というか。

なのに。
さしても、さっぱり感覚がない。痛みもないが、ささった感覚自体がない。
ミラクル・・・。自分のからだなのに、感覚がないというのは、奇妙なものですね。

予想していたほどの胸の痛みもなく、楽勝やん、とおもっていたが、時間差でそれはやってくる。いろんなとこをのばしているのですものねえ。
鉄板がはいっているような感覚も、あいかわらず。

それでも、日中はふらふらとさんぽしたり、洗濯したり。
医師1からも、いついってもおらん、というくらい動けるのががいいんだ、といわれた。
(いついってもおらん、と実際におもわれているのでしょうー)
これさいわいと、あるきまわってすごす。

左うでを、下におろしておくと、なぜだかそこかしこが痛くなってくるので、無意識のうちに、ひじをおりまげて手のひらを顔のちかくにもっていっている。ほんとうに、いつのまにか。
スーパーでの買い物中に、献立にまよう、主婦のようです。

さて、きょうはこころまちにしていた皆既月食の日。
けれど、しっかり曇っていたのだった。
こればっかりは、しょうがないですねえ。
きのうが、ほれぼれするようなクリアな月だったから。まあいいか。

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きもそぞろ

なぜだか、きのうの夕方からネットにつながりにくくなる。
きょうは、まったくつながらず。さっき、突然に復活する。

きのうは日曜日だったので、家族やゲストが病室をたずねてきてくれた。
このせまい部屋に、おとなが大勢いて、空気が薄いような気すら、しました。
にぎやかにぎやか。

きのうは日曜日だったから予想されていたことだったけれど。きょうも、ひきつづき、とくに治療らしい治療はない。
薬が延長になったり、あす以降の予定をしらされたり、その程度で、のんびりとすごす。

手術後、気が張っていたのが、ぬけてきたのか、きょうはからだにちからがはいらない。
くたびれるたびにベッドですごした、そんな一日。

あす、エキスパンダーに生理食塩水を注入するらしい。どんななのかな。
皮膚がちょっと伸びて、多少は痛みがあるらしい。けれど、好奇心もいっぱい。

手術のあと用の小冊子を、看護師さんからもらう。わたすのをわすれていたとのこと。
リハビリのしかたや、術後、生活のうえで注意すること、などがたくさん書いてある。

いちおう、リハビリらしく肩関節などをうごかしてみたり。
本格的なリハは、体から管がぬけてから、らしい。
はやく抜けてくれないかな。わき腹あたりから管が生えているのは、やはりなんとなくおちつかない。見た目もへんなかんじだし。
かゆいし。

生活上の注意。患側は、毛の処理は禁止らしい。(はさみでちょんちょん刈る程度ならいい)
うーん、刃物や注射針は禁止ときいていたが、そういうこともあるのだねえ。
難関だ。入院中は、ノースリーブはきびしそう。その後のことは、退院してから考えることにする。

きょうは、ふつうの前開きワンピに更衣してみた。
坊主あたまにはにあわないのですねー。新発見。
ポケットがないので、浸出液を入れるバッグは、ポシェットに入れてななめがけする。これで、ふつうの散歩の人にみえるだろう。

ちょっと売店などに行ってみるが、すぐにくたびれる。へとへと。
その後は、見舞いのゲストと、たらたらと話す。

医師のひとり(たぶんボス)があしたから、しばらく病院にいないので、病室にはこないけれど、さぼってるわけじゃないから、と伝えにやってきた。
退院のめどについて、ちらりとふってみたけれど、今週末まで、という可能性は、とりあえずないらしい。そうか・・・。

先週のきょう、入院したのだった。日がたつのははやい。
きょうは、集中力がすぐとぎれるというか、すぐにねむくなるというか、しゃきっとしない一日だったなあ。
月がきれいなのが、救い。

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かぜまかせ

きょうは、朝の診察(というか神出鬼没な医師の病室訪問1)のときに、はじめて傷をみてみた。

本人はううっと思うかもしれんけれど、これは我々にとってはきれいな傷やから、というようなことを医師から言われる。
たしかに、膿んだりはしていないし。
まあ、そういうことのようです。
さすがに、チェーンステッチとかにはなっていない。ふつうの、縫い傷。

ガーゼ交換の日(医師2)でもあったので、最中に自分でもさわってみた。なかに異物がはいっているので、それなりに、かたい。
皮膚も、まだこれからのばすところなので、おおきさもしょんぼりサイズ。
(だれですか、もともとそんなもんだ、なんて言ってる人はー)
そんなにまるくないし、もこもこしている。

当然のことながら、皮膚表面は傷以外まったいらです。乳首などの付属物はなし。
それでも、おもったよりも、衝撃はなかった。こんなもんか、というかんじで。じぶんの体のことだし、あっさり慣れていくのかもしれません。
あるいは、いまはハイだったり、痛みのほうに関心がいっているからで、それについて気になるようになるのは、もっとおちついてからなのでしょうか。

あとは、皮膚がだめにならないように、血流にはせっせとがんばってもらわないと。
ふしぎなことに、さわってみると、皮膚にあまり感覚がない。こういうものなのかしら。それとも、だんだんもどってくるのかしらね。

ガーゼ交換まえにきた医師が(神出鬼没の医師3)きょうはこれからホウコウだね、といっていた。
咆哮?
きいてみると、ホウコウ→包帯交換、でした。

その後、医師4(たぶんボス)もやってきて、浸出液の量などを確認していく。もうちょっとへってくれないと、ドレーンはぬけないらしい。体に、直接管がはえているのって、ふしぎなかんじだ。

午後から、来客など。

どうでもいいようなあほな話が、ありがたいありがたい。
夜も、ゆっくり眠れるし。
いろいろ、弱気なことも話してしまったような気がするが、まあいいか。いまのうちいまのうち。←甘えんな?

いたみどめを飲むのもわすれていられるくらい。いまいち、あたまがまわってないので、会話にキレがなかったけれど、もともとのような気もするし。

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おりもおり

あけがたに、やはり痛みで目がさめる。
あきらめて、さっさと痛みどめをのみ、きいてきたころに、ぐうぐうねてしまう。
薬が、よくきいてくれるのでたすかります。

いたみどめについては、一定時間、間隔をあけないといけないのらしい。
一人のドクターからは、気をまぎらわすことができるようなら、痛みどめにたよらないで、あまり飲みすぎないように、といわれてしまう。
またか、とおもったり、しょんぼりしたり。

外来の主治医や入院時の主治医(名前上は三人)、形成の医師、看護師さんなど、神出鬼没にいろいろな人があらわれるのである。
それでも、不定期にあらわれるにまかせて、油断しまくって一日をすごす。

その後、ほかのドクターからは、いたみをがまんしてもいいことないから、痛みどめはつかっていいから、みたいなことをいわれる。夜中でも、たりなければすぐに出す、と。

ええ、もちろん根性なしのわたしは、後者の意見をとりました。
ちょっとだけとはいえ、しばらくがまんしたあの時間は、なんだったのかなあ。

きょうは、うでをなるべくあげて(肩関節を90°以上に)みるように指示をうける。
なるほどねえ、うごかすのは、はやいほうがいいのですね。
でも、あのう、からだのなかにいれた異物や、わきの縫い目(たぶん)が、にゅるりごろりと動いて、とってもきもちわるいのですけど!
まあ、それなりに、いたいし。
それでも、そんなにくさっていないで、わしわしとうごかしてみよう。

体からでている、管をとおる液の色が、だんだんうすくなってきた。
いままで、パジャマのポケットって、いったいなんのためにあるのかなっておもっていたのだけれど、浸出液をいれるバッグが、ちょーどぴったりはいるのですよ!こんな用法にやくだつとは。新発見です。
(見た目には、ちょっとぐろいかもしれないけれど。からだからでてる管が、にゅるっとシャツからはみだしてポケットにつながっているのです。)

ちょっとずつ、ちょっとずつ、それでもまえの日にくらべたら、劇的に回復している気がする。
はやくロボット状態から卒業したいもんだ。

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えいりあん

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きのうは、手術まえにもパソコンさわってて、ドクターから、余裕やなー、といわれました。
いや、まさか、そんなわけでもなく。なんかしてないと、手持ち無沙汰だったんですな。

手術前に、ボールペンやマジックで切り目のデザインを皮膚に描きいれていき、写真も撮る。
関節可動域もはかる。
オペ着にきがえる。

看護師さんが、もー、こんなぼろっちいオペ着なんてないでしょうー、もうちょっとましなのにしたらいいのにねー、といっていた。
でも、よそのオペ着なんかも知らないし・・・。そうか、ぼろなのか。
すぐにはずれるように、ベルクロでまえうしろをとめてあるのだが、強度があまりにもたりないため、テープでうえから補強する。・・・うーん、そのへんがぼろなのかもしれない。

手術室に車椅子ではいり、いろいろちゃぷちゃぷはなしながら手術台にのぼる。よっこいしょ、と。
意外とちいさいベッドでした。あんまり幅があったら、きりにくいのかな。

麻酔医が、点滴で麻酔入れていきますねー、と準備をはじめる。
あのう、そちらは患側ですけど。
そういうと、ああまちがえたー、ということだった。どきどき。
だんだん、からだがゆるくなってきました、といった直後に、記憶がなくなる。

・・・・・・

はやくから、意識がもどっていたらしい。
病室にもどってきたときには、話もしていたということだ。
けれど、意識清明というわけではなく。
そのときの記憶もほとんどないし、もうろうとしていたのだろう。

夜中、痛みがはげしくなると、痛みどめをつかう。おかげで、薬がきいているあいだは、よくねむれた。
ねがえりがうてないので、背中や腰がいたむが、もう、それどころではなく。
ときどき、お願いして、体位変換してもらう。
足のストッキングやハドマーもあつくてたまらないが、気になりながらもぐうぐうねてしまう。

朝、おきてしばらくはやはりねがえりがうてない。
それでも、回診やなんかをうけるうちに、だんだん調子づいてくる。
さっさとカテーテルをはずしてもらって、清拭をうけ、ふらふらとちかくをあるいてみた。トイレも自力でいく。

まだ、からだから浸出液の管がはえているので、見た目は宇宙人っぽいですわ。(見たことないけど)
お昼前に水をのんでみたら、天国的においしかった。

お昼ごはんは、全がゆで、おかずは、ちょっときもちわるくてたべられなかった。
けれど、とちゅうでやはりおなかがすいて、おにぎりを食べたりした。むしょーに、こぶのおにぎりが食べたくなったんですな。
晩ごはんは完食。たりなくてプチトマトなんかを追加してたべる。
あんまりながいこと起きていると、おえっとなってくる。なんでかなあ。

18時ごろ、昨晩のような、耐えがたい痛み。
どんな姿勢をしていても、呼吸をしても、なにをしても痛い。
しょうがないねえ、とあきらめていたみどめをつかう。

いたみどめが、あっさりと効いてくれてたすかります。
いまは、からだを起こして、本をよんだり、メールをうったり。
そんなかんじの一日。
いまごろは、みんな、お茶のお稽古をがんばっているのかしら、なんてかんがえながら。

いまだに患部はみていない。医師や看護師さんはなんども確認にきたけれど、そのときはまだ、自分のからだがうまくうごかせなかったんで、見えなかったのだった。
どうなっていることやらねえ。

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うかぶせも

さて、とうとう手術日だ。
ごはんがでないのと、もう水が飲めないくらいで、いまのところはとくにかわりなく。
寝起きはごくごく飲みましたが。

きょうは、11時半くらいにオペ室にはいって、12時から16時半、の予定。
まっているあいだが、緊張しそうですね。11時くらいまでとか。どうなのだろうか。
そのころは、ストッキングをはいて、部屋でぽつねんとまっていなければなるまい。

いま、担当医のひとりが、やってきました。手術時間をちがうふうにいってたので、たしかめたら、1時間くらい、かんちがいされていたみたいだった。
たくさん手術する患者さんがいるわけだから、しょうがないねえ。
あしたの朝になったら、飲水テストをして、その後は水がのめるそうです。ごはんも。おかゆだけど。

それなりの感慨もあるような。
ありふれた、あたりまえの朝のような。
あとは、意識のあるあいだ、いろいろ見ていこうと思います。

なんだか、まな板の上の鯉、という表現はつかいづらい。
にんげんだからねー、こんなでもねー、というきもちになってしまうんで。

家族到着。ねこぎらいの母は、その不満を言ってくる。へやのねこのにおい。ねこをてばなす話も。

気持ちはわかるし、本人がうちにとまる期間はねこのせわをたのむわけだから、こちらもおねがいする立場なので、つよくいえないけれど。(でも、よそに宿をとってくれたら、ほかの子に依頼しやすかったのになあ)
なにもいま、そんな話をしなくても・・・というのは、あまえでしょうか。
いつものことなんで、もう慣れましたが。

やっぱり、適度な距離をとって暮らすことが、われわれには必要なのだなあ、なんてことを感じてみたりした。
べつにいま、このタイミングであらためて考えてみないでもいいことなんだけれどねえ。

それから、周囲の人々の、なくなった話とか。なにもいま・・・(以下略) 
だれもはげまそうとしないあたりが、血筋をかんじます。その血はじぶんにもながれているのだなあ。

まあ、そんなこんなの直前時間なのだ。
実況風に記述してみました。

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いもねずに

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きょうは朝から回診。
直前に、主治医のひとりが、たくさんくるからねー、と声をかけにくる。
ほんとうに、白い巨塔的に、おおぜいやってきました。
そんななかで、ぺろっと上半身ぬいでいるのも、まぬけなもんです。

その後、麻酔科を受診。ひととおり説明をうける。
予測されるアクシデントや副作用について。
それぞれ、めったにないこととはいえ、やはり聞いていてすがすがしい内容ではないですなあ。
歯が折れるとか(気道確保のときに)。ぞくぞく。

お昼ごはんのあとに、すこし近所をさんぽ。
そして、お見舞いのお客さんとたらたらあほな話などをする。
その後、看護学生さんの、卒業研究とかで、担当教官をまじえて、インタビューを受ける。

テープにとりつつ、の形式が、なんともなつかしく。
話がはじまったばかりで、母が到着したので、しりきれとんぼになってしまったが、つづきはまた後日、術後にすることになった。

家族同席で術前の説明をうけ、同意書にサインをし、看護師さんに関節可動域をはかってもらい、いちおう、きょうのメニューは終了、らしい。

あ、あとは眠剤と下剤をのまないといけないですが。
そんでもって、ベッドに柵をして眠るわけである。

食事はきょうの夜でおしまいだけれど、水分は、あしたのあさ7時くらいまでならだいじょうぶ、ということになった。
ブラボー。
手術のはじまりの時間が、おそいためらしい。
これは、たすかります。寝起きに水がないのって、せつないものがある。

のんびりと一日ねていたら、いろいろ考えたかもしれないけれど、それなりにスケジュールのつまった一日。
それでよかったのかもしれないです。

写真は、お昼ごはん。お昼から、しょうがやき。あと、いもやまめがおおいです。

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あいみての

朝からきょうも、よくはれている。
きょうから入院なんである。いよいよというか。やっとというか。

午前も午後も、検査など。採血やエコーやMRI。院内を、うろうろふらふら歩く。

うでには、針のあとが点々と。
あさってからは、左腕に注射ができなくなるので(患側のうでは術後はさけないといけないのです。リンパとるし)、今後がんばることになる右腕はつかわず、集中的に左腕ばかりに刺してもらう。
さいごのおつとめだよー。

病院についたとたんに、夕方ちかくにMRIとるから、お昼は絶食ねー、といわれた。
しょうがないことだけれど、覚悟のないときの絶食指示は、ものさみしいものがあったなあ。

検査がぜんぶおわって、17時ごろ、あと1時間もすれば晩ごはんがはこばれてくるというときに、おやつを買いにはしる。
たべることもだけど、水分がとれないのは、水のみ魔のわたしとしては、きびしいものがある。

こんなことで、手術のとき、手術前日の夜から手術日の翌日の昼まで、絶食(水も)にたえられるのだろうかねえ。
看護師さんからは、氷くらいはだいじょうぶかもしれないけれど、とはいわれましたが。
(手術の本質からは、はなれた話かもしれないけれど、こういう瑣末なことが気にかかるのだった。)

とちゅうで、担当医師や看護師長さんが、学生さんをつれてくる。
医師のたまごたちと、看護師のたまご。

担当医師からは、「ビジュアル的にいやだったら言ってください」と冗談を言われるが。
うぬー。
ビジュアル的にこのみなほうが、きびしいのではないだろうか。どうなのか。

看護師のたまごの子は、はなしてみると、中学生のころには職業をきめていた、とのことだった。
ああ、いろんな人がいる。

サービスカウンターでLANのひもをかりてきて、病室でパソコンをつないでみた。
つないだりなんて自力でできるのだろうか、と疑問だったが、とりあえず穴にひもをさしてみたら、勝手につながった。
すごい時代っすね。

おおざっぱな手術の予定の説明を受ける。
手術中とそのあとは、王子っぽい白ストッキングをはいておかなければならないらしい。
血栓予防のため。
でもさあ、ビジュアル面で言えば、尿管をさしたままよりも、こっちのほうが、とほほなはずかしさがあるような気がする。

そんな、第一日め。

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かたづかん

きのう、深夜まであつくスパークしてしまったので(わたしなりに)、きょうは日中は自宅でじっとりのんびりとすごす。
つよいひざし。洗濯物がよくかわく。ぱりっと。

きのうのながれで、同級生がとまっていたのだった。
甲子園の中継などもみてみる。ひじょうに夏休み的だ。

朝ごはんや昼ごはんをもりもり食べてあきれられる。
酒のつぎの日には、炭水化物がやたらとたべたくなりませんか。

あと、お味噌汁とか。
そんなこともあろうかと、水出しのこぶだしやいりこだしは、冷蔵庫でたいていは鎮座している。
たいした具がなくても、いやむしろお酒のあとはあまり具だくさんでないあっさりしたおつゆのほうを、体がよろこんで吸収してくれる気がする。
・・・そんな確信犯的に飲まなくてもいいわけですが。

夜は、冷蔵庫かたづけ的におかずをもそもそつくって食べる。いまは、たべきれなかったぶんのトマトを煮ている。
あしたからは、ちょっとバカンスにでかけるのだものなあ。←まけおしみ。
とりあえず、病室は、このへやよりは涼しかろう。

夕方から、ぱらりぱらりと雨。
おかげで、ひさしぶりにすずしい夜。
たんたんと、自宅でひとり、すごしているが、しずかに気分が高揚していることが、自分でも意識される。
遠足のまえみたいだ。

あるいは運動会のまえか。よく、あしたになったら、学校が火事になってないかなあ、なんて考えていた(不謹慎)。
どうも、人間にあんまり進歩はないみたい。

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なつのしめ

午前中に用事をすませ、午後からは研修。やたらとねむたい研修だった、そしてすんごく暑かった。

夕方から、後楽園へでむく。
ことし4回目の幻想庭園である。とくにイベントごとなどもやっていない日だったので、わりとまともな、のんびりしたビアガーデン会場といったところ。

同窓会、というほどかっちりきまった催しではなく、たんにあつまってビールをのむ集い、なのだった。
だらだらだら、とあほなはなしをして。

大阪からかけつけるひとびとあり、それなりにひさしぶりなので、ぽっちりゴージャス感がある。

また、臨月の子のおなかを、さわらせてもらった。
かおをみるたびに、さわらせてもらっているかもしれない。

おなかはぱんとはっていて、ぽっちゃりの人のおなかの手ざわりとは、まったくちがう。ひふの下が、もこりもこりとゆっくりうごいて、ちょっとほかにはない感覚だった。
新鮮。
そのなかに人間がはいっている、というのがふしぎでしょうがない。

ビアガーデン会場でも食料や飲み物は調達できるのだけど、そこはつい、いろいろおかずもちこみ、ということになってしまう。夏のピクニックだ。
会場のおつまみはすぐにうりきれるし。

月曜日から入院なので、冷蔵庫の野菜たちの整理ができてよかった。
おつきあいいただいたみなさま、ありがとう。

おそらく、幻想庭園は今回がことしさいご。ひと夏に4回もいけばじゅうぶんだ。夏もおわる。
月曜日からは、しばらくビールともおわかれ。

下駄をぬいで、直接あしもとの芝生にふれてみると、ひんやりふさふさとして、いつまでもさわっていたい気持ちになった。

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おにのかま

070816_133913_3 070816_134055_3 きのうの木曜日も、やはりやはり、暑かった。
昼ごろ、両親と弟がたずねてきた。

この暑さのなか、もうしわけないことだ。
入院の日程についてすこし話した。
入院しても、手術までは検査や説明をうけることくらいしかすることはないと思われるので、とりあえずはひとりでいってくるわ、ということに。

その後は観光などをしてみる。
総社か西大寺に行きたい、とのことだったので、なぜ?とおもいながらも、総社方面へ車でいってみた。

じぶんにとってはさほど新鮮でもない吉備津神社。
予想外にうけました。
JRのポスターにつかわれていたのはこの回廊かー、とか。
片平なぎさの2時間ドラマでつかわれていたのは、このお釜のまえだったのかー、とか。

そうなの?
岡山にきた目的が果たせた、とまで言われた。そうですか・・・。ほんまかいな。
わたしは、それらよりも、そのへんにあった手作りっぽい鬼のいすのほうに、魅力をかんじましたが。
まあ、ミーハーにたのしんでもらえたなら、それはそれでよかった。

夕方からは、お茶のお稽古。さっぱりさっぱりできず。
茶せん通しをまるごときっぱりわすれてお茶をたててみたり。ああ。

お菓子は、ころっとまるくあいらしいピンク色のかたまり。中心にあずきがひとつぶ、のっけてある。
なにを模したものか・・・かんがえてもわからないので、先生にきいてみたら、菊だった。
秋ですね!猛暑なのにね!

来週からしばらくお稽古をやすむので、その旨先生につたえてからかえる。
わけをきかれたので、率直にこたえる。
先生はまあ、といったようすだったけれど。同期のほかの生徒さんたちをもまきこんでしまったのは、もうしわけなかったな。

いつも手順をぐるぐるかんがえてばかりで、気持ちがしずかになることもないけれど。
あたふたしているときは、いろいろ忘れられていられるんでよかったですよー、と言って失笑をかってしまった。

教えがいのない生徒であること、まちがいなしである。
それでも、みんなでたのしんですること、それがいいのよ、といわれてほっとしたのだった。

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もりかえし

きのうの火曜日は受診の日。術前の最終の外来だ。

ホルモンのおなか注射もうってくる。
おもえば、ちょうど、この注射をうちはじめて1年たつわけだ。
しかし、さほどの感慨もなく、いつもどおりバスッとうってもらってきた。
毎回、おなかにホッチキスをうっているような感じがしてならない。

これからも、しばらくは注射はつづけるだろうし、おそらく、その後もしばらく経口のホルモン剤をつかうことになるのではないかしら。どうかしら。
手術がおわらないと、そのへんのことはなんともいえないけれど。
5年くらい?

しばらくは、こどももつくれないし。
いや、あてはさっぱりないんですけどねー。あはー。
そこらへんの分野の復帰(というか参入)は、とうぶん先になるんだろう。先にもあるのかどうかなあ。

そんなことばっかりかんがえててもしかたないですけどね。
ちゅうか、もうちょっと目のまえのことを優先してかんがえろ、というところですね。

こればっかりは、病気しててもしてなくても、かわらなかったかもわからんし。(その可能性大だし。ぶつぶつ。)ひとりのときには、らちもないことを考えるもんだ。
いつまでもなんやかやと病気のせいにしてしまいそうで、それも危惧。

術前の検査(感染症・心肺機能・その他)の結果は、問題なかった。まえの日、へんに気にかかっていたけれど。それについては杞憂。

ただ、がん細胞のいきおいが、ややもりかえしていた。
どうもちかごろ、みょーに痛いとおもったよ。
エコーで、こりこりにゅるにゅるとさせるたびに、ヤツの影がうつる。イタタタタ、というところである。
ノギスみたいなもので、しこりのサイズも測る。
よろこべないニュース、なのだろう。

ホルモンの注射だけでは抑えたり縮小させたり、できなかったわけだ。この結果がえられただけでも、この期間は必要だったような気がする。じぶんではそう思う。
あんまりほうっとかないで、手術うけないとな、という受容に、必要な結果だったともおもえるのだ。
ええ、負け惜しみかもしれないですわね。ほほ。

お盆シーズンでもあり、友人が病院の送迎や入院準備の買物、ごはんに、根気よくつきあってくれた。車のないわたしには、貴重な足である。
量販店だと、病院から用意するようにいわれていた前びらき下着なども、病院で買うのの何分の1かのお値段だった。ほくほく。

それ以上に。
しこりのサイズ話のあとだったので、ひとりだとまた、もやもやと妄想が暴走していたかもしれなかった。
いままでの経過や性格からして、それはおおいに想定されるさ。

あほな話をしながら、おだやかにごはんがたべられたことが、なによりもありがたかった。

夜、アコーディオンなどのライブがあると聞いていたので、会場に問い合わせると、すでにお席はソールドアウトだった。いっつも出足がおくれるなあ。
そんな日もあるさ、と夜ごはんを食べて(あじ刺身・うにと湯葉・きゅうり一本漬けなど)、まわりの女子のお誕生日シャンパンのおすそわけをちくちく飲んでからかえった。
赤白でめでたい色合いののみものだった。ラブリー。

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ほうきぼし

きのうの月曜日は、激烈になまけものですごした。
つぎの日が受診の予定だったので、検査結果にかすかな不安をおぼえつつ。逃避的。

シネマクレールで映画を一本みたが、あんまりしょぼくてせつなくなった。
腫瘍の話もからんでいたし。

あけがたの3時半に目が唐突にさめたので、うわさの流星群とやらをながめてみようとおもって、玄関ドアのそとにでてみた。

しかし、うちはかなりの線路そば。
あかりがこうこうとともっていて、ふつうに光っている星すら、あまり見えない。
なにがなにやらわからないままに、あきらめる。

夜食をたべて、あらためて眠る。

いまさらなにかができるわけでもないのに、患部がちょっと痛むたびに、いちいちそのことについて考える。
ああなんて辛気くさいのー。

この週末は、ジャズフェス関連やうどんツアー、ピカソ展など、たくさんもりこんだ。
おかげで、にぎやかにすごせた。
こんなしずかな夜は、うっかりこころぼそい気分になるけれど、これはこれで、あまんじて受け入れなければ、としおらしくも思った。

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じょうねつの

きのうの日曜日は、ひるまは、さわやかな暑さのなかゆっくりとした時間をすごした。
からっと晴れて、風がさわやか。

夕方より、ジャズフェスのイベントをのぞきにいく。
サルサの日だったのだ。
裏方の人手はたりていると聞いていたので、気楽にでかけてみた。

そうしたら、とんでもない熱気で、お客さんがサルサでおどりまくっている!
満員御礼、といったところである。
みな、それぞれにきらきらとたのしそうだ。

あかちゃんを音楽にのせて、たかいたかい&くるくるまわしする若いおとうさんがいたり。
あかちゃんも、くちゃくちゃになってわらっていた。

そんななか、声をかけられてちらしくばりなどのお手伝いをすることになった。
会場のカフェでビールをのみながら、数人でせっせとちらしを仕分ける。
撤収作業のときも(ちからしごとがおおいので、わたしはたいしてやくにはたたなかったが)スタッフやボランティアのひとびとがいちがんとなって、さくさくとすすんでいった。

これで、8月のジャズフェス関連のイベントはひとだんらく。
来月にはまた、いくつかもよおしがあるので、それもたのしみだ。

うちあげ風に、こじんまりとごはんを食べて、そのあとはしごして、乾杯した。

スタッフのひとり、もともと顔見知りの人が、こんなに人たらしだなんて知らなかったな。周囲の人びとをどんどんいい具合につかっていくのだ。
よい発見だった。

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らいぶかん

きのうの土曜日も、酷暑な日。
じりじりと、日ざしがはだをやく。

そんななか、香川県にうどんをたべにいってきた。
7人がよりあつまって、わいわいとくだらないことをしゃべりながら、瀬戸大橋をわたった。

3軒まわったのだけれど、それぞれ三者三様で興味深く。

どんぶりをもって、ならんで待ったり。香川独特の串刺しおでんに驚喜したり。
いりこだしがしっかりとしていて、おしょうゆも地元産だったりして、ライブ感のあるうどんたちでした。

つやつやとはだのきれいなうどん。
あれなら、「うどんはかまずに飲む」というのも、わかる気がするな。
そんな高等技術は習得がむずかしそうですが。

あいまに、高松市美術館で開催されている「造形集団 海洋堂の軌跡」というのをみてきた。

あやしいおねえさんのフィギュアなんかには、ひるんだりもしたが。
それぞれがしごとが細かくて、模型店の会社の歴史もそれぞれあやしくて、サブカルチャーっちゅうのはこんなところまできているのか、とそのあゆみにくらくらしたのだった。

夜は、ジャズフェスのライブイベントをのぞく。
見知った人々が、ボランティアスタッフとして、参加しているのだった。
ライブもきもちよく、人々もみな、いい顔をしていて、ぜいたくな時間をすごした。

うどんをしっかりだべたあとだったのに、会場でついパエリアなんかもばっちりたのんでしまったし。

でも一日あんなにあつかったのだもの、スタッフのみなさんはさぞかしくたびれられたのではないかしら。
おつかれさまでした、とそれぞれの人につたえたいきもちになった。
おかげで、ゆたかな、いい時間がすごせました。

かずかずのアトラクションを終え、みっちりとてごたえのある一日をすごしたのだった。もう、胃も気持ちも、おなかいっぱい。

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のびちぢみ

きのうは、そのまえの日に調子よく屋上ビアガーデン花火にいけたこともあり、ハゲ以外は(というかぼうずアタマ以外は)ふつうやんかー、と一日職場にいってみた。

しかし、この暑さは尋常じゃないですね。
帰宅するころにはくらくら。もうそろそろ、ヅラをとって生活するべきか。
フェイクファーははやく卒業したい。
それでも、おなじおもいをしている人はたくさんいるわけだし。ひとりヅラに文句をつけているのもなさけない気がする。

へばると、わきのリンパのとこや、ひざ関節がこりこりと痛む。これさえなければ、わりとわすれていられるのだけど、なかなかわすれさせてくれない、にくいやつなのである。

お茶のお稽古は、夏のお点前(たぶん)の復習。
それでも、前回のことがさっぱりさっぱりきおくにないので、この日も新奇な体験のような気がしてしかたがなかった。

おかしは、こいみどりのようかんの上に、透明なかんてんがながしてある、ソリッドなかたちのもの。変形五角形。
透明部分にはあずきがぽろり、とちらしてある。
すずしげ。

ようかんのおかげで血糖値もあがり、教室の冷房もきいていて、ずいぶんもちなおす。

ご近所の酒屋さんにひさしぶりによってみた。
毎週、木曜日だけ入荷しているという、おとうふを買う。

福山からはるばる、やってきているおとうふらしい。
帰宅してすぐ、とりあえずやっこでたべる。
ふくふくとまめの味がして、なんともおいしかった。
おしょうゆなしでもいいかもしれん。

これだけあついと、ねこもいっしょにへばっている。
きみはこんなに長いいきものやったんか、と毎年おもうのだった。(冬はコンパクトにたたまれているのですが)

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ごしゃくだま

きょうは岡山市内の花火大会の日。
6月18日の日記にも書いたが、まちの中心地にあるおともだちの自宅屋上で、もちよりビアガーデンかつ花火鑑賞となる。

さまざまなお料理に、つめたいビール、シャンパンも。
うっとりする。

花火の日は、近年はほとんど、自宅のまどからビールをすすりながら、しずかにみていた。
中心地からははなれた立地なので、花火はだいたい半円しかみえないのだけれど、それでもまあいいか、とおもっていたのだった。

去年は、ビョーキ発覚後で、いろいろあって帰省したり病院にいったりしていたので、なんとなく花火どころじゃなかった。
ことし、こうやってビールをちまちまのみながら、ごちそうをつまみつつ花火をみていることが、奇妙なかんじがした。
ありがたいことだけど。

ゆかたを着て花火、というのも幼少時以来だとおもう。

わいわいとあほなことをいいながら、夏のひかりをたのしむことのできる、しあわせ。
空気が、ねっとりとして、熱をおびている。

帰宅後、あせをながして、ゆかたをざくざく洗濯し、ここちよい疲労感で、こうしてすわっている。
おなかが、まるっとしていて、苦笑してしまう。よく食べた。

今夜は、しっかりねむれそうな気がします。
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たてつづけ

きょうもひたすらあついです。
8月なんだもの、しょうがないか。(あきらめぎみ)

あたまがのぼせてしまって。
なのでつい、かつらをかぶりわすれて、玄関をでてしまったりする。
あわててもどるけれど。
ちょっと薄めのぼうずあたま?くらいなので、そのまま出かけてしまっても問題ないのかもしれない。

うわさどおり、巻き毛っぽい毛がはえてきている。くるくる。うねうね。

しかし、せっかくはえてきたんだ、ぜいたくは言うまい。
最近は、シャンプーも復活させてみた。
(いままではずっと、顔や体のついでに、ちゅるちゅる~っと洗っていた。ほとんど地肌だったんで)

市内電車にのると、夏らしく風鈴がディスプレイされていた。
俳句の文句がかざりつけてあったり、昆虫のオブジェが配置されていたり。


きょうは、「ツォツィ」をみる。
映画って、見ないときは半年くらい余裕で見ないのに、ふとたてつづけにみてしまうときがある。
いまが、そうみたい。
日記にはあげていないものも含めて、この一週間のうちに、4本。

現実逃避がしたいんかなあ。
たいした現実でもなかろうにねー。自嘲。

きょうのは、見終わったあと、すっきりするような内容とはいいがたかったのだけど。

南アのスラムがおもな舞台だった。世界にはこんな現実もあるのだな、となんともいえないきもちにさせられる。ひろいひろいスラム。

最後のほうで、主人公の若者が、人間らしい言動をするようになる。
それが、希望といえなくもない。

舞台設定の国はちがうけれど、「ダーウィンの悪夢」や「ナイロビの蜂」のときのような、ずっしりと重たい、かなわない感触がある。
もっともらしくまとめてしまうようで情けないけれど、世界はじぶんがおもっているより、ずっとひろいのだと思った。

かえりみちにスーパーによって食料を調達しようと思うが、なにをたべたいのかがわからないままに、買物もできず。
そのあとべつのスーパーによって、野菜などを調達してかえり、いまは大根を煮ている。夏なのに。

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なつのにわ

ここのところ、べらぼうな暑さですね。
ひさしぶりに、あせもなんかもできてしまいました。

さて、きのうの日曜日には、社事大の通信過程での同級生が、岡山にやってきた。
なんでも、邑久に用事があるのだとのことで。

とりあえず、ゆうがたからいっしょに後楽園へいく。
観光というよりは、そのなかのビアガーデンとジャズフェスティバルの一環のステージをめあてに。

芝生でわさわさ足を泳がせながら、もちこんだデパ地下のおそうざい(そらまめ煮、ゴーヤーサラダ、れんこんはさみ揚げ甘酢あんがらめ)をつまみに、ビールをのむ。

まちなかに、こんな公園があるのは、じまんしていいことだとおもうんだけど。

とおくで、きもちよく音楽がなっている。ジャズフェスのボランティアでおてつだいをしているおともだちが、三々五々たちよっては、ビールをのんでいく。
だらだらとしゃべりながら夜はふけて、なんとなく人びとがつまみ持参で集合して。ゆうぐれもうつくしく。

つるつると夜はふける。杯はかさなる。

日本酒のみすぎた~。


一夜明けて、きょうも夜は後楽園。
狂言の会だった。
演目は、濯ぎ川と神鳴。

ステージだけあかるくしてあって、暗闇のなか、お話はすすんでいく。ときどき、わっと会場がわいて、ライブはいいなあ、とおもう。

狂言よりも印象にのこったのは、観光協会みたいなところがくばっているおみやげ袋。飴なんかがはいっていたのですが。
袋のプリントに、でえれー・ぼっけー・もんげー、と書いてあるのです。
かわいらしい。

横に訳も書いてある。
(すごい)(す、すごい)(すす、すごい)
そんなんでいいのか?ほほえましくおもう。

いまのシーズンの後楽園は、おすすめです。
いつの季節も、いいところなんだけどさ。

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よるをいく

朝からしとしとと雨ふり。しかし、台風のあとといったら、ふつうはからっと晴れるものではないのか。あてがはずれる。

今回も、台風らしくないままに、いつのまにか、きづいたら旅立っていかれたのらしい。
それでも、農家のかたなどが被害にあったり、けがをした人もあったとのことで、気の毒なことである。

午後から職場にむかう。
雨ふりで、なおかつ自転車もなかったので、バスででむくことにする。
これで、晴れていたらふつうにてくてくと歩いていくのだけど。
ひざ関節がしゃんとしなくて、あいかわらずかくかくしているので、ついじぶんを甘やかしてしまう。

バスだとおおまわりだし、のりかえの接続が、昼間はいまいちだ。
あるいて30分のみちのりが、なぜか1時間ちかくかかる。
朝のラッシュ時のほうが、するっとスムーズにつくことができるのだが、これはなぞなことだ。

夜になって雨があがる。

そとを、夜行列車がつづけてはしっていくのがみえる。
あたたかな雰囲気の、だいだい色のあかり。個別に区切られているらしい寝台。
それぞれ、どこにむかっている列車なのか。

どこかからどこかにむかうのって、いいなあ。

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のわけのひ

朝から風のつよいこと。
あすの朝には、台風は通過していってくれてるでしょうか。

用事でそとにでたときに、うちのとなりのたてもののベランダにでもおいてあったのだろう、ポリバケツのふたがとんできた。危機いっぱつ。

また、近所のスーパーの駐輪場で、自転車が軒並みたおれていたが、それらにくわえ、ふつうのバイクまでたおれていたことに、おののく。
ころがっているヘルメットにも哀愁が。
持ちぬしのかた、おきのどくに。

夕方、お茶のお稽古にむかう。
どうかんがえても自転車はハードそうな気候なので、あきらめてバスでしおしおとでかけていく。

バスまちのあいだ、そして目的地まですこしあるくあいだ、ヅラがひじょーに危険!
三度笠をおさえてさきをいそぐ旅人の気分を満喫。風車の弥七のように。

はらはらしながらヅラをそっとおさえつつ、いそぎあるく。
はじめてヅラをつけてそとにでた日に匹敵するくらい、こいつに意識が集中した時間だった。

お稽古にて、きょうのおかしは、ときどき登場する、きれいなみどりのもろもろのかたまりのうえに、ちいさなひまわり型の干菓子ふうなものがおいてあるもの。

復路も、必死こいてバスに乗ってかえる。
バスに乗るまえ、駅の地下街をとおりぬけたのだが、時間をくりあげて閉店しており、閑散としたものだった。

花火大会も延期だし。
とにかく、お天気には、かなわない。

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えいがのひ

きょうも風がある。これは、台風の影響もあるのでしょうか。

きょうは朝からそとにでて、人にあったり、用事をしたりしてみた。
やっと、社会保険事務所にもいく。

三か月分、高額療養費の申請がとどこおっていたのです。なんでこんなにぐうたらなのか。
入院のためのてつづきのぶんもふくめて、まとめてやる。
以前よりも、こころもち、手続きが簡素化されていた。

その病院のありかが、とおりみちでもあるため、きょうも知人の見舞いによる。
点滴が常時つながっているので、不便そうだし、きょう刺しかえたばかりなのに、刺しどころがいまいちだったようで、ちょっとうでをうごかすといたい、とのことだった。気の毒。

それでも、同室のかたとまんがの貸し借りをしていたり、交流がそれなりにあるようで、安心する。
そのなかではひとり、とりわけ若い患者なのだけど、さすがなことである。

中途半端な時間に病院を辞したので、どうするかな、と一瞬考えて、そのまま近所の映画館によってみる。
めずらしくこんでいたので、どうしたことかとおもったが、きょうは映画の日だったのですね。
その映画館は、会員になっていたらつねに1000えん均一なので、映画の日、というものの存在もわすれてしまうのだった。

「サン・ジャックへの道」をみた。
ロードムービー的な、巡礼のおはなし。でも、登場人物のほとんどだれもが、宗教的な理由で参加してるのではなくって。
お遍路さんも、そんなかんじなのだろうか。どうなのか。

山や野原や砂地や、きびしいけれどうつくしい風景がつづき、それぞれ、問題を抱えた巡礼メンバーたちが、だんだんとなじんでいく。
なかにひとり、がん患者(サバイバー?)役の女性がいて、そのひとの「わたしは生きたいの」というせりふに、しんとしたきもちになる。

その役の人は、つねにスカーフをまいて、頭をかくしているのだけど、そしてそれを暴かれることをとても気にしていたのだけど。
最後のほうでは、ほかのメンバーといっしょにおふろにはいっていたりして、まるっとしたあたまをさらしてわらっていた。
そのあたりの気持ちのうごきも、なんともいえず胸にしみる。

でも、シリアス一辺倒のものではありません。
きもちよくみられる人生賛歌。つい、ほろっときてしまうし。
佳品です。
おすすめです。もやあっとしたものがある人も、すっきりできるのではなかろうか。

ていねいに生きたいきもちになる映画だった。
なかなか、そんなきもちは、長続きしないのだけどね。

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はいきのう

きょうは、ひざしはつよいが風はさわやかで、すごしやすい一日。

朝から、病院にて検査の日だった。
レントゲンや、採血や、なんやかや。
血が止まるまでの検査で、うでに針をさすのですが、あんまりあっとゆーまで、その手際のよさにおどろく。

肺機能の検査、というものもしてみました。
トイレットペーパーの芯みたいなのがくっついている管をくちにくわえ、鼻から息がもれるのをふせぐために、シンクロナイズドスイミングのような、鼻栓をするのです。
100年の恋もさめそうなすがた・・・でも記念に撮っておきたかったなあ。

通常の換気や、いきおいよくはいたりすったり、そのやりかたを検査技師さんがおしえてくれるのだが、彼女の実演やかけごえがとてもねんいりで、その熱心さに感心する。

「はい、すって~、すううううー、はああー」
「はい限界まで~、もっともっともっとー」
これを、動作つきで、やってくれる。

さまざまな職業があるものだ。
北島マヤばりな、名演技の実演でした。

それから、手術のときにからだのなかにいれる風船みたいなやつを、注文する。(ティシュエキスパンダーのことですね)
いろいろなサイズがあるのかなーとおもっていたのだが、あっさりときまってしまう。

2種類あるなかの、まよわず小、のほうだった。
大、をみせてもらったけど、わたしにはあきらかにつかえまへんな、というサイズ。しょんぼり。
このさい、患側だけでなく、健側もいじってもらったほうがいいのかしらねー。

おもったより検査や受診がはやくおわったので、きょうはきのうとはちがう病院へ見舞いに。
病院によって、いろいろようすがちがうのがまた、興味ぶかい。
食事がとれないとのことで、しんどそうだった。なのに、わたしの心配ばかりしてもらってしまった。
もうしわけないことだ。

きょうも月がきれい。
クーラーなしですごせる、貴重な貴重な夜。

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あめのなか

きのうは、たいそうな暑さのなか、一日をのたりのたりとすごした。
本を読んでは寝ておきて。

夕刻からのはげしいゆうだちにおののきつつ、まどからそとの風景をながめると、しろくけぶって、幻惑されるふう。

はげしいいかずち。

雨がひとだんらくしたので、ぷらぷらと投票にいく。
投票のための封書をにぎりしめていったのに、ついてあけてみたら、まったく関係のないお手紙だった。
じぶんのうっかりさかげんにあきれる。

わけをはなしたら(おそらく話さなくても問題ないと思われる)さらっと通してもらえましたが。

たんたんとすぎていく、七月さいごの週末。
夜は、すずしくすごしやすかった。

きょうはまるい月がうつくしいです。

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じゃずぴあの

きのうは土曜日にしてはめずらしく、朝から夜まで、びっちりと活動。

朝から、倉敷で、研修(講義とワークショップぽいもの)に参加する。今年新卒で就職したんです、みたいな雰囲気のひとびとのおおい、わかわかしい研修でした。

あんなにながいこといすにすわっていたのは、かなりひさしぶりだったので、きびしかった。緊張していたし。
首が、ぐらんぐらんとゆれました。(ようするに大々的にいねむり)

研修では、グループを設定して、そのおなじグループで当面は学習をするのですって。
グループ内で連絡網をつくろう、というときに、じゃあアドレスを赤外線で交換しましょう、と携帯電話が登場して、うーんいまどきよのう、と新鮮なおどろきがありました。

夕方からは、ツインピアノのジャズライブ。

連弾?とおもったがそんなことはなくて、ピアノが二台、なのだった。
ほかには楽器はなにもなし。新鮮でおもしろうございました。
ピアノのかけあい。かたほうが走ったら、もう片方がよりそったりして。

したしいひとびととともに楽しんでいたので、リラックスして、ふんわりと楽しむ。
なまのおとはいいなあ。

リラックスしすぎて、眠たくなって、そのあとのはしご先でぐんにゃりしてきたので、さらっと一杯のんだだけで一足はやく帰宅。
次回は、万全の体制で、がっつりのぞみたいものであるなあ。

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よりみちを

近所のスーパーのお魚コーナーで、沢がにを売っていました。
生きていた。
プラスチックパックのなかで、こそりこそりとうごいているのです。

沢がにの旬は、いつなのだろう。いま?
どうやってたべるのでしょうか。
しじみみたいに、おつゆのおだしにしたり、するのでしょうか。

雨上がりには、むかしは道路をやつらが横断していたなあ、とノスタルジックなきもちになった。

きょうもきょうとて、むしあつく。
地面がゆらゆらゆれるなか、バスにのって、よちよちと病院にでかけたり(見舞い)、そのままよりみちして、かるい晩ごはんをたべたりして、帰宅しました。

ちゅるりと酎ハイをのんで、ゆるゆるとまわりのひとびととしゃべって、こころもち、社会的な気がしないでもない、一日のしめくくり。

うちにつくと、ひたいにじんわりと汗がにじんでいた。

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おとだけが

きょうも朝から真夏の日ざし。
午後、一瞬そとが暗くなって、雲がたちこめてきたので、期待したのだけれど、ゆうだちはなかった。ざんねん。

夕方、よりみちしておともだちに久しぶりに会ったあと、お茶のお稽古にむかう。
すっかりおそくなってしまった。

もう、さっぱりさっぱり、手順の手の字もなく、じぶんがこれからなにをやるのかも、わからない。

おやつは、黄みどりのふかふか生地とあんこからなる、四角のブツだった。
ほうぼうでお稽古が同時につけられていたので、どこからお茶がめぐってくるのか、どこになにをとりにいっていいのか、さっぱりわからず。
油断すると、意識がよそにいってしまって、そのままいきっぱなし。

しゃきっとしないままふらふらと駅に向かい、バスをまつあいだに、とおくから花火の音がきこえてくる。
すがたは見えないけれど、これも夏らしく。

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こうほうしゃ

きょうもほんまにあつい一日でした。
熱気のためか、ゆうがたになって、はげしいかみなりとゆうだち。

18時半くらいには、ごていねいに停電までおこる。
一瞬で復旧したのでなんてことはなかったけれど、停電するほどのかみなりなんて、どのくらいぶりだろうか。

停電と関係あるのかどうか、そのくらいの時刻に岡山市内でまた、水道管が破裂(?)したらしい。
床上浸水したおうちもでたようだ。おきのどくに・・・
今回はどこでしょうか。

そんなことはつゆしらず、暑さがひと段落したのに気をよくして、ばんごはんをととのえ、ゆっくり食べる。
夏野菜ぜめ。

そうこうしているうちに、水道局の広報車がまわってきて、そんなことがおこっていたのを知ったのだった。
うちの町内では、さいわいにして水の使用には問題ない、ということだ。

雨上がりでも、さっと道路が乾燥してしまって、いかに熱気をもっていたのかが推測される。
いまもちっともすずしくならないもの。うう。

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うだるよう

きょうは朝から病院へ出むき、午後から受診。
ほんらいの予約日ではなかったが、おもうとこあって、結局いってしまう。

その後、図書館で予約していた図書をピックアップし、いったん自宅にもどったのちに着付けのお稽古にいき、そのまま岡山ジャズフェスティバルのボランティアスタッフの顔合わせ会、というのに出かけていく。

風邪がぬけきっていないし、あたまがうろうろしていて、いつもにもまして、行動にまとまりがないんである。

いろいろあって(弟が入院する予定になったりとか)、あんまりじぶんのことで日にちをひっぱるのもなんだかなあ、と思えてきたので、入院・手術の日程を決めてしまったのだった。

(弟のせいというつもりなどはさらさらなく。たんに、きっかけのひとつなんである。)

ホルモン療法でひっぱったところで、いずれ切らねばならんことはいっしょだし。

去年、抗がん剤をつかわずホルモン療法だけだった期間に、それだけでもよく効いていたらしいから、できたらその効果のほども、もういちどみたかったのだけどね。

そしたら、切り方(傷のざっくりさかげんとか、皮膚ののこるかんじとか・・・)がかわってくるかなーと、ばくち気分でいたのだったが。
確実でもないのに、賭け続けるのも、甘えているのかなあとおもいまして。

また、とりあえずカタをつけて、はやくいろいろなものに復帰したい気持ちも周期的にやってくるのだ。

来月の盆明けに入院してきます。
今度こそほんとうにやる予定っすよ。
おおかみ少年とよばれてしまいそうですね。やれやれやれ。

それぞれ、とくべつななにかをしているわけでもないのに、移動してばかりの、おちつかないような、うだる暑さの一日。
世界とじぶんとのあいだに、まくがいちまい、かぶさっているような。暑い暑い。

なのに、ビールの小瓶ひとつものみきれず。軟弱さ続行中。
もう一晩ねたら、ちょっとはしゃきっとしてくるかとおもいます。

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つぶつぶの

きょうもずるずる発熱中。
週末も、きょうも、予定はそのままながれながれて。

そういえば、中国地方も梅雨明けしたようですね。
いちにち、よいお天気。
このまま灼熱の日々に突入か?

夜、近所のステキ女子がとうもろこしと、ももをとどけてくれる。
貴重な食料である。
こまごまつくる根性がないので、とうもろこしを、そのまま蒸してみた。

あま~。
夏のあじがする。
つぶぞろいで、つやつや。
ひげもちからづよかった。わしわしと、むしった。

そういえば、いつのまにか、鼻もとおっていて、たべものの味も、違和感なくかんじることができるようになっている。
さっき検温したら、平熱にもどっていました。

あしたこそは、病院にいかなくては~。

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のどとはな

ひさしぶりに職場につづけていったせいで、ばてたかなあ、と思っていた金曜日。

寝て、起きてみて、風邪ひきであることにようやく気付きました。
この二日間は、あたまを冷やしながら、ぐうぐう眠ってすごしています。

いくらでも眠れる。
起きるたびにすっきりしてきます。

おやすみなさい。

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とろぴかる

きょうも、とりあえず朝から職場をのぞいてみた。

きのう、たったあれだけのことで筋肉痛になったのが情けなかったのだが。そのおかげで膝関節のかくかくを、意識することなく、すっきりと眠れたのだ。
途中、のぼせで起きることもなく。

それに気をよくして調子にのっていってみた。

そもそも、いまの状況や体調では、たいがいの人はふつうにしごとにいってるものだと思われるし。
手術あけをめどにと、いままでかんがえていたけれど、復帰ははやいにこしたことがないなあ、とも思う。精神的に。
つい、ずるずるしちゃったのだけど。

先日の受診後、つぎの受診予約は注射予定の来月中旬となっている。
そして、そのときに手術の予定でも決めようかなーなんて、のんびり考えていた。

(ほかにも理由はあったのだけど。
去年の夏の段階で、ホルモンの注射がよく効いていたらしいので、抗がん剤を終えたあと、注射だけの期間をつくって、ようすをみてみたい、とも思っていたのだ。そこまで劇的なものは期待できないらしいけれど、このへんもドクターによって意見がちがうから。)

来月の受診よりまえに、一回面接をして、手術を前倒しできるかどうか聞いたほうがいいのか…とも考える。
なんでこんなにふらふらと一定していないのだろうか。

切るのをずるずるさきのばしにしたい気持ちと、さっさとすべて終えてしまいたい気持ち(実質的にはむつかしくてもさー)の両方のあいだを、いったりきたりしているからなのだろうなあ。
困っちゃうわん。

そんなきぶんを反映したかのような、晴れたり曇ったり降ったり、どっちつかずのお天気。

夜に、もらいものの台湾マンゴーを、三枚おろしにして、もりもり食べる。
湿気と高温の似合う味がしました。
味やかおりはともかく、みためはかぼちゃに似ている…、とおもうあたりが、くだものおんち。

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あしのつめ

きょうは、一日フルタイムで職場にいってみた。

ほかのみなさんとおなじだけの成果がえられるわけではないけれど。
社会参加ぽくて、精神的には、それなりにみたされる気がする。
こんなこともあんなこともできない、というふがいなさをふくめてみても、それでもなお。

こんな一日のすごしかたを、ずいぶんやっていなかったので、夕方には筋肉痛になっているんである。
軟弱すぎるよ。

夕方からは、ばたばたとお茶にむかう。
きょうから、お盆をつかわなかったり、水差しを抱えてもっていってみたり、柄杓のあつかいがくみこまれていたり、あたらしい単元にはいっている。

先週のこともさっぱりわすれているのに・・・。

なんでとったりおいたりするたびごとに、柄杓のあつかいかたがかわるのかが、わからない。
けれどその反面、いちいちの所作をかえることで、リズムがあったり、見ているお客さんが退屈しなかったり、きっといいこともいろいろあるんだろう、とじぶんを納得させることにする。

じかんがなくて、お菓子をたべることもなく、お稽古を終えてしまったので、懐紙につつんでもらって、もってかえった。
あわいあわいむらさきのグラデーションのかかった、ぽってりしたかたち。
「なす?」という意見もでたが、先生によると「桔梗」らしい・・・

な、なるほど。でもなすび型ですよ。


帰宅後、シャワーをあびたのちに、ペディキュアをぬりなおそうとして、発見した。
足のつめが、変形している~。うねうねと、根元がへこんでいるのです。
こころもち、変色もしている・・・。

点滴によって、いろいろ、副作用っぽいものがでたけれど、つめの変形はまぬがれたわ♪とおもっていた。
ついさっきまで。
しらなかったよー。

いままで、きづいてなかったっていうのがすごいよな、とわれながら、たのもしくおもう。

そのぶん、体じゅうのありとあらゆるところの毛がはえてきたから、相殺ということにしようか。

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しゃかいてき

ひさしぶりに職場をのぞいてみた。

たなばたさまの、笹の香りがして、異空間。
ほかのスタッフに聞いてみても、そんなのにおう~?といわれてしまうけれど。
お香みたいに、すっきりと、香ってきます。

あたらしい患者さんがこられるようになってたり、患者さんの容態がすこしかわってきていたり、ちょっとずつ、変化がある。
夏休みあけのようなかんじで、ブランクがながくなると、やっぱりひさしぶりの登校日は、ぎこちない。
なにをしていいのか、わからないし。きれいさっぱり、ええもう、なにもかも、わすれている。

でも、そこにいってるあいだは、ひざのかくかくするのは意識しないでいられるし、社会生活っぽくて、精神面でもありがたいのです。

ホットフラッシュもときどき、だあっとやってくるけれど、もともとが、夏は暑い職場だったので。
いままでも、こんなかんじやったやん?っておもうことができる。汗だくも、またそれはそれで、風物詩だ。

きのうの受診について、ちょろりとしゃべると、手術、のばしのばしにしないで、はやめにしたほうがいいんじゃないの?と提言をうける。
やんわりと。すっきりと。ひとによってはびしびしと。

そうかー。また、まよいどころだ。
この迷走は、いつになったらやむんだか。性分だから、一生しょうがないのか。
やれやれですなあ。

むしむしと、まるで梅雨あけのような、夏らしい一日。